美術館に行ってミッフィーに会ってきた!新潟市美術館
GW中で月曜日でも開いていました!
午前中はG7ボランティアの準備で先日に引き続きお勉強した後、
その話はこちら:G7のお勉強から脱線💦マツヤはロシアチョコレートの専門店🪆
午後から新潟市の民謡連盟さんにCDを買いに行ってきました。
今週の日曜日は東京の表参道ネスパスで佐渡おけさの体験会があります。
ここでCDが欲しいとおっしゃる方が結構いて、
前回購入した分がすでになくなり、その補填で新たに購入しに来たのです。
その帰り、新潟市美術館に寄ってきました。
月曜日なのでいつもは定休日なのですが、
今日はGWの最中ということで開館していてラッキーでした。
新潟市美術館は近代建築の巨匠、前川國男氏が設計した素敵な建物の美術館。
来るたびにどこかに似てる…と思ったら東京都美術館だったことに気づいた美術館です。
その話はこちら:やっぱり!新潟と東京の共通点は近代建築の巨匠、前川國男!
現在は4月8日から5月28日まで
『「美術館に行こう!」ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方』展が開催中です。
新潟市美術館はこちら:http://www.ncam.jp
子供も楽しめ、大人もミッフィー以外のブルーナ一面が知れるいいチャンス!
ディック・ブルーナ(1927-2017年)は、オランダ・ユトレヒト生まれ。
誰もが知っているあのミッフィーの生みの親ですが、
ミッフィー誕生以前のモダンアートへの興味や研究、
そしてグラフィックデザイナーとしての多くのデザインについては今回初めて知りました。
今回のこの展示会はそのタイトルからもわかるように、
日頃美術館に馴染みのない子供達に足を運んでもらい、
素直に作品と向き合ってアートを身近に感じて欲しい、というのがコンセプトです。
ブルーナの絵本に「うさこちゃん びじゅつかんへいく」という作品があり、
ブルーナが影響を受けたモダンアートが登場して、
それをミッフィーが楽しいながら理解していく過程が描かれた絵本です。
今回の展示もその世界観で溢れていて、
あらゆるところに子供を楽しませる仕掛けがいっぱいでした。
かといって全部が子供向けの可愛い世界かというとそうではなくて、
ブルーナの見たことのないペーパーバックのデザインや、
絵ではなく写真を使った作品なども多数展示されています。
ブルーナは20年間で約2000冊のペーパーバックの制作をしたのだそうです。
それで培ったスキルがミッフィーの世界にも遺憾なく発揮されているのがわかります。
ブルーナはマティスの影響を受けたとは!
この展覧会、なんとスタートは2005年だったのだとか。
毎年全国の美術館を巡回し、30以上の美術館が
それぞれの特徴を活かした「美術館に行こう!」展を開催してきたのだそうです。
ディック・ブルーナの言葉
「17~18歳の頃、ロンドンやパリの美術館を、はしから見て歩き ました。
特にパリでピカソやマティス、レジェなどのすばらしい作品を見るうちに、
ものすごい衝撃を受けたのです。
中でも マティスの絵は強烈でした。
それはシンプルな絵なのです。
けれど、ダイレクトに心を打つのです。
そして、思いました。
絶対に絶対に描きすぎてはいけない、複雑にしすぎてはいけな い。
そして、僕のつくるものはシンプルでいて、
見る人にイマジネーションを働かせるものでなくてはならない、と
ディック・ブルーナ「ディック・ブルーナのすべて」改訂版 (p27.2018年、講談社発行)より
なるほどー!
マティスのファンだったのですね。
モチーフは違えど何か惹かれるものを感じるのはその共通点だったのです。
今週、東京でマティスの展覧会に行く予定なのでとても楽しみです。
マティス展はこちら:https://matisse2023.exhibit.jp
充実のグッズコーナー!337点入ったシールが可愛い!
ミュージアムショップのミッフィーグッズも充実しています。
何がなんでもミッフィーファンというわけではないのに、
可愛くて欲しくなるものばかりです。
この立体箸置きとか危うく買いそうになりました。
もう物は要らない、と思っているので我慢我慢。
その代わり、絵葉書を数枚。
こちらは看護師さんの絵はがき。
丑年だけに丑に弱い。
そして今日の1番のお気に入りはこちらのシール。
全部で337点も入っていて、そのどれもが可愛いです。
動物だったり、
コメントが書けたり、
横長だったり、
すでにメッセージが入っていたり。
こちらにも看護師さんが入っています。
というわけで、月曜日でも開いていた新潟市美術館、楽しみました!
まとめ
新潟市の民謡連盟さんにCDを買いに行った帰りに、
新潟市美術館で開催中の「美術館に行こう!ディック・ブルーナに学ぶモダン・アートの楽しみ方」展に。
子供を惹きつける工夫がいっぱいあり、
大人もディック・ブルーナの知らない一面を数多く見ることができて楽しめます。
ミュージアムショップの充実のグッズも魅力です。