高校生がキュレーター⁈「かわいい美術」@小林古径美術館

小林古径記念美術館

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高校生がキュレーター⁈「かわいい美術」@小林古径美術館

妙高帰りに高田城址公園へ!

上越

初めてのスノーシューを楽しんだ妙高。

翌日は信じられないほどの晴天でした。

真っ直ぐ帰るには勿体無い!

ということで今まで近くを通りながら寄ることができなかった高田城址公園に行ってみました。

高田城址公園とは?

高田城址公園

高田城址公園は、徳川家康の六男、松平忠輝公の居城として築城された高田城の跡に造られた公園です。

公園全体が新潟県の史跡に指定されていて、

園内には復元された高田城三重櫓や高田図書館、陸上競技場、野球場などの施設や、

外堀をめぐる遊歩道などがあり、市民の散策や憩いの場となっています。

桜がすごいらしい!

高田城址公園

この公園に行ってみたかったのは、ここの桜まつりがすごいと聞いていたからです。

この日はまだ桜には早かったのですが、桜の時期の下見になれば、と思いました。

高田城址公園の桜は、旧陸軍第十三師団の入城を記念して明治42年(1909年)に在郷軍人会によって2,200本の桜が植えられたのが始まりなんだそう。

現在、公園やその周辺には約4,000本の桜があるといわれています。

高田城址公園

夜になると三重櫓と桜がぼんぼりの明かりに映え、

お堀の水面にうつる様は日本三大夜桜の一つにも数えられているそうです。

今年の観桜会は3月29日から4月12日だそうです。

夜桜、見てみたいです!

観桜会はこちら:https://joetsukankonavi.jp/kanoukai/

小林古径記念美術館へ

高田城址公園

公園内の第一駐車場に車を停めて公園を歩いてみました。

西堀に沿って歩くと右手に旧陸軍第十三師団の跡地があり、

高田城址公園

その先に小林古径記念美術館がありました。

小林古径記念美術館

小林古径、その名前は知っていますが、人物、作品などよく知らないので、

せっかくなので入ってみることにしました。

「かわいい美術」という企画展も開催中でした。

小林古径記念美術館はこちら:https://www.city.joetsu.niigata.jp/site/kokei/

小林古径とは?

小林古径記念美術館

小林古径は明治16年(1883)生まれの、ここ上越市出身の日本画家で本名を茂といいます。

父親は株(みき)という名の元高田藩士で、明治維新後は新潟県の役人をしていたそうです。

一家は茂が3歳の時に父の転勤で新潟市へ転居。

小林古径記念美術館

両親、兄、妹、祖母の6人家族でその後も転々としたそうですが、

悲しいことに次々と家族を失い、茂が13歳の時には妹と二人きりになってしまったのだとか。

その一方で12歳から日本画を学び、画家を目指したのだそうです。

16歳で上京、日本画家の梶田半古に入門、古径という雅号をもらいます。

小林古径記念美術館

画塾でどんどん頭角をあらわし、展覧会でも実力が認められていきます。

39歳の時にはヨーロッパで洋画も学び、47歳で東京芸大の教授に。

74歳でこの世を去るまで日本美術の中心で活躍されたのだそうです。

芸大のサイトにも古径のことが記載されています:https://artplaza.geidai.ac.jp/column/13268/

「かわいい美術」展は高校生がキュレーター!

小林古径記念美術館

今回のこの企画展は10人の高校生がキュレーターとして企画、準備してきたのだそうです。

展示にも若い感性とアイデアがいっぱいです。

小林古径記念美術館

もともと「かわいい」とは「不憫」とか「気の毒」という意味を持っていた言葉なのだそう。

小林古径記念美術館

それが時代とともに「愛らしい」の意味に変わったのだそうです。

小林古径記念美術館

高校生たちが選んだかわいいの数々。

小林古径記念美術館

かわいいって感覚は一緒だな、と思うものも、

へー、こういうのもかわいいって思うんだ、と驚くものもあって楽しめました。

小林古径記念美術館

敷地一体が美術館!憩いの空間!

小林古径記念美術館

小林古径記念美術館は展示室以外にも

小林古径記念美術館

小林古径邸や画室なども公開されていて

小林古径記念美術館

お庭をぐるっと歩きながら回れるようになっています。

小林古径記念美術館

のんびりとした空間の中、畳の上から庭を眺めるのも、

小林古径記念美術館

画室での創作活動を想像するのも楽しい癒しの時間でした。

小林古径記念美術館

隣には上越市立歴史博物館も!5館共通チケットがお得!

小林古径記念美術館

小林古径記念美術館の前には、上越市立歴史博物館も隣接しています。

小林古径記念美術館

この両施設のどちらも行くなら、5館共通入管権がお得です。

小林古径記念美術館

5館とは

高田城三重櫓

上越市立歴史博物館

小林古径記念美術館

日本スキー発祥記念館

坂口記念館の5館です。

この5館に全部行かなくても、博物館と美術館2つ行くだけでもお得になります。

私はこの2つと三重櫓にも行ったのでさらにお得でした。

行けなかったスキー記念館と坂口記念館も面白そうで、いつか行きたいと思いました。

坂口記念館って何だろうって思いましたが、

応用微生物学の世界的権威で「酒博士」として知られる

坂口謹一郎博士の業績紹介と酒造りの文化を紹介する施設なんだそうです。

利き酒もできたり、興味深いお料理もあって、とても面白そうです。

この共通チケットの有効期限も1ヶ月なのに今気づきました。

もし観桜会に行くのだとしたら、まだこのチケット使えそうですね。

まとめ

妙高で最高のスノーシューを楽しんだ翌日、

晴天の中を真っ直ぐ帰るのが残念で、高田城址公園に寄ってみました。

観桜会で有名なこの公園、下見をしておきたかったのです。

歩いてみると、美術館があったり博物館があったり。

他にも近隣に面白そうな施設があることもわかり、

ますます観桜会と合わせて来てみたいと思いました。 

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