新発田のオイスターバーに参加してみた!
月岡温泉共同浴場・美人の泉で見つけたポスター
娘と月岡温泉に泊まった時のお風呂のお湯質が忘れられず、共同浴場に行ってみました。
その様子はこちら:美肌の湯!月岡温泉共同浴場「美人の泉」へ
前回と同じ効果を期待して、ゆっくり湯船に浸かりました。
効果はすぐにはわからないので期待して待つことにします。
入浴後、受付でノンアルコールビールを飲んでいたベンチのところに、オイスターバーのポスターが貼ってありました。
SHIBATA OYSTER BARとは?
チラシによると、新発田のオイスターバーとは、
赤穂の新鮮な牡蠣を取り寄せ、新発田の料理人たちが腕を振るう人気のイベントだそうです。
忠臣蔵で結ばれた赤穂と新発田が牡蠣を通してタッグを組み、今回で9回目を迎えるとか。
開催期間は1月20日から2月28日まで、26店舗が参加しての開催だそう。
期間中に参加店で牡蠣メニューを食べると会計時に応募シールがもらえます。
3店舗コースと5店舗コースがあって、
異なるお店3店舗のシールを集めると、参加店で使える飲食チケット3,000円分が抽選で20名に、
異なるお店5店舗のシールを集めると、殻付き、生食用の赤穂の牡蠣2キロが抽選で5名に当たるそうです。
もう過ぎてしまいましたが、2月11日は「柴田は牡蠣の日」で、
2月10日から13日の間、参加各店で特典や特別サービスがあったそうです。
次に新発田にいつ来るかわからないので、3店舗、5店舗は無理ですが、
赤穂の牡蠣は食べてみたいので、温泉帰りにどこか寄れるお店はないかなー、と探してみました。
新発田オイスターバーはこちら:https://www.shibata-oysterbar.com
忠臣蔵で結ばれた新発田と赤穂
赤穂といえば兵庫県、瀬戸内海に面して牡蠣の養殖が盛んな町です。
赤穂や近隣の町では冬になると牡蠣祭りが開かれ、安価で大量の牡蠣を食べることができます。
神戸に住んでいた頃、この季節になると牡蠣祭りがとても楽しみでした。
今年はコロナ禍で中止になっているようですが、白ワインを片手に外で焼いて食べる焼きがき、最高です。
その赤穂と新発田の縁は、忠臣蔵です。
忠臣蔵の赤穂浪士・堀部安兵衛の出身が新発田なのです。
堀部安兵衛の父親は新発田城の辰巳櫓の管理責任者で、この櫓の焼失の責任をとって浪人となったそうです。
その後、安兵衛は家名再興のために江戸に出て、高田馬場の敵討ちで名を遂げました。
新発田城から車で5分くらいのところに、新発田藩の下屋敷で美しい庭園である「清水園」という国指定の名勝があるのですが、
その敷地内に堀部安兵衛伝承館としてさまざまな資料が展示されています。
…ということを新発田城に行った時に学びました。
新発田城はこちら:新潟良いとこ何度もおいで♫ 観光編3・新発田(しばた)城
忠臣蔵は子供の頃から身近な存在
私にとって忠臣蔵は小さい頃からとても身近な存在です。
幼稚園から就職1年目まで住んでいた港区の高輪には、赤穂浪士四十七士のお墓がある泉岳寺があります。
討ち入りのあった12月14日には毎年お祭りがあって、たくさんの人が訪れ、お線香を一本一本四十七士のお墓に備えてお参りします。
住んでいた家が泉岳寺の敷地のすぐ裏だったので、家までお線香の匂いが流れてくるほどでした。
屋台や出店もたくさん出て、小学校、中学校と友達と一緒に、または家族と一緒にこのお祭りに行くのが楽しみでした。
泉岳寺のお祭りといえば思い出すのは、私の弟のいった言葉です。
私が小さい頃は、傷痍軍人と言って、戦争で傷を負った兵隊さんがそういったお祭りで空き缶を置いて寄付を募る光景がまだ見られました。
その兵隊さんを見て、私の2歳年下の弟が「四十七士の生き残りの人?」と言ったのです。
あとは小学生高学年の頃、当時編み物が流行っていて、寒いお祭りに自分で編んだ手袋やマフラーをして行ったこと。
毛糸の色や手触りまで思い出すから不思議です。
神戸にいた時には、同じ12月14日に開かれる赤穂の忠臣蔵まつりにも行きました。
なので忠臣蔵と聞くとなんか無視できないつながりを感じています。
それもあって、今回のオイスターバーも行ってみたいと思ったのかもしれません。
オイスターバーには 26店舗が参加
調べてみたら参加店はイタリアン、中華、和食、などなど様々なお店が参加していました。
本当は牡蠣のアヒージョとかで白ワイン、
牡蠣のちぢみで生ビール、とか行きたいところです。
他にも月岡ブルワーリーで牡蠣のアヒージョ、
TAICOやさんというイタリアンで牡蠣のスパゲティ、
清水園内の米蔵ココロというレストランで、牡蠣のビビンバ、などなど魅力的なメニューがたくさんありますが、
帰りは新発田から車で新潟まで帰るので、お酒が飲みたくなるメニューは諦めます。
となると、普段私がおつまみにならないからあまり食べない、といっているラーメンが候補に。
いくつかあるラーメンの中から野菜の多そうなメニューを発見、麺食堂・まる七さんに行ってみることにします。
麺食堂・まる七さんの赤穂牡蠣のあんかけラーメン!
まる七さんにつきました。
早速こちらの赤穂牡蠣のあんかけラーメンを注文します。
来ました!
飽きのこないさっぱり塩味の野菜あんかけラーメンです。
その中に素揚げされた牡蠣が6、7個入っています。
一度揚げてあるので、牡蠣の旨味が濃縮され牡蠣の風味が際立っていました。
塩味の野菜あんかけと濃厚な牡蠣の対照的な組み合わせがとてもいいです。
野菜がたっぷりなのも嬉しい。
とても美味しくいただきました!ご馳走様でした!
まとめ
月岡温泉の共同浴場・美人の泉で見つけた新発田のオイスターバーのポスター。
そもそも牡蠣好き、しかも新発田と赤穂の忠臣蔵で結ばれた、とくれば興味津々、行ってみることにしました。
お酒が飲みたくなるメニューは諦めて、ラーメン店へ。
野菜たっぷりの塩味のあんかけに、濃厚な旨味が凝縮した牡蠣の組み合わせがとても美味しい!
2月28日まで他のお店にも行ってみたいと思いました。