バンクーバー美術館!日本人デザイナーの素敵なドレスに遭遇!
イラン生まれ、バンクーバー在住のアーティスト!
キャピラノ吊り橋で一日遊んだ翌日。
私の滞在中にしては珍しく小雨の中、バンクーバー美術館に行って来ました。
バンクーバー美術館の入り口にある先住民族アーティストによる歓迎メッセージに
バンクーバーの先住民族の歴史や政策を学ぶきっかけをもらいました。
その話はこちら:バンクーバー美術館!ファーストネーションによる歓迎メッセージ!
なかなか理解するのに深くて難しいですが、カナダの先住民の歴史と政策を学ぶきっかけになりました。
この入り口を進んでいくと受付があり入場券を買うことができます。
バンクーバー・アート・ギャラリーはこちら:https://www.vanartgallery.bc.ca
この日は3つの展覧会が開催されていました。
1階のギャラリーで開催されていたのは、
イラン生まれでバンクーバー在住のアーティスト、
パルヴィズ・タナヴォリのカナダ初の大規模な作品展です。
私は初めてのアーティストでしたが、すでに国際的に著名なアーティストだそうで、
イランにアトリエを構えながら、30年以上バンクーバーに在住しているそうです。
この展覧会では、彼の60年にわたるキャリアを代表する100点以上の主要作品が一堂に会し、
彫刻、絵画、版画、ミクストメディアのアッサンブラージュなど多岐にわたる作品が展示されていました。
タナヴォリは、現代イランを代表するアーティストの一人で、
1960年代初頭にイランで生まれたサッカカーナ派に属し、
自国の歴史、文化、伝統から多大な影響を受けているそうです。
パルヴィズ・タナヴォリのHPはこちら:https://www.tanavoli.com
日本人デザイナーがたくさん!2階の「ファッション・フィクション」展へ!
建物の中央にある素敵な階段を登っていくと
2階ではファッション・フィクション展が開催されていました。
見ているだけでウキウキするようなファッションの世界。
その中で日本人デザイナーの作品が多く紹介されていてとても嬉しくなりました。
ジュンヤ・ワタナベ
こちらはコムデギャルソンのジュンヤ・ワタナベの作品です。
渡辺淳弥は、1984年に東京の文化服装学院を卒業した直後、
コム デ ギャルソンの創設者でデザイナーの川久保玲に出会っています。
1990年代初頭、コム デ ギャルソン傘下で自身の名前でデザインを始め、
東京の両国駅で最初のコレクションをデビューさせました。
ワタナベは自身の仕事を表現するのに、
しばしば日本語の “ものづくり “という言葉を使うのだそう。
三宅一生
そしてこちらはイッセイ・ミヤケの作品。
20世紀後半に登場した最も影響力のあるデザイナーの一人です。
日本文化の伝統と技術革新の相互作用に根ざしたデザインへの
分野を超えたアプローチを取り入れています。
このラインのコンセプトの基礎を確立するため、
三宅のラボはコンピューター科学者と協力し、
一枚の布から複雑な立体形状を作り出したのだそう。
川久保怜
そしてこちらはコム・デ・ギャルソンの川久保怜。
40年以上にわたってファッションカルチャーの中心にあり、
頭脳的でコンセプチュアル、そして極端な形のデザインを紹介してきました。
コム・デ・ギャルソンの各コレクションは、
見慣れたものを奇妙に、時には不安にさせるドラマチックに再構成されたシルエットで、
驚異的で幻想的な世界を鮮やかに描き出すことで知られています。
Jun Takahashi
そして今回、私が一番好きだったのがこちら。
UNDERCOVERというブランドのJun Takahashiというデザイナーの作品。
2017年のパリファッションウィークで発表された2017の秋冬コレクションから
3点展示されていて、どれもとても可愛いのですが、
特に好きだったのがこちらです。
色といい、形といい、素材といい、本当に可愛い。
UNDERCOVERのHPはこちら:https://undercoverism.com
他にも心ときめくファッションがいっぱい!
これら日本人デザイナーの作品の他にも
本当にたくさんの素敵な作品が展示されています。
見ているだけで気持ちが明るくなるファッションの世界。
本当に楽しむことができました。
まとめ
バンクーバー美術館での展覧会を楽しみました。
1階のギャラリーではイラン生まれでバンクーバー在住のアーティスト、
パルヴィズ・タナヴォリのカナダ初の大作品展を、
2階のギャラリーでは心ときめくファッションの世界を満喫しました。
特にファッション展では日本人デザイナーが多く紹介されていて、
中でもUNDERCOVERのJun Takanashiの作品に魅了されました。
デザインも素材も色も、本当に素敵です。