新発田で進行中の壮大なプロジェクト!「蔵春閣」移築!

蔵春閣移築

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新発田で進行中の壮大なプロジェクト!「蔵春閣」移築!

所用で行った新発田で教えてもらった壮大なプロジェクト!

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所用で新発田(しばた)に行ってきました。

新発田は新潟市中心部から車で約45分。

とても素敵な城下町です。

いろいろな出会いと学びのあった、蕗谷虹児記念館も新発田市にあります。

蕗谷虹児記念館はこちら:はり絵画家 内田正泰さんの素敵な世界!

その新発田でまた新たなことを教えてもらいました。

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今、「蔵春閣(ぞうしゅんかく)」という明治時代に東京の向島に建築された迎賓館を、ここ新発田に移築するプロジェクトが進んでいるというのです。

蔵春閣のこと自体知るのが初めてだったので、だったらぜひ帰りに現地を見ていってください、と勧められました。

現地を歩きながら、その発想と規模の大きさを知ってびっくり。

これはもっともっと多くの人に知ってほしいと思った次第です。

蔵春閣とは

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蔵春閣は、明治時代に東京・向島の隅田川のほとりに建築され、私邸でありながら孫文や渋沢栄一など国内外の要人が訪れた建物だそうです。

建築主はここ新発田出身の大倉喜八郎。

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大倉喜八郎は鹿鳴館、帝国ホテル、帝国劇場などさまざまな施設を設立、サッポロビール、大成建設など200以上の会社を立ち上げ、また現在の東京経済大学の前身になる学校を作った人でもあります。

帝国ホテルの初代会長は渋沢栄一、二代目会長が大倉喜八郎です。

私は帝国ホテル出身者ながら大倉喜八郎より渋沢栄一のことしか知らないことを申し訳なく思いました。

そういえば入社直後、お二人の銅像を見せていただいたような…。

なので大倉喜八郎さんのことはこれから勉強します!

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蔵春閣が建てられたのは明治45年(1912)。

かつて皇居にあった明治宮殿の建築様式を引き継いで造られたそうで、まるで美術館のような迎賓館だったそうです。

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例えば1階に2室ある食堂。

海外からのお客様もお招きするので椅子とテーブルを配置した洋式のスタイルを取り入れているそうですが、その床は寄木造り。

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装飾はすべて日本風で、極彩色の鳳凰を描いた格式の高い格天井(ごうてんじょう)、高野山や徳川家伝来の欄間(らんま)などで飾られ、狩野探幽が描いたとされる襖絵もあるとか。

2階は三十三畳の大広間。

それに面して大理石モザイクを敷き詰めた広い廊下があり、食事後に芸妓の舞を見たり、隅田川を眺めながらお茶やタバコを楽しんだりようになっているそうです。

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建築方法も特別仕様なのだとか。

設計に1年、施工に4年。

「木曽本木」と呼ばれるヒノキなど選びぬかれた木材を用い、当時としては画期的なボルト締めなどを駆使。

堅牢に建てられ、その強さは、関東大震災時にも被害がありませんでした。

逆に、救護所として被災者を受け入れたそうです。

平成24年に解体!移築さきが新発田市に決定!

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建築から100年を経た平成24年(2012)、移築を前提に蔵春閣は解体されて大倉文化財団に託されます。

大倉文化財団とは大正6年に喜八郎が設立した美術館・大倉集古館を運営する公益財団法人。

移築について、喜八郎ゆかりの大学やホテルが手を挙げたそうですが、財団は新発田市に決定。

そのプロジェクトが今、着々と進んでいる!ということを教えてもらったのです。

一体どのような姿の建物がここに現れるのか、楽しみでたまりません。

大倉喜八郎は日本の200社を立ち上げた実業家

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大倉喜八郎は天保8年(1837)に新発田藩の商家の三男として生まれました。

18歳で江戸に出て、鰹節店に丁稚奉公します。

そこで貯めた資金を元手に安政4年(1857)乾物屋を創業。

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慶応2年(1866)には乾物屋を廃業して翌年には鉄砲店を開業します。

その後も持ち前の先見性と大胆な決断力で、建設・化学・製鉄・繊維・食品など様々な分野で次々と会社を興しました。

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渋沢栄一とは同じ時代を駆け抜けた盟友。

ともに東京商法会議所(現・東京商工会議所)の発起人を務めたほか、協力して帝国ホテルや東京ガスの設立にも尽力しています。

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JR柴田駅前の東公園というところに喜八郎の銅像があるそうです。

この銅像、元々は全身像だったのが、第二次世界大戦中の金属供出のため胸から下を失い、戦後、鏡像として改めて建立されたそうです。

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また喜八郎は郷里の新発田に農業以外の産業が育たないことを憂え、私財を投じて大倉製糸工場を設立したそうです。

最盛期には666人の女性が働いたとか。

その跡地には現在、新潟県立新発田病院が立っています。

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まとめ

蔵春閣移築

所用で行った新発田で、現在進行中の壮大なプロジェクトのことを教えてもらいました。

平成24年に東京・向島の隅田川のほとりで解体された和風迎賓館・蔵春閣がここ新発田に移築されるというのです。

改めて調べてみたらその豪華さと言ったら建物そのものが美術品のようです。

ここにどんな姿を見せるのか、楽しみすぎて新発田から目が離せません!

大倉喜八郎についてももっと勉強しようと思った次第です。

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