新潟で凱旋高座!立川らく萬さんの二ツ目昇進披露落語会へ!
1月の東京に続き、地元新潟でのお披露目会!
ただいま、新潟は桜が満開。
やすらぎ堤も
その様子はこちら:この週末が見頃!やすらぎ堤の開花状況(3月31日・新潟市)!
白山公園空中庭園も
この様子はこちら:新潟市の開花状況・第2弾!4月1日の白山公園空中庭園!
この週末は最高のお花見びよりとなりそうです。
そんな中、新潟市西区出身の落語家・立川らく萬さんの落語会に行って来ました。
立川らく萬さんは、去年、東京のネスパスで開催した佐渡おけさの体験会に来てくださり、
それ以来応援させていただいています。
この1月に二つ目に昇進され、その披露落語会が1月末に東京の下北沢でありました。
佐渡おけさも一緒に踊った友人と一緒に伺い、聞かせていただきました。
その話はこちら:新潟市出身の立川らく萬さん!二つ目昇進披露落語会へ!
そして今回はこの地元新潟で昇進記念の凱旋披露会が開かれたのです。
桜は満開!天気は快晴!最高の日にお披露目会!
今回のお披露目会は新潟市の県民会館の小ホールで開催されました。
県民会館は白山公園空中庭園と同じ敷地内にある文化施設です。
いつも有名なアーティストの公演がある、新潟市を代表するコンサートホールです。
その小ホールで今回のお披露目会が開催されました。
こちらがお題目です。
子ほめ
まずは二つ目に同時昇進をされた立川志らぴーさんの「子ほめ」
タダ酒を飲むために人の褒め方を教えてもらうお話です。
とてもわかりやすいお話なのですが、
お恥ずかしながら途中出てくる言葉の意味がわかりませんでした。
「①栴檀(そうだん)は双葉より芳し ②蛇は寸にしてその気を呑む」は
①「大成する人は、子供の頃から並外れて優れている」
②「才がある者は幼少時にその片鱗を示す」という意味なんだそう。
勉強になりますね。
志らぴーさんも1月の時に聞かせていただきましたが、
随分とお上手になったように思いました。
棒鱈
こちらはらく萬さんの一席目でのお話です。
熊さんと酒を飲みに行った寅さんが酒席で隣の部屋に居合わせた田舎侍と喧嘩をしてしまいます。
棒鱈とは鱈の乾燥した保存食品の意味以外に、
酔っ払い、役立たず、あほんだらなどの裏の意味があるんだそう。
田舎侍扱いされている男の言葉から、薩摩の侍のようで、
鹿児島弁を落語で聞くのがとても新鮮に感じました。
赤ベロベロの醤油漬け、エボエボ坊主の酸っぱ漬け、などの表現や、
田舎言葉丸出しで歌う歌も面白かったです。
らく萬さんも1月よりとてもお上手になった気がしました。
素人の私に言われても嬉しくないとは思いますが。
壺算
中入り後に再びらく萬さんが登場し、2席目をご披露しました。
ねぎり上手の兄貴分と水瓶を買いに行くお話です。
古典落語は当時の時代背景がわかって面白いですね。
水瓶を買いに行く、なんてことは考えたこともありませんでしたが、
当時はそうして水を貯めて使っていたのですね。
ねぎり上手の兄貴分がこの水瓶を値びく話なのですが、
ぽんぽんと調子よくお話が進んで、
私もどう計算していいかわからなくなってしまいました笑
親子酒
最後は師匠の志らくさんのお話でした。
さすがですね、まくらの部分からもう一気に会場のお客さんの心を掴んでいらっしゃいました。
話の幅が広いというか、話題が豊富というか、
ついつい引き込まれてしまいます。
私はテレビはほとんどNHKしか見ないので、
志らくさんの出ている番組は見ていないのですが、
1月、そして今回で大ファンになってしまいました。
親子酒は名前からわかるようにお酒の話ですが、
わー、帰ったら日本酒飲みたい!と思ったくらい、お酒の描写がお上手で楽しめました。
まとめ
1月に二つ目に昇進された立川らく萬さんの、
地元新潟での昇進披露落語会に行って来ました。
これからも定期的に新潟での高座を持たれるようで、
これからも応援したいと思っています。
らく萬さんの新潟での定期落語会「まんかい」のお問合わせはこちら:info@victory-r.com
らく萬さんの新潟・都内での出演情報はこちら:https://twitter.com/t_rakuman