新潟みやげに地酒ワンカップ10個買い!
GW・上京中に中学の友達と飲み会です!
月に一度の佐渡おけさ体験会のために上京しました。
その話はこちら:月に一度の上京日!初のたれカツ重弁当、買ってみた!
ここ数年開かれていなかったようですが、
私の地元・東京の港区高輪には毎年5月5日に開かれる
「清正公(せいしょうこう)大祭」というお祭りがあります。
実際にはお寺は高輪と道路を挟んだ白金台側にあるのですが、
屋台は道路を渡って高輪側の坂道にずらっと並びます。
お寺の正式名称も本当は覚林寺というのですが、
みんな清正公、清正公と呼ぶのできっと本当の名前を知らない人も多いはず。
子供の頃からこのお祭りと、12月14日の泉岳寺の義士祭はとても楽しみでした。
友達と買い食いができる滅多にないチャンスとばかり、
友達と待ち合わせて屋台を行ったり来たり。
そんな思い入れの多いお祭りなので、
大人になってからもこのお祭りに合わせてみんなで会おう、
という集まりが開かれています。
私は神戸にいたり、新潟にいたり、で参加できない方が多いのですが、
今年はちょうど上京中ということで参加することにしました。
お土産に買ったワンカップはこちら!
たくさんある新潟地酒ワンカップの中から、
今回は佐渡、村上の蔵元を中心に、他にも数点選んでみました。
金鶴
佐渡の蔵元・加藤酒造店の普通酒です。
こちらの蔵元、創業から約70年後の平成初め頃、
抜本的な酒質改善に取り組んだのだそう。
より良い酒を造るためにはより良い水が必要と考え、
良水を探し求め、平成3年、創業地から10kmほど離れた金井という地区で、
蔵の転機となる水に出会ったのだそうです。
それは後継者不在で廃業した「勇駒」という銘酒を造っていた蔵の跡地。
この水を使えば酒が必ず良くなると確信し、
平成5年にその地へ蔵を丸ごと移転したとのこと。
加藤酒造店はこちら:https://katoshuzoten.com
大洋盛
こちらは村上の蔵元・大洋酒造さんの大洋盛・金乃穂カップです。
精米歩合60%の全国でもハイレベルな普通酒なんだとか。
蔵元のHPによると、
村上は古くから酒造りが盛んな土地だったそうです。
地元の古い酒蔵が14軒合併して大洋酒造の歴史が始まったとか。
井原西鶴の「好色一代女」の中に、
村上のお大尽(お金持ち)が京都の島原で廓遊びをした際に、
京都の酒は美味しくないので村上の酒を持ち込んで飲んだ、という話があるそうです。
大洋酒造はこちら:https://www.taiyo-sake.co.jp
〆張鶴
こちらも村上の蔵元で宮尾酒造さんの〆張カップです。
創業なんと文政2年(1819)。200年を超える歴史を持つ老舗です。
村上は五百万石などの良質の酒造好適米を産出する米どころで、
宮尾酒造では敷地内の井戸水を仕込みや洗い水に使用しているのだそうです。
この地下水は酒が遡上する三面川の伏流水。
きめ細かな甘みのある軟水なんだそう。
宮尾酒造はこちら:https://www.shimeharitsuru.co.jp
真野鶴
こちらは佐渡の蔵元・尾畑酒造さんの真野鶴辛口・鶴。
真野鶴おすすめのレギュラー酒・晩酌応援の酒、スッキリ辛口、なんだそうです。
尾畑酒造は明治25年(1892)創業の老舗で、
「四宝和醸(しほうわじょう)」をモットーに酒造りをしているのだとか。
酒造りの三大要素、米、水、人に、佐渡を加えて、
4つの宝の輪をもって醸す、という意味だそう。
尾畑酒造はこちら:https://www.obata-shuzo.com/home/
北雪金星
佐渡の蔵元・北雪酒造の北雪・金星のワンカップです。
一つの蔵で複数のワンカップを出しているって珍しいです。
HPによるとこの金星は、
燗でも冷でも楽しめて、キレがよく飲み飽きしないスッキリした辛口だそう。
創業明治5年という老舗でありながら、積極的な海外展開もしている酒蔵です。
北雪純米酒
こちらは北雪純米酒のワンカップ。
北雪鬼ころし
こちらは北雪の超大辛口・鬼ころしのワンカップ。
北雪酒造はこちら:https://sake-hokusetsu.com
越後鶴亀
こちらは新潟市西蒲区にある蔵元・越後鶴亀のワンカップです。
創業は明治23年(1890)。
新潟市の中心部から車で約1時間の角田山の山麓にある酒蔵です。
角田山は新幹線からも見ることができます。
新潟駅を出発してしばらくすると右手に山が見えてきます。
2つ並んだ右側の山が角田山、左が弥彦山です。
天気がいいと角田山のさらに右手に山が見えることがあります。
佐渡の金北山です。
越後鶴亀はこちら:https://www.echigotsurukame.com
和楽五尊
こちらは長岡の小さな蔵元・池浦酒造さんの和楽五尊のワンカップです。
行きつけのお寿司屋さんの大将オススメの地酒です。
創業は天保元年(1830)の老舗。
この辺りは旧和島村といって、良寛和尚終焉の地。
良寛さまのお墓や良寛美術館などがあり、長岡といっても海に近いところにあります。
池浦酒造はこちら:https://ikeura-shuzo.com
君の井
こちらは妙高の蔵元・君の井酒造さんの君の井普通酒ワンカップ。
地元で長く愛されている定番の晩酌酒です。
火事で過去の記録が消失してしまったそうですが、
残っている中で最も古い記録が天保13年(1842)で、それを創業年としているそうです。
これだけカップが空いています。
前日に私が晩酌で頂いちゃいました!
君の井酒造はこちら:http://www.kiminoi.com
まとめ
月に一度の佐渡おけさの体験会で上京しています。
ちょうどGWと重なり、中学の同期生との集まりに参加することになりました。
新潟からのお土産、と思い、新潟地酒ワンカップを10個購入。
今回は佐渡、そして村上の蔵元を中心に、他にいくつか選びました。
みんなが新潟のお酒、そして新潟に興味を持ってくれると嬉しいです。