人間国宝・平良敏子さんの芭蕉布の世界!

芭蕉布展

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人間国宝・平良敏子さんの芭蕉布の世界!

琉球展の後、大倉集古館へ

上野の東京国立博物館で開催中の琉球展へ行ってきました。

芭蕉布展

琉球の世界を十二分に満喫した後、大倉集古館で開催中の

芭蕉布 人間国宝・平良敏子と喜如嘉の手仕事展に行ってきました。

本当は7月に上京する際に行こうと思っていたのですが、

6月7日から7月いっぱい開催のこの展覧会、

前期と後期(7月5日〜)で展示が変わるというので、

琉球展のついでに見ておこうと思ったのです。

きもの文化検定の試験に向けて勉強している際、芭蕉布はよく出てくるので

頭の中では知っているつもりになっていますが、

写真以外で実際の作品を見たことはないのでとても楽しみです。

大倉集古館はこちら:https://www.shukokan.org

芭蕉布とは

芭蕉布展

芭蕉布は、沖縄特産の糸芭蕉の繊維を織った布のことです。

昔から庶民の普段着として各家庭で盛んに織られていたそうです。

大宜味村喜如嘉(きじょか)は戦前から芭蕉布の産地として知られていましたが、

戦後の生活様式の変化により芭蕉布の文化も途絶えそうになりました。

それを平良敏子さんたちがその情熱と努力で復活させたのだそうです。

喜如嘉の芭蕉布は全て天然の素材を使い、

糸取りから仕上げまで全て一貫した共同作業で作られます。

民藝運動の主唱者・柳宗悦に

「今時こんな美しい布は めったにないのです。いつ見てもこの布ばかりは本物です」

と言わしめた手織物の数々。

その約70点を公開するこの展覧会。

芭蕉の糸が織りなす透けるような風合い、

古くから伝わる琉球藍や車輪梅の力強い色彩、

バラエティに富んだ絣柄の世界、

そして芭蕉布の手わざの魅力を十二分に満喫できる展示となっています。

伝統的、そして斬新な絣の柄の世界(フライヤーから)

小鳥と柳

芭蕉布展

ケーキ柄

芭蕉布展

紺地変わり八十八

芭蕉布展

ムディー綾 番匠崩し

芭蕉布展

黄地八十八クワーサー花合

芭蕉布展

黄地ヤシラミー碁盤

芭蕉布展

藍コーザーアササ

芭蕉布展

銭玉 番匠

芭蕉布展

素晴らしい展示でした。

7月5日から後期の展示になるそうです。

また訪れたいと思っています。

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