今年も来ました!正倉院展の宝物に心ときめく日!

正倉院展2023

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今年も来ました!正倉院展の宝物に心ときめく日!

あいにくの雨の奈良・2日目!午後3時の予約でGo!

正倉院展2023

大好きな正倉院展。

今年も楽しみにやってきました。

神戸にいた頃から娘と毎年のように来ている

我が家の恒例行事です。

あいにく今年は娘がいないので、1人での参加です。

去年一緒に来てからもう1年も経ったのかと思うと、

この1年での変化に感慨深い気持ちになります。

来初めの頃、娘がとても楽しんで鑑賞してくれて、

ママの子で良かった、と言わしめた正倉院展。

それだけ我が家にとっては大事なイベントです。

最初の頃は朝早めに来て並んでみる、ということをしていましたが、

ある頃からは夕方の黄昏チケット(だったかな)を購入して夕方に鑑賞するようになりました。

その後、いつの頃からか、コロナのせいだったのかも知れませんが、完全予約制に。

今回も月曜日の15時からの予約をして国立奈良博物館を目指しました。

正倉院展はこちら:https://shosoin-ten.jp

荷物預かりテントの隣のフードコート?のこんにゃくが美味しかった!

和栗モンブランパフェ

近鉄奈良駅の近くの果物店で和栗モンブランパフェを堪能して、

奈良町を散々探索してから博物館に向かいました。

博物館には2時半ごろは着いたのですが、まだ並ばせてもらえません。

博物館横のテントのロッカーに荷物を預けて、

その隣にあるテントのフードコートのようなところに席を取り、

ビールを飲んで待つことにしました。

フードコートは屋外お土産ブースの隣にあります。

屋外お土産ブースはこちら:https://shosoin-ten.jp/news/detail/000124.html

正倉院展2023

席を取った近くのブースでは、こんにゃくを焼いてくれるというので、

珍しいので頼んでみました。

厚手のこんにゃくを手でちぎってフライパンに投入。

フライパンには豚?の脂身が少々一緒に焼かれていて、

この油が絡まることでこんにゃくにコクが出て

想像以上に、というかこんにゃくから想像できる味を全く超えていて

とっても美味しかったです。

正倉院展2023

白味噌ダレをかけてくれて、

お好みで七味と胡麻を振っていただきます。

思いがけず面白いものを食べることができました。

今年の宝物もどれも好きなものばかり!

正倉院展2023

時間になったので多少並んで会場に入りました。

雨模様だったので傘は傘立てに。

正倉院展2023

音声ガイドも頼んでの鑑賞です。

展示の写真を撮ることはできませんが、

今年のポスターになっている製品がどれも好きなものばかりです。

平螺鈿背円鏡(へいらでんはいのえんきょう) (螺鈿飾りの鏡) 

正倉院展2023

直径39.3cm 縁厚 0.9cm 5410g の鏡です。

背面を螺鈿(らでん・貝殻片で文様を表す装飾技法) で華やかに飾った大型の鋼鏡です。

過去にも何回かみたことのある宝物ですが、

何回見てもうっとり、そして可愛らしい!

ヤコウガイと琥珀(こはく)で花文様を表し、

地の部分は細かく砕いたトルコ石を散りばめるなど、 とても華やかで豪華なつくりです。

正倉院には螺鈿飾りの鏡が北倉と南倉合わせて9面伝わるそうです。

この鏡はその中でも大型で、デザイン性も高い優品とされています。

唐 (中国) 製と推定されているそうで、各地の珍しい材を用い、

高度な技術を尽くして仕上げられた、歴史上最高峰の鏡の一つです。 

楓蘇芳染螺鈿槽琵琶(かえですおうぞめらでんのぞうのびわ)

正倉院展2023

寸法 全長97.0cm 最大幅40.5cm の美しく装飾された琵琶。

こちらも何回か過去に見たことがある宝物です。

この展示があると会場に、ボロン、ボロン、とこの琵琶か奏でる音色が流れています。

正倉院展2023

この琵琶には「東大寺」 との刻銘があり、

槽 (背面) はカエデ材を蘇芳色 (暗い紫色) に染め、

白色の貝や瑁 (たいまい)を切り抜いて嵌め込み、

宝相華や鳥、雲の文様を表して飾っています。

撥(ばち)で 弦(げん) を弾く部分には動物の皮が貼られ、

白色を塗った上 で絵画が描かれています。

図柄は、 奥行きある風景、そしてその前を通る、 白い象の上で奏楽し舞踊する胡人を表しています。

犀角杯(さいかくのつき) (サイの角のさかづき)

正倉院展2023

寸法 長径15.5cm 短径8.4cm 高5.0cm 重 76.8g

これは初めてみる宝物でした。

サイの角の内部を刳り抜いて作られたさかづきです。

茶褐色に白い斑(ふ)が混じる色調から、イ ンドイッカクサイの角を用いていると推定されています。

碧地金銀 絵箱 (へきじきんぎんえのはこ) (花鳥文様の脚付き箱) 

正倉院展2023

縦27.9cm 横17.5cm 高10.6cm

床脚(しょうきゃく)付きで、箱内に内張 (うちばり) のあるとても可愛らしい箱。

外は明るい青色)の地に金泥と銀泥で花枝をくわえた鳥や蝶を描き、

 蘇芳色 (暗い紫色) の緑に金色の小花文をあしらっています。

内張には花や鳥を織り表した錦(にしき)を用いていてなかなかおしゃれです。

華やかに装飾されたこの箱は、仏への献物 (けんもつ)を納めるべく用いられたとされています。

底裏に「千手堂」 と 墨書(ぼくしょ)があることから、

東大寺千手堂 (せんじゅどう) (現存はしません) のものであったことがわかります。

まとめ

今年もやってきました、正倉院展。

今年出品の宝物もどれも素敵なものばかり。

特に碧地金銀絵箱など、色といい柄といい、本当に可愛くてキュンキュンしてしまいます。

他にも、バラバラになった厨子を組み立てるプロジェクトの展示も面白く、

また今年は古文書講座に通ったこともあったので

いつもはざっとしか見ない古文書にも興味を持ってみることができました。

しかし天平時代の宝物がこんなにたくさん残っているって

本当に素晴らしいことだと思います。

すでに来年来るのが楽しみです。

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