ハロー、アルゴンキンパーク!西門、ティー湖ダム、そしてカヌー湖へ!

ムスコカのラギッドフォール

目次

ハロー、アルゴンキンパーク!西門、ティー湖ダム、そしてカヌー湖へ!

ラギッドフォールから国道60号線を走り、西門へ!

アルゴンキンパークへ

いよいよ今回の旅の目的地、アルゴンキンパークが近づいてきました。

パーク直前のオンタリオの滝・ベスト10に入るラギッドフォールを訪れ、

さらに国道60号線を東へ走ります。

アルゴンキンパークへ

とうとうアルゴンキンパークの入り口に到着しました。

若い時にカヌーの仕事をしていた私にとって、

アルゴンキンパークはいつか行ってみたい夢のカヌー天国。

まさかこんな日が来るとは思ってもいませんでした。

アルゴンキンパークの看板を眩しい思いで眺めます。

ソロ・パドリングで体を水面に預けながら漕いでいる、

カヌーのシルエットのデザインがかっこいい!

アルゴンキンパークの西の入り口・西門にも

かつて東門のようなゲートがあったそうですが、今はありません。

アルゴンキンパークへ

そこはパークストアになっていて、

綺麗なショップもありました。

アルゴンキンパークへ

ここでカヌールートの地図を購入しました。

アルゴンキンパークへ

アルゴンキンパーク西門はこちら:https://www.algonquinpark.on.ca/visit/camping/west-gate.php

アルゴンキンパーク(州立公園)とは?

アルゴンキンパークへ

アルゴンキンパークはオンタリオ州で最も古く、最も有名な州立公園です。

1893年以来、森と湖と川からなるこの広大な土地は、

オンタリオの最も貴重な自然と文化遺産を保護し、

何百万人もの訪問者を歓迎し、インスピレーションを与えてきました。

アルゴンキンパークへ

ここから国道60号線は、

その有名な公園管理者にちなんで名づけられたフランク・マクドゥーガル・パークウェイとなり、

公園の南西端56キロ先の東門まで続きます。

その中にはトレイル、博物館、キャンプ場、カヌートリップなど

さまざまなアクセスポイントが待ち構えています。

ティーレイク・ダムはトム・トムソン最初のキャンプサイト!

アルゴンキンパークへ

西門から更に「フランク・マクドゥーガル・パークウェイ」となった国道60号線を8キロほど東に進み、

ティーレイク・ダムに行ってみました。

この先のティーレイク、ボニータレイク、更にカヌーレイクに繋がる

流木の多い早い川の流れを見ることができます。

アルゴンキンパークへ

そこにはトム・トムソンのことが詳細に書かれた看板がありました。

現在地・ティーレイク・ダムが地図の1番のところです。

アルゴンキンパークへ

トム・トムソンの銅像と出会ったハンツビルの話はこちら:アルゴンキンパークへの西の玄関口の街、ハンツビルへ!

アルゴンキンパークへ

ここティーレイク・ダムは、1912年、トム・トムソン初のキャンプサイトだそうです。

その当時、ティー・レイク・ダムは伐採業者によって建てられた木造の建造物でした。

ダムによって水位が高くなると、春の「ログドライブ(木材の運び出し?)」の際に

ここアルゴンキンパークから遠くの製材所まで松の丸太を運ぶことができたのだそうです。

アルゴンキンパークへ

ティーレイク・ダムはもともと、製材会社ギルモア・アンド・カンパニーが1893年に建設したもの。

ダム、丸太シュート、蒸気ポンプ、ジャッキ梯子などのシステムの一部として、

アルゴンキン・パークのカヌー湖周辺からオンタリオ湖畔のトレントンにある製材所まで

木材を水運できるように設計されていたのだそう。

結局、このとてつもなく高価な計画は失敗に終わり、会社は1906年までに倒産しました。

ティー・レイク、ボニータ・レイク、スモーク・レイク、カヌー・レイクは、

ティー・レイク・ダムが建設されて水位が上昇し、連結されるまでは別々の水域だったのだそう。

1934年頃、古い木製ダムはコンクリート・ダムに取り替えられ、

伐採者たちによって作られた高い水位が維持されるようになったとのことです。

トム・トムソン、終焉の地・カヌーレイクへ!

アルゴンキンパークへ

カナダで最も有名な画家と言われるトム・トムソンは、

1912年から1917年までアルゴンキン公園で絵を描きました。

彼の作品はカナダの風景画の新しいスタイルを開拓し、

「The West Wind」

「Northern River」、

「The Jack Pine」などの代表的な作品があります。

アルゴンキンパークへ

トムソンは1917年7月、39歳の若さで公園内のカヌーレイクで亡くなりました。

先ほどの地図の3番がカヌー湖で、そこにある赤の点線がトムソンの遺体が発見された場所。

アルゴンキンでの彼のライフスタイルと芸術性は、

1920年に「グループ・オブ・セブン」を結成した仲間の芸術家たちに影響を与えました。

トムソンが初めてアルゴンキン公園を訪れたのは、1912年5月18日。

アルゴンキンパークへ

同じトロントを拠点とするアーティスト、ベン・ジャクソンとともに、

列車でカヌーレイク駅に到着しました。

彼らはカヌーをレンタルし、2週間の旅に必要なものを購入した後、

カンス湖、ボニータ湖、ティー湖を漕いで下り、

先ほどのティーレイク・ダムでキャンプをしたそうです。

アルゴンキンパークへ

彼らの主な興味は釣りだったとか。

トムソンはこの旅で、初めてアルゴンキンのスケッチを描いたのだそうです。

トムソンがアルゴンキン公園で絵を描いていた6年間、

彼は生活のためにガイドや消防レンジャーとして働くこともあったそうです。

これらの仕事を通じて、トムソンはアルゴンキンパークのより人里離れた野生地域に足を踏み入れました。

アルゴンキンパークへ

公園滞在中は、小さな白樺のパネルにスケッチを描き、

冬の間はそれを使ってトロントに戻って大きな絵を描いたのだそう。

それがあの銅像のラップトップのようなキャンバスなのですね。

ハンツビルへ

この日のカヌーレイクは近郊の高校のレクリエーションで賑わっていました。

まとめ

いよいよアルゴンキンパークに足を踏み入れました。

国道60号線がここ西門から東門までの56キロの間、

フランク・マクドゥーガル・パークウェイとなります。

公園の著名な管理者の名前にちなんで名付けられたそうです。

まずは西門のパークストアでカヌールートの地図を購入。

ティーレイク・ダムでトム・トムソンについて学び、

その後訪れたカヌーレイクはトム・トムソン終焉の地です。

この日も近郊の高校の生徒たちで賑わっていました。

長年の夢、アルゴンキンパークに足を踏み入れた記念すべき日になりました。

にほんブログ村に参加しています。応援していただけると嬉しいです!こちらをクリック↓

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
ホーム » 60歳からの暮らし👘 » 日本全県めぐり・2周目以降の旅 » 2023年9月カナダの旅 » ハロー、アルゴンキンパーク!西門、ティー湖ダム、そしてカヌー湖へ!
目次