アルゴンキンパークへの西の玄関口の街、ハンツビルへ!

トロントからハンツビルへ

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アルゴンキンパークへの西の玄関口の街、ハンツビルへ!

トロントに到着!Sさんの車で北上します!

バンクーバー空港へ

バンクーバーを22時半に出発し、

4時間半の飛行後、カナダ1の大都市・トロントに到着しました。

結局飛行機では1時間ほどしか眠れず、ちょっと心配です。

でもこの時差ボケでレンタカーを運転していたかと思うと本当に恐ろしい。

Sさんのスケジュールが変更になって本当によかったです。

アルゴンキンパークまでは250キロほどありますが、

Sさんの自宅はトロント近郊にあるとのことで、

昨晩はそちらに泊まって早朝空港まで迎えに来てくれました。

トロントからハンツビルへ

荷物の回転台にはすでにリュックが出ていました。

夜明けとともに国道11号を北上します。

トロントからハンツビルへ

国道11号に出るまでの空港からの道路はすでにラッシュで混雑していて、

またしてもここを運転していたかと思うと恐ろしい。

きっと左側の車線に入れずに違う方向に行ってしまってたと思います。

重ね重ね、Sさんのスケジュール変更に感謝です。

トロントからハンツビルへ

右手にはカナダ・ワンダーランドというアミューズメントパークがありました。

HPを見てみるとかなりの絶叫系は様子。

カナダ・ワンダーランドはこちら:https://www.canadaswonderland.com

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途中、コーヒーを買いに休憩したり、

トロントからハンツビルへ

ガソリンを給油しつつ、

まずはハインツビルを目指します。

ハインツビルは2010年G8サミットが開かれた街!

トロントからハンツビルへ

ハンツビルはアルゴンキン州立公園の西 42 キロメートルにある、

アルゴンキンパークへの西の入り口、最後の街です。

宿泊予定のロッジは3食オールインクルーシブのシステムですが、

アルコール類の提供はしないので、

ここハインツビルで購入して持ち込むことになります。

持ち込みはロッジも推奨していて、

ロッジのH Pにも「食事を楽しむためにもぜひワインをお持ちください」と書いてあるほど。

トロントからハンツビルへ

ここハインツビルは、2010年にG8が開催された街でもあります。

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カナダ・サミット・センターは、G8サミットに対応するために建設された建物。

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既存の施設をアップグレードし、

1,500人収容と500人収容のスタンディング・ルームを備えたオリンピック・サイズのアリーナ、

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新しいプール、拡大されたフィットネス・センターを併設した立派な建物です。

トロントからハンツビルへ

中にはG8メンバーが着色した絵と、そのブラシも展示されています。

この絵は後述のトム・トムソンの描いたもの。

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その絵に、各国首脳がブラシで着色するパフォーマンスが行われました。

日本からは当時の菅首相が参加、ブラシも残っていました。

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カナダで最も有名なアーティスト、トム・トムソン!

ハンツビル

ここはアルゴンキン州立公園の玄関口。

ハンツビルの中心部にはトム・トムソンの像があり、

当時の姿に思いをはせることができます。

手に持つノートパソコンのような道具は、

これを使ってアルゴンキンの自然を小さく写しとり、

あとでキャンパスに大きな絵画として描いたのだとか。

道具を積み込んだカヌーを自在に操り、アルゴンキンの自然をめぐり、

気に入った場所でカヌーを停め、絵を描き、テントを張って眠りにつく。

そんな制作活動をしていたのだそうです。

トム・トムソンの銅像はこちら:https://huntsvilleadventures.com/listing/tom-thomson-statue/

トム・トムソンとは?

ハンツビルへ

トム・トムソンは1900年初頭に活躍した、カナダで最も有名なアーティストだそうです。

先ほどの、2010年のG8で各国首脳がペイントした作品が彼の作品です。

カナダの自然をこよなく愛した、独特な作風が特徴です。

トム・トムソンは1912年にアルゴンキン州立公園にやってきました。

得意のカヌーで公園内をめぐり、フィッシングやキャンプをしながら、

目の前に広がる大自然を大胆な色使いと荒々しいタッチで描きました。

カナダらしい自然の力強さが表現し、

当時、ヨーロッパ絵画の模倣にとどまっていたと言われるカナダの芸術界に

大きな影響を与えたのだそうです。

しかし、40歳の誕生日を目前にした1917年7月、

トム・トムソンは釣りに出かけたまま「カヌー・レイク」という湖で溺死してしまったのだそう。

公式にはカヌーでの事故となっていますが、

トムがカヌーの名手だったこと、当日の天候が穏やかだったことから、

一部では他殺説もあるのだとか。

グループ・オブ・セブン

若くしての謎の死をとげたトム・トムソンですが、

1920年、彼に触発された芸術家たちが「グループ・オブ・セブン」という芸術集団を結成。

その後も伝説のアーティストとして大きなインスピレーションを与え続けることになります。

トム・トムソンとグループ・オブ・セブンの作品と活動は、

ヨーロッパともアメリカとも異なる、カナダの文化的ナショナリズムを定着させたのだそう。

まとめ

バンクーバーからWestjet航空で4時間半、

カナダ第一の大都市、トロントの空港に着きました。

バンクーバーとトロントでは3時間の時差があるので、

現地に6時過ぎですが、バンクーバーでは夜中の3時。

寝ようと試みましたが、結局1時間くらいしか眠れませんでした。

最初に目指したのはアルゴンキンパークの西の玄関口の街、ハインツビルです。

2010年G8が開催された街でもあり、サミットセンターには各国首相がペイントした絵が残されています。

 

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