お気に入りトートの原画と出会う!ひろしま美術館

ひろしま美術館

目次

お気に入りトートの原画と出会う!ひろしま美術館

お好み焼きの後はひろしま美術館へ

縮景園→広島県立美術館→広島城、と気ままに歩き続け、偶然通りかかったお好み焼き屋さんでお昼を食べた

後は「ひろしま美術館」に行ってみることにしました。

この美術館のことは広島に来るまで知らなかったのですが、

初日の夜ご飯をご一緒した知人夫妻にその存在を教えてもらい、

お城から歩ける距離だったので寄ってみることにしたのです。

ひろしま美術館

ひろしま美術館は広島城と道路をはさんだ向かいの大きな公園の中にあります。

ひろしま美術館

この日はちょうど「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展が開催されていました。

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受付から中に入ると円形の美しい建物が現れます。

ひろしま美術館

こちらの円形の建物ではコレクション展が、特別展は第7、第8展示室で開催されていました。

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「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展

ヨシタケシンスケさんとは

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ヨシタケシンスケ氏は1973年生まれ。

2013年に「りんごかもしれない」で絵本作家としてデビューしました。

絵本を出版する前から、イラストレーター、造形作家として活躍。

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絵本デビュー後は、「りんごかもしれない」「もうぬげない」「りゆうがあります」「なつみはなんにでもなれる」「おしっこちょっぴりもれたろう」「あつかったらぬげばいい」「あんなにあんなに」で7度に渡りMOE絵本屋さん大賞第1位に輝く、子供から大人まで大ブームを巻き起こしているアーティストです。

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今回の「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展は、ヨシタケ氏初の大規模な個展。

東京→兵庫→広島と巡回し、12月10日からは名古屋での開催が始まります。

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今回の個展では、氏の発想の源である小さなスケッチや絵本原画、

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この個展のためにアーティスト自身が考案した立体物や愛蔵のコレクションなど

約400点が展示されています。

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ひろしま美術館のコレクションが素晴らしい!

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「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展で何か温かい気持ちになった後は、

円形の建物のコレクション展に行ってみました。

中を見るとそこには驚くような作品が惜しげもなく並んでいました。

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19世紀半ばのロマン派からエコールド・パリまでの西洋美術作品のコレクションから、

約90点が美術史の流れに沿って展示されているのです。

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第1展示室にはモネやルノワール、ミレー、マネなどのロマン派から印象派

第2展示室にはゴッホやルドン、シニャック、ロートレックなどのポスト印象派と新印象主義

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第3展示室にはピカソやマティスなどのフォーヴィズム

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第4展示室にはモディリアーニやフジタ、シャガールなどのエコール・ド・パリ。

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こんな豪華で有名な作品にこんなに数多く、しかも偶然出会えるなんて何と幸せなことでしょう!

ますます広島のアートの幅広さと奥深さに脱帽してしまいました。

そしてこちらのコレクション、写真撮影がOKなのです。懐も深い!

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驚きの出会い!愛用トートの原画に出会う!

この素晴らしいコレクションと出会えただけでも大満足なのに、更なる偶然の出会いがありました。

何と日頃からエコバッグがわりに持ち歩いている、ロートレックのトートバッグ。

三菱一号館美術館で購入して、気に入りすぎて2つ目も買ってしまったあのトートバッグです。ロートレックのトート

軽くて大きくてお気に入りの絵が描かれていて、ほぼ毎日持ち歩いています。

この日も私の肩にかかっていました。

第2展示室に入って一番奥に飾られている絵を見て「え?え?えー?」となりました。

まさかまさか、このトートバッグの絵と同じ絵が目に入ったのです。

冒頭の写真がそれです。

早速近づいて確認するとやはり!

ロートレックの「アリスティド・ブリュアン」そのものでした!

まさか原画と出会えるとは。こんなことってあるんですね。

導かれるようにここに来てしまった気がしました。

早速記念撮影。

ロートレックのトート

ちなみに腕の青い輪っかは広島城で迷い込んでしまったフードフェスティバルの入城の証です。

次はいつ来ようかな。来年の広島再訪を妄想してみた

広島県立美術館の作品といい、このひろしま美術館の作品といい、

そして県立美術館で垣間見た広島市現代美術館の作品といい、

今回の広島旅ですっかり広島の美術館の魅力に参ってしまいました。

来年3月に広島市現代美術館の改修が終わったらまた絶対広島に来ようと思った次第です。

「ピカソ 青の時代を超えて」

ひろしま美術館

来年2月4日から5月28日まで、ひろしま美術館では開館45周年記念事業として「ピカソ 青の時代を超えて」展が予定されています。

ピカソは91歳でその生涯を終える間、時代ごとに作風を変えましたが、「青の時代」とは彼が20代前半の頃、青の絵の具で人生の悲哀や葛藤をメランコリックに描いた時代のことを言います。

いわばピカソの原点であり、その時代にフォーカスした展覧会です。

現在神奈川のポーラ美術館で開催されていて、来年2月に広島に巡回するものです。

これと広島市現代美術館のリニューアルオープンに合わせて来るのもいいですね!

ひろしま美術館はこちら:https://www.hiroshima-museum.jp/index.html

広島市現代美術館のリニューアルオープンは来年3月18日!

リニューアル記念特別展は「Before/After」だそう。

キーワードは「劣化と修復」「夢と希望」「歴史」「原子力」「産業奨励館と原爆ドーム」「楽園」「災害と再生」。

さまざまな現象や状況のBefore・Afterに着目し、現代美術館のコレクションを中心に、若手作家による新作も交えて構成されるのだそうです。

出品作家の中には岡本太郎、オノ・ヨーコ、キース・ヘリングなどの名前も入っています。

広島市現代美術館はこちら:https://renovation2023.hiroshima-moca.jp

まとめ

ひろしま美術館で偶然見た「ヨシタケシンスケ展かもしれない」展で温かい気持ちになった後、

入ったコレクション展の豪華さに驚きました。

モネやルノワール、ミレー、マネ、ゴッホやルドン、シニャック、ロートレック。

ピカソやマティス、モディリアーニやフジタ、シャガールなど豪華で有名な作品の数々。

それだけで幸せなのに、愛用トートバッグの原画に出会うという偶然まで!

ロートレックの「アリスティド・ブリュアン」です。

まさか原画と出会えるとは驚きです。

導かれるようにここに来てしまった気がしました。

 

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