初めての知足美術館で見る「織」のアート!

知足美術館

目次

初めての知足(ちそく)美術館で見る「織」のアート!

歩けるうちに歩いておこう!知足(ちそく)美術館へ!

知足美術館

青空はのぞめないものの、雨も風もなかった昨日の新潟市。

このチャンスにお昼に一気に歩こう!と

10000歩になる周遊コースをGoogleマップで探しました。

どうせなら目的地があった方が歩く張り合いになるので美術館を検索。

そして見つけたのが新潟県庁近くの知足(ちそく)美術館です。

知足美術館

信濃川沿いのやすらぎ堤を上流方面に向かい、

県庁手前の千歳大橋を渡って県庁前を通り過ぎ、

少し言ったところを右折します。

知足美術館

Googleマップを見ていたら、千歳大橋近くに「会津八一歌碑」と出てきました。

歩いているのとは反対側でしたが、こんなところにもあるんだ!とびっくり。

ちょうどこの前、会津八一記念館で新潟の歌碑のガイドマップがあるのを知ったばかり。

私が買ったのは奈良編ですが、

やっぱり新潟編も買おう!と思いました。

知足美術館

遊歩道のような道を進んでいくと

道路をはさんでさらに遊歩道が続きます。

てっきり美術館はこの遊歩道の左側にあると勘違いしていましたが、

美術館は右手のビルの中にありました。

知足美術館

手前に喫茶店があるビルがあって、

美術館はその隣のビルの2階にあって、

このガラス張りの階段を登っていくようです。

知足美術館

入り口には美術館の名前と「吾唯足知」が刻まれた石碑が置かれていました。

龍安寺のつくばいにもある「われただ足ることを知る」。

知足美術館

この美術館の名前の由来はこれだったのですね。

美術館に到着した時点で歩数は6,000歩でした。

知足(ちそく)美術館とは

知足美術館

知足美術館は、キタックという会社が1996年に開館した私立美術館です。

会社の会長さんで美術館の館長でもある中山氏が個人的に所蔵した作品や、

会社の節目などで購入したもの、寄贈品などを展示しています。

そのコレクションは800点に及び、

それらを数ヶ月ごとに展示替えして一般に公開しているのだそうです。

所蔵品の中には歌川広重の東海道五十三次、全55図もあるそうで、

今年6年ぶりに特別展示があったのだとか。

残念、見逃しました。

コレクション展だけでなく、

企画展や県内作家や若手作家の展示の場としてもこの場を役立てているのだそうです。

知足美術館はこちら:https://chisoku.jp

入ってすぐ!真上のシャンデリアに注目!

知足美術館

ガラス張りの階段を登って2階の受付に入って

まず目についたのは天井からぶら下がる陶器のシャンデリアです。

知足美術館

マイセンのシャンデリアなんだそう。

マイセンのシャンデリアなんてあるんですね、びっくり。

知足美術館

調べたら今でも作られているのだとか。

その話はこちら:https://www.gk-japan.com/blog/?p=15262

訳あって中山氏のところにやってきたものをこちらに飾ったのだとか。

受付のあるこのシャンデリアのある空間がミュージアムショップにもなっています。

川崎久美子「織アート展」開催中!(12月7日まで)

知足美術館

ちょうど10月10日から開催されている特別展が開催中でした。

新潟市近郊、弥彦村在住の織アーティスト・川崎久美子さんの個展です。

知足美術館

川崎さんのHPはこちら:http://weaveworks.jp/index.html

この美術館での個展は、2016年以来、2度目だそうです。

「風を織る、波を織る、時を織る」というテーマのもと、

日本海を訪れては、波を見つめ、感じた風を作品に力強く表現してきたそうです。

知足美術館

制作に没頭しているうちに、夢は日本海から世界の海へ、

さらに宇宙へと広がってゆく世界を表現しています。

と感じるそうです。

展覧会名ともなっている「水の惑星」 は

4年の時間をかけて、1年に1点ずつ織り上げた5連作。

知足美術館

何だか胸がキュンとする紺の世界の作品が好きでした。

制作ノートや、手で触れるサンプルなどもあって楽しめます。

一度ドアの外に出て渡り廊下で行く予備展示室も使っての展示です。

知足美術館

予備展示室の1室ではモノクロの世界が表現され、

知足美術館

もう1室では夏の海を思わせる世界観が広がっていました。

知足美術館

この2連作はサーフィンをやっている知人に知らせたくなりました。

知足美術館

50円引になる1階の喫茶店でまったり

知足美術館

知足美術館の入館料は500円ですが、

このチケットを見せると1階の喫茶店の飲み物が50円引きになります。

知足美術館

帰りの6,000歩を歩くのにちょっと休憩して行くことにします。

会社の人も利用するようで、ランチもあるちゃんとした喫茶店でした。

知足美術館

丸いカウンターや大きなガラス窓もおしゃれです。

カフェオレを待っている間にお店のカウンターを散策。

面白いお皿を見つけました。これ、欲しい!

知足美術館

あとこの東海道五十三次の本も魅力的でした。

知足美術館

所蔵している広重の作品と今の(と言っても白黒の古い)写真とを並べて掲載しています。

帰り道のやすらぎ堤からは白い山がくっきり見えました。

知足美術館

まとめ

雨も風もないこの日の新潟市。

歩けるうちに歩こうと往復で10,000歩になりそうなコースを探し、

新潟県庁近くの知足美術館に初めて行ってみました。

ちょうど「織」のアートの企画展が10月から開催中であと数日で終了というタイミング。

とても素敵な作品で、特に紺が主体の作品には胸がキュンとしました。

1階の喫茶店のランチも魅力的で、ウォーキングのコースに加えようと思います。

にほんブログ村に参加しています。応援していただけると嬉しいです!こちらをクリック↓

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
ホーム » 新潟良いとこ何度もおいで♫ » 初めての知足美術館で見る「織」のアート!
目次