夢のアルゴンキンパーク!ルックアウト・トレイルからの壮大な眺め!
アロウホン・パインズからルックアウト・トレイルへ!
アルゴンキンパークにやってきました。
今回の宿泊地、アロウホン・パインズロッジのチェックインを待ちながら
優雅なランチを楽しんだ後、
チェックインまでもう少し時間がかかりそうなので、
先にSさんの案内でハイキングに行くことになりました。
アロウホン・パインズはこちら:https://www.arowhonpines.ca
行き先はルックアウト・トレイルです。
アロウホン・パインズロッジから国道60号線に出て、
東に車で走ること約30分。
西ゲートから39.7キロに位置するルックアウト・トレイルは、
アルゴンキンの森を抜けて高い崖の上まで登り、
崖の斜面を100メートル進み、駐車場まで下る2.1キロのループコースです。
ここからはアルゴンキン公園の広大な景色を見渡すことができるのだそう。
崖の上からの絶景に加え、アルゴンキン公園の様々な地質を観察することができます。
トレイルガイドは英語とフランス語の2種類。
スロットから受け取り、
トレイル終点のボックスに返却するのであれば、無料で利用できます。
保管する場合は、代金を筒に入れる仕組みになっています。
訪れた人が名前と来た場所を記載するノートもありました。
記念に記載したのですが、カメラのピントがずれずれになってしまいました。
名ガイドを独占してハイキング!
カナダの森林の大半を占めるというメープル。
その種類の見分け方を教わりながら進んでいきます。
濃い赤に紅葉するレッドメープルや
幹がシマシマになるストライプメープル。
そしてメープルシロップが取れるシュガーメープル。
9月の中旬ですが、そろそろ紅葉が始まっていました。
進んでいくと大きな岩が突然現れる場所があります。
この巨大な岩は氷の流れの中の小石なのだそう。
過去100万年の間に4回、地球の気候は大きく冷え込み、その後温暖化しました。
冷却が起こったとき、カナダ北部では夏が短く涼しかったため、
雪が降り始める前に、」前の冬の雪が完全に解けなかった場所があったのだそう。
その結果、雪は毎年積もり、厚さは数千メートルになりました。
積もった雪のものすごい重さが雪を氷に変え、
大雪の中心部から外へと流れ出すようになります。
何千年もの間、ゆっくりと移動する氷床や氷河がいくつも結合し、
カナダ全土とアメリカ北部の大部分が氷に深く覆われるまで広がり続けます。
最後の氷床となった4番目の氷床は、
1万1千年前にアルゴンキンのハイウェイ60付近で融解しました。
それ以前は、雲の中にそびえ立つ3キロメートルもの氷河の氷が、
まさにこの場所を押しつぶしたのだそうです。
ゆっくりと進む氷河の力はすさまじく、
氷は地形をブルドーザーのように削り、
その過程で何百万トンもの砂、砂利、岩を巻き込み、南へと運び去りました。
この目の前の大きな岩のかけらは
1万1千年前に氷河が溶けたときに氷河から排出されたものなのだそうです。
アルゴンキンで最高標高地点の1つから眺める壮大な眺め!
海抜約525メートル、の高さにある崖の上に到着しました!
遠くに見えるのはトゥー・リバーズ湖。
晴れた日には、25キロ先まで丘が見渡せ、
公園の数百平方キロメートルに及ぶパノラマを見渡すことができます。
数億年前、アルゴンキンパーク一帯は小規模な隆起を繰り返していたのだとか。
パークの西側の標高は、通常海抜430メートル以上で、
ここからハイウェイを挟んで見える崖は、海抜570メートル。
公園の西にあるハンツビルの標高は300メートル、
公園の東にあるペンブロークの標高は125メートルなので、
ここはアルゴンキンで最も標高の高い場所のひとつです。
この壮大な景色にしばし言葉を失いました。
というか、言葉では言い表せない壮大さ、感動しました。
まとめ
夢のアルゴンキンパークにやってきました。
宿泊先であるアロウホン・パインズでランチを楽しんだ後、
東へ走ること30分。
ルックアウト・トレイルでハイキングをすることに。
カナダの大自然の説明を聞き、
カナダのシンボルであるメープルの見分け方を教わりながら登っていきます。
アルゴンキンでも最高標高地点の1つである崖の上から眺める壮大な景色。
そこには言葉では表せない感動が待っていました。