還付申告終了!朝イチで税務署に行ってきました。
税金に関する漠然とした不安の数々
昨年来、不安でしようがなかった令和3年度の確定申告。
初めての定年退職、そして退職金、ふるさと納税。
初めての年末調整をしなかった年。
何をどうしたら良いのかさっぱりわからず、
漠然と不安を抱えていました。
今まで会社で全部やってくれていたものが
これからは1人でやりなさい、と
荒野にほっぽり出されたような孤独感すら感じてしまいます。
国税庁のHPを開けてみてもイマイチよくわからず。
まずは不安を1つ1つ明確にしてみました。
不安その1:年度途中で退職して、年末調整をしていない件
定年退職をしたのが5月末なので、
5月分まで源泉徴収された税金を払いすぎている可能性があります。
本来年末調整で還付されますが、
退職しているので年末調整もしていません。
これをどうしたらいいいのか。
不安その2:退職金の扱いをどうしたらいい?
退職金は退職の1ヶ月後に支払われたので
5月末までの源泉徴収票には含まれていないはず。
退職金分の源泉徴収票は別途送られてきています。
これをどうしたらいいのか。
不安その3:保険はどうすればいい?
年末になると送られてくる保険会社からのハガキ。
年末調整用の年間保険金額の通知です。
いつもは年末調整でこれを添付すれば良かったのですが、
昨年は年末調整をしていません。
これをどうしたらいいのか。
不安その4:ふるさと納税はどうすればいい?
今まで興味はあったものの手を出さずにいたふるさと納税。
昨年は4つの市町村にふるさと納税しました。
ふるさと納税の話はこちら:新潟・三条市ふるさと納税の返礼品 着々届く!
ふるさと納税の申告が楽なワンストップ特例制度を利用しようと
納税先の自治体を5つ以下にしたのですが、
それは確定申告や住民税申告の必要がない給与所得者のみが対象とのこと。
もはや給与所得者ではない場合はどうしたらいい?
不安その5:医療費はどうしたらいい?
定年退職して時間ができたのを機に、
以前行ったセラミック治療の歯を
新しいものに更新治療したのでそれなりの治療費がかかりました。
これはどうしたらいいのか。
漠然とした不安の原因は5つもあることがわかりました。
還付申告は年明けから可能!
年末、これらを一体どうしたらいいのか
その手順を税務署に行って相談したい、と電話してみました。
すると
相談という形ではないが来年1月4日の8時半から
申告用の会場が開くので来た順でお手伝いします、とのこと。
1月17日(月)以降は国税庁のLINEで
整理券を取ってから来てほしい、のだそうです。
電話をした時はイマイチよく理解していなかったのですが、
私がやろうとしているのは確定申告ではなくて還付申告とのことでした。
確定申告は
自営業者や個人事業主の場合、国が所得を把握できないので、
前年の所得と算出される税額を国に申告する義務。
国税庁のHPによると、
令和3年分の所得税等の確定申告の相談や申告書の受付は
令和4年2月16日(水)から3月15日(火)までだそうです。
還付申告は
会社員など、本来確定申告不要な人が、
確定申告して払いすぎた税金を取り戻すことができる権利。
こちらは2月16日(水)を待たずとも、それ以前から行えるとのこと。
新潟市税務署の人が「年明けから」と言っていたのはこのことだったのですね。
本日1月4日、朝イチで税務署に行ってきました!
年末に手帳に「1月4日8時30分税務署」と記載していたので
早速今朝、新潟市税務署に行ってきました。
混雑するのか、全く様子が分からなかったので
早めに家を出たため、到着したのが8時10分くらい。
まだ玄関も開いていないし、他に誰もいませんでした。
3分前くらいになってもう1人女性が並びました。
8時半に開館して中に入ると廊下に椅子が並べてあって、
受付用紙(申告案内票)をもらって到着順に座って待ちます。
早く来た甲斐があって1番。
中のコンピューターが起動するのは9時になってからのようです。
待っている間に職員の方が何の申告をしたいのか聞いて
申告案内表に記載してくれました。
中の準備が整ったら1人ずつ担当者を付けてくれて
個別のコンピューターに案内されます。
利用者識別番号と暗証番号は調べてくれます
コンピューターを使って入力をしていくのですが(e-Tax)、
過去にやったことがなければ利用者識別番号を発行してもらいます。
私は以前、会社の株の配当金の二重課税還付申告をした時に
利用者識別番号をもらっているはずなのですがすっかり忘れてしまいました。
忘れていても調べることができるようで、
担当者の方が調べてくれました。
暗証番号も忘れていれば再発行が可能です。
入力はPCの指示に従うだけ、簡単です!
まずは所得税から
所得税を選んで進んでいきます。
生年月日を入力し、
「給与以外に申告する収入があるか」の質問には
退職金があるので「はい」で答えます。
そして次の画面の「給与所得」を選んで会社の源泉徴収票に沿って入力。
退職金は一番下の「退職所得」を選んで、会社からもらった源泉徴収票に従って入力。
こんな感じでPCの指示に従って行くと次の画面で
医療費控除、生命保険控除、地震保険控除、寄附金控除(ふるさと納税)の入力もできてしまいます。
一度始めて終えば入力はとても簡単です。
ただし医療費に関してはこちらの用紙を手書きで記入し、最後に一緒に提出する必要があります。
この全部の工程を、もし1人で家でやろうとしていたら
利用者識別番号と暗証番号がネックになってなかなかスタートしなかったと思います。
職員の方に調べていただけたり、分からないことはすぐ質問できたので
朝イチで来て良かったです。
還付申告終了!入金は1ヶ月程度!
何をやればいいのかを教えてもらおうと相談に来たつもりだったのに、
もう全て還付申告が終了してしまいました。
入金までは1ヶ月くらいかかるそうですが、
ちょっと嬉しい額が戻ってきます。
最後に控えを印刷して手渡していただきました。
この中には利用者識別番号や暗証番号も記載されているので、
来年からは自宅で簡単にできそうです。
担当者の方が他の方の質問に引っかかったりして
ちょっと時間はかかりましたが、
税務署を出たのが大体10時。
1時間で全て完了!スッキリです。
まとめ
今まで会社におんぶに抱っこでほとんど知識のない税金の世界。
還付申告に朝イチで税務署に行ってきました。
PCの指示に従って入力するだけで、分からなかったことが全て解決。還付申告も完了してしまいスッキリです。