最後の給料日にお金のはなしを少し。
今日は現職で最後の給料日。
1982年3月17日に新卒で東京のホテルに入社以来
39年2ヶ月ちょっと。
途中で転職から転職のはざまでひと月、とか
出産退職しての1年間、とか
何回かのスキマはあったにせよ
今回の給料日はなんとなく最後感が強くて、ちょっと感慨深い。
きっぱり、スッキリ、60歳で定年退職、決定。
現職の定年は60歳。
再雇用制度も考えないことはありませんでしたが、
この60歳から70歳までの10年間は
私が私らしくいられる本当に貴重な10年間だと思っていて、
今しかできないことをやりたいという思いが強くありました。
仕事は私がいなくても回っていきます。
今現在、この先の予定は全くのノープランなので
経済的にどうなっていくのか不安もありますが、
再雇用制度には申し込まないことに決めました。
65歳から支給予定の年金は…
私は昭和36年生まれなので、年金支給開始は65歳からになります。
一応今の段階では65歳の支給開始を70歳まで繰り下げたいと思っています。
① 何とか70歳までの10年間は何かしら仕事をして生計を立てたい、と思っていること。働きたい。
② その5年を繰り下げることでもらえる年金金額が42%増えること。
これについては人それぞれ意見が分かれるようですが、
私はこの10年何とか頑張って働いて、
10年後を老後のスタートに設定したいと思っています。
②を理由に①のモチベーションを上げることになりそうだし、
この60歳から70歳の10年は体力的にも精神的にも
とても貴重な10年だと思っていて
何かの現役としてできる仕事を持って働いていたいと思っています。
ノープランの私がいうのも全く説得力ありませんが。
6月からどうなっていくのか、楽しみでもあります。
老齢基礎年金は70歳に繰り下げを考えていますが、
昭和29年4月2日から昭和41年4月1日生まれまでの女子は
65歳にならなくても受け取れる年金があります。
生まれ年によって60〜64歳まで受け取れる「特別支給の老齢厚生年金」というもの。
昭和36年5月生まれの私の場合は62歳から3年間、
この特別支給の老齢厚生年金年金が受け取れるとのこと。
基礎年金の支給開始が60歳から65歳に引き上げられたとき
制度が変わったことによる影響をやわらげるための措置らしいです。
60歳でもらおうと思っていた人が急に5年繰り下げ、
となったらがっかりですもんね。
この金額だけで全生計を立てるのは難しいかもしれませんが、
それでも何かの足しにできそうなそこそこの額はいただけるようです。
この特別支給の年金は繰り下げできないとのこと。
もらい忘れて5年過ぎると時効になってもらえなくなるとも。
該当年齢の方は気をつけましょう。
年金定期便は毎年受け取っていても、年金なんてまだまだ先のこと。
なーんて、じぶんの事として考えていませんでした。
ノープランながらこの10年の経済力をどう立てていくのかは
これからの課題であり挑戦です。
やってみたい仕事もたくさんあります。
今月末31日に定年退職を迎えたら
6月からはハローワークに行って職探しも経験するつもりです。
その様子もぜひお話ししたいと思います。