金沢ぶらり散歩… 近江町市場から金沢城へ

金沢散歩

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金沢ぶらり散歩…近江町市場から金沢城へ

加賀温泉から金沢へ マップ片手にぶらり散策

12月に大雪で断念したこの冬のカニ旅、行き先を変更して仕切り直し。

加賀温泉に行ってきました。

その2日目、まずは加賀温泉駅近くにある加賀市美術館で新たな発見をしました。

その後加賀温泉駅からサンダーバードに乗って金沢へ。

金沢で乗り換えて新幹線で上越妙高へ行き、そこでまた乗り換えて新潟に向かいます。

金沢では行きたい美術館があったので、金沢で3時間の乗り換え時間をとりました。

加賀温泉駅を出発、

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金沢に到着しました。

金沢駅からお城経由でウォーキングすることに

行きたい美術館はこちら、国立工芸館です。

国立工芸館

金沢駅のインフォメーションコーナーでこちらの地図をピックアップして、

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国立工芸館までの道のりをチェック。

「まちバス」という金沢駅と近江町市場、金沢21世紀美術館や兼六園を回るバスがあるようですが、

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土日祝日運行なので利用できません。

歩いても40分くらいのようなので、せっかくの金沢の街を歩いてみることにしました。

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金沢駅の兼六園口から、駅前の大通りをまっすぐ歩いて行きます。

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小雨舞う金沢の街、大きなアーケードが助かりました。

ここはルキーナ金沢というマンションのようです。

道路の向こう側の大きい施設はリファーレ金沢というオフィスビルとマンションの複合施設みたいです。

立派な建物が多くて驚きます。

大通りを突き当たると大きな三叉路の交差点がありました。

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予備知識ゼロ!初めてみる近江町市場にびっくり!

交差点向こう側の右側が近江町市場のようです。

行ってみることにしました。

向こう側へは地下道を通って行きます。

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立派で新しい地下道です。

近江町市場方面に進みます。

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近江町いちば館という建物から市場に抜けられるようです。

いちば館に入ってみました。

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輪島の朝市からのあおさやイワシが売られていたり、

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ふきのとうが売られていたり、

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お惣菜の専門店があったり

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鉄火巻き298円って安くないですか?

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エスカレーターで1階に出ます。

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市場に出ました。

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金沢で市場に来るとは予定していなかったので初めてみる近江町市場にびっくりです。

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縦に横にとても大きな規模でお店が並んでいます。

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ここで何日も過ごせそうなほど。

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調べたら近江町市場食べあるき情報もたくさん出てきます。

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次回はぜひここでたっぷり時間を使いたいと思います。

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このカニやさんのカニ、生きていて動いていました。

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近江町市場はこちら:https://ohmicho-ichiba.com

近江町市場から黒門口、そして大手門口から金沢城公園へ

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近江町市場から金沢城公園の黒門口までは5分ほどで行くことができます。

近づくと城下町らしい雰囲気になってきました。

こちらが黒門口です。

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黒門口から大手堀沿に大手門に向かいました。

こちらが大手門です。

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坂道になっているので、係の方が一生懸命積もった雪を除けてくれていました。

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さすが加賀百万石を感じさせる石垣です。

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この大手門は尾坂門とも呼ばれるそうです。

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ここの石垣には巨大な割石が使われていています。鏡石です。

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金沢城の石垣の中で最も大きい石がこの中に組み込まれているそうです。

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その石の存在がこの尾坂門が大手門だったことを示す1つの証拠となっているそうです。

金沢城とは

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金沢城は犀川と浅野川に挟まれた細長い台地の先端に築かれた平山城です。

お城になる前は加賀一向一揆の拠点として金沢御堂が置かれていました(天文15年・1546年)。

そこを1580年(天正8年)、織田信長の重臣・柴田勝家の軍勢に攻略され、

その指揮下にあった佐久間盛政が最初の金沢城主になります。

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その後1583年(天正11年)に前田利家が能登七尾から移り城主となりますが、

当時は場内に重臣たちの屋敷があり、特に広い城ではなかったとか。

1598年(慶長3年)には利家の子・利長が城主となり、これ以降、加賀・能登・越中の3カ国を領し、

江戸時代を通して最大の大名である加賀藩前田家の居城として発展しました。

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1602年(慶長7年)の落雷で天守が消失しましたが、天守は再建されず、本丸には三階櫓と二ノ丸には御殿が建てられます。

1631年(寛永8年)にはまた火災があり、二ノ丸の拡大など城の構造が変化、武家屋敷も城外へと出され、

内堀を掘ったり、土を掻き上げて各曲輪が区画されて行きます。

が、1759年(宝暦9年)の火災で、城のほとんどが焼失します。

その後は実用性を重んじで二ノ丸を中心とした整備が行われ、本丸の櫓は再建されませんでした。

現存する石川門は1788年(天明8年)に再建されたものだそう。

菱櫓、五十間長屋、橋詰門続櫓は1808年(文化5年)の二の丸火災の後再建されたものの、1881年(明治14年)の火災で焼失。

それが2001年(平成13年)に復元され、安政の頃の景観が再現されています。

広大な敷地!せっかくだからお城見学

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金沢の目的は国立工芸館、しかも3時間という時間制限があるものの、

せっかく金沢城に足を踏み入れたのだから見学して工芸館に向かうことにしました。

金沢城の広さは30ヘクタール、東京ドームだと6.5個分くらいあるそうです。

敷地内の木々も歴史を物語ってとても立派です。

河北門 130年ぶりに復元された金沢城の正門

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河北門は大手門から入って、河北坂を上がったところに位置する、金沢城の実質的な正門です。

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現存する石川門と橋詰門と共に金沢城三御門と呼ばれているそうです。

1759年(宝暦9年)の大火で金沢城の大半が焼失してしまいますが、1772年(安永元年)に再建。

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その再建された河北門も明治15年ごろになくなってしまいます。

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その河北門が平成19年に着工し、平成22年に約130年ぶりに再建されました。

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壮大で美しい!菱櫓・五十間長屋・橋詰門続櫓

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三ノ丸広場からはとても美しい菱櫓・五十間長屋・橋詰門続櫓の姿が臨めます。

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一番右側に見える櫓が菱櫓です。

二ノ丸で一番高い三層の物見櫓です。

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こちらは橋爪門です。

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この櫓が橋爪門続櫓で、二ノ丸の大手橋・橋爪門枡形に付随する三層の物見櫓です。

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三ノ丸で戦闘が起きた時の指揮所になるそうです。

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その菱櫓と橋爪門続櫓を繋ぐのが五十間長屋。

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二層の多聞櫓になっていて、普段は倉庫として用いられます。

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非常時には戦闘のための砦となって、石落としを各所に備え、格子窓は鉄砲狭間となります。

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菱櫓の内側では文化財調査のための発掘が行われていました。

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石垣沿いに美術館方面へ

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金沢城では、前田利家の入城後に本格的な石垣作りが始まったそうです。

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出入り口や庭園など、場所に応じて特殊な技術やデザインが工夫されているとのこと。

石垣に沿って、いもり堀園地方面に向かうことにしました。

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また何度も修築が行われたので、さまざまな種類の石垣を見ることができるそうです。

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石垣作りの秘伝書や、石を切り出した丁場と呼ばれる場所、石引き道の存在など、石垣に関する歴史資料や環境が備わっているので、金沢城は石垣の博物館とも呼ばれているとか。

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この細長い広場がいもり堀園地のようです。

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いもり堀は金沢城の南西側を囲む外堀です。

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1907年(明治40年)、旧陸軍により埋立が行われ、旧陸軍用地を経て、戦後はテニスコートとして利用されてきたとか。

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現在はここも復元工事が進んでいます。

何段にも重なる石垣が印象的です。

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こちらは鯉喉櫓台石垣。

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城のあちこちで復元作業が進んでいるようです。

この前の交差点から国立工芸館を目指します。

まとめ

国立工芸館を目指してマップを片手に金沢の街を歩きました。

途中、近江町市場のその大きさに驚き、金沢城の壮大さに感激し、金沢滞在時間を3時間しか取らなかったことを後悔しました。

またゆっくり来たいです。

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