新潟良いとこ何度もおいで♫ ランドマーク編3 「万代クロッシング」編
ラブラ万代前・万代橋通り地下の巨大空間「万代クロッシング」
新潟駅方面から萬代橋を経由して古町までの区間を「にいがた2km(ニキロ)」と名付けて、
新潟のまちづくりをもっと身近に感じよう!という取り組みがスタートしています。
その途中、萬代橋の手前、万代シティの商業施設・ラブラ万代の前の通りの地下は
「万代クロッシング」と呼ばれる巨大な地下空間になっています。
イタリア食堂マンマさんでのランチ帰りに通りかかったので、地下に入ってみました。
イタリア食堂マンマさんでのランチはこちら:
左手のビルの先に見えているピンクと白のビルがラブラ万代という商業施設です。
GAPやフランフラン、無印良品、ロフトなどが入っていて、
ここへ来れば大体の用事が済んでしまう三井ショッピングパークが運営する施設です。
まっすぐ行って横断歩道を渡ると右手に新潟日報の本社ビル・メディアシップがあり、信濃川へと続きます。
自転車にも対応した地下通路
この入り口から地下に入ってみます。
階段は自転車も通行できるよう、傾斜のゆるい長い階段になっていました。
ふりかえるとこんな感じです。
地下に降りると反対側にも階段がありますが、この階段は自転車対応にはなっていません。
あの正面に見えた階段に近づいたのがこちら。
この階段の裏手にエレベーターがあります。
降りてきた階段から地下を見渡すとこんな空間になっていて、
この左側にバスセンター方面に行く階段があります。
こちらは自転車対応になっています。
その横にはエレベーターも設置されていて、
これで昇るとラブラ万代前のバス停のところに出ます。
プチ萬代橋ミュージアム
エレベーターAの横はガラスのショーウィンドウがあって、
プチ萬代橋ミュージアムのようになっています。
現在の萬代橋は3代目ですが、
その工事の際に出土した1代目、2代目の杭や、
萬代橋の概要や橋銘板の説明、
萬代橋の歴史や建設に尽力した人のこと、
当時の写真
建設計画書の原稿など
さまざまな萬代橋情報が集められています。
一番上に掲げられている横に長い絵は
初代萬代橋の古町方面の街並みを描いていて
川沿いに立ち並ぶ蔵や、川を行く蒸気船や帆船など、
当時の新潟島の様子が想像できてとても興味深いです。
萬代橋のことはこちら:新潟良いとこ何度もおいで♫ ランドマーク編1「萬代橋」
その横には杭を使ったベンチ?が3本作られています。
座って休憩している人がいました。
ラブラ万代正面に出るこちらの階段を登ると左右に分かれていて
右手に行くと萬代橋・古町方面、
左に行くとバスセンター方面になっています。
バスセンター方面に行くと、先ほどみたエレベーターと同じところに出てきます。
ふりかえるとこんな感じです。
2021年度中にスクランブル交差点化されるらしい!
今地下を通ってきたラブラ万代とテレコムビルの間には横断歩道がないので、
歩道橋を利用するか、この地下道を利用するしかありませんが、
どうやら2021年度中にこの交差点がスクランブル交差点化するようです。
この交差点の交通量が多く、接触事故が多発しているとか。
それに伴い歩道橋は撤去されるようですが、
地上のスクランブル化で全方面からラブラ万代側に渡れるようになると…
万代クロッシングの利用価値が減りそうでちょっと心配です。
ガランとした印象の巨大な地下空間に、何か商業施設でもあれば人の流れも増えるかも。
気軽にビールが飲めるオープンテラスのお店とかどうでしょうね。
まとめ
万代クロッシングは両側にエレベーターもあり、
車椅子や自転車のことも考えたユニバーサルデザインの巨大な地下通路・空間です。
出土した橋の杭などさまざまな資料も展示してあって、
プチ萬代橋ミュージアムのよう。
萬代橋好き・新潟島好きにはとても楽しめる空間になっています。
地上交差点のスクランブル化で、万代クロッシングの利用価値が下がりそうで心配ですが、
せっかくの巨大空間に、気軽に立ち寄れるビアテラスとか作ってくれたら(妄想)
万代シティに行くたび、ニイガタ2kmを歩くたび、利用します!