異人池建築図書館喫茶店!思った以上に素敵な場所!
今日も旧齋藤家別邸へ
今日も旧齋藤家別邸へ行ってきました。
先日はその帰りに新潟一の老舗料亭・行形屋(いきなりや)さんの
ミニ会席を体験してきました。
その話はこちら:江戸時代創業!老舗料亭・行形亭(いきなりや)でミニ会席!
なんでそんなに毎日旧齋藤家へ行くのか、というと、
新潟市がこの施設のボランティアガイドの募集に応募しているのですが、
皆さんがどのようなガイドをしているのか見学させてもらっているのです。
旧齋藤家別邸はこちら:https://saitouke.jp
この日もいくつかの団体のガイドの様子を見学させてもらい、
その帰りに気になっていた喫茶店に寄ってきました。
異人池建築図書館喫茶店です。
異人池建築図書館喫茶店はこちら:https://takerushoji.jp/works/shop/異人池図書館喫茶店/
異人池とは?
旧齋藤家別邸から歩くこと7分。
異人池ハウスというおしゃれな建物の2階にある喫茶店です。
異人池というのはかつてあった池のことだそう。
この辺りは高台の砂丘になっていて、
地下水が湧き出て池になっていたそうです。
今は埋め立てられてしまったそうですが、
近くにあるカトリック教会や周りのポプラ並木が水面に映り、
エキゾチックな風景を呈していたそうです。
この坂はドッペリ坂と呼ばれています。
下ついてこの坂の上には旧制新潟高校、その後の新潟大学があり、
学生寮もあったそうです。
その学生たちが繁華街・古町への近道としてこの坂を利用していたそう。
ドッペリの語源はドイツ語で二重にするという意味のドッペルンで、
繁華街に通って遊びすぎると落第する、という戒めを込めた名前なんだそう。
坂の階段は59段で、及第点の60点に1点足りない、というのも面白いです。
神戸、横浜、函館、長崎など開港5港の中で、
異国情緒らしさの少ない新潟の、数少ない異人感が感じられるエリアです。
異人池建築図書館喫茶店とは?
もともと建築事務所が建築図書を公開していた図書館が、
昨年2月に喫茶店を開館し、誰でも利用できるようになりました。
異人池ハウスというマンションの2階にあります。
1階にはオステリア・バッコというイタリアレストランもあります。
そのレストランはこちら:https://www.osteria-bacco.com/index.html
その右隣に喫茶店の入り口があります。
喫茶店の入り口はこちら。
店舗というより事務所への入り口のようです。
入ると階段になっていて、
階段を登ると左側にオーダーのカウンター、オープンキッチンになっています。
トーストメニューの中からおすすめされた海苔とマスカルポーネと、
ホットのカフェラテをオーダーしました。
道路の見える窓側はカウンターになっていて、
そちらの一番奥に着席しました。
とても素敵な空間です。
窓側のカウンターから振り返るとこのような感じになっています。
クセになる美味しさ!海苔とマスカルポーネのトースト!
トーストが運ばれてきました。
おすすめされなかったら、他のメニュー、
ベーコンエッグ、ハチミツとゴルゴンゾーラ、ガーリックシュリンプ、
のどれかを頼んでいたかと思います。
どれも美味しそうでした。
でもこの海苔とマスカルポーネもクセになる美味しさ!
サラダの新鮮でとても美味しいです。
ふわふわミルクのカフェラテもとても美味しい。
けんちくプリンという名前のプリンも追加オーダーしてみました。
もっちりしていてこちらもとても美味しかったです。
1人利用している人が数人いらして、
思った以上に静かで心地よい空間でした。
1階のイタリアンレストランも気になるし、
近くのドイツケーキのお店も気になるし、
またちょくちょく通ってしまいそうです。
まとめ
気になっていた異人池建築図書館喫茶店に行ってみました。
個性的なトーストがとても美味しくて、ふわふわミルクのカフェラテも美味しい!
とても静かで落ち着いた空間で想像以上に心地よい場所でした。
お店の方がわざわざカウンターから出てきて、
私の持っていたロートレックのトートを褒めてくださいました。
さすが建築図書館だけにアートに敏感な方が集まっていると感じました。
ロートレックのトートの話はこちら:お気に入りトートの原画と出会う!ひろしま美術館