「にいがた文化の記憶館」が面白い!

にいがた文化の記憶館

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「にいがた文化の記憶館」が面白い!

新潟にゆかりの文化人を様々な角度から紹介

偶然見つけた美味しいパン屋さんのパンを待ちきれずに食べたあと、

「にいがた文化の記憶館」に行ってきました。

目的は現在開催中の「小竹竹坡」展を見ることだったのですが、

それはまた後日報告させてもらうことにして、

今回はその会場である「にいがた文化の記憶館」とその試みが素晴らしいので

まずはこちらをご紹介したいと思います。

ランコントル

にいがた文化の記憶館は新潟日報社の本社ビル・メディアシップの5階に

平成25年(2013年)6月4日に開設した施設です。

開館時間は午前10時から午後6時まで、月曜日が休館日になっています。

入館料は大人500円、高校生、大学生は300円、中学生以下は無料です。

にいがた文化の記憶館

過去に何度か訪れたことがあるのですが、

情報がたくさんありすぎて私自身その全てを読んだわけではありません。

が、館内に入ってひと目見るだけでも

どれだけの労力をかけて作り上げたかが想像できるこの展示。

1人でも多くの人が来てくれるといいなという思いが、

今回再訪してさらにその思いが強くなりました。

私もこの全ての情報を一度に頭に入れるのはもちろん、読むだけでも大変なので、

誰か興味を持った人物や出来事があるごとにここを訪れる、

そんな使い方をするのがいいのだと思いました。

にいがた文化の記憶館FBページはこちら:https://www.facebook.com/にいがた文化の記憶館-1401402206784692/

にいがた文化の記憶館 ロゴは會津八一の書から集字

パンフレットには次のような活動が記載されています。

1 新潟県出身及びゆかりの深い文化人を紹介する

2 その業績に関する講演やイベントを開催する

3 その文化人を輩出した地域の歴史や風土などの調査をする

4 県内の個人記念館などの施設や団体と連携し研究、調査、広報活動をする。

5 機関誌を発行する

ちなみにパンフレット等に記載の館名のロゴは、會津八一の書からの集字だそうです。

新潟の文化は「人の文化」

新潟の文化とは何か?という問いに、

にいがた文化の記憶館は「“ものの文化”ではない“人の文化”」だと提唱しています。

国宝や重要文化財がどれだけあるかといえば、

他県と比べて優れているとは言いがたい状況です。

特に国宝として登録されているのは縄文時代の火焔土器のみ。

それにはそうならざるを得なかった歴史的背景があるというのです。

遠い昔、新潟は渟足柵(ぬたりのさく)や磐舟柵(いわふねのさく)として日本書紀に登場します。

が、この時代の越の国は、見るべき文化もない辺境の地。

新潟を初めて統一したのは無敵の武将・上杉謙信は他の戦国武将を圧倒する富と力を持っていました。

が、織田信長も豊臣秀吉も徳川家康も、いつ天下を取るかしれない上杉の実力を恐れ、

謙信の跡を継いだ景勝を会津に国替えしてしまいます。

関ヶ原の戦い以降、越後を13藩に分割しての徳川幕府による統治が幕末まで続き、

大名の石高もせいぜい15万石。

様々な文化財が育った加賀百万石、伊達62万石という大藩とは

比べ物にならない歴史的背景があった、というのです。

ただかたや「人」に目を向けてみると幕末から明治、そして今日に至るまで

近代日本の発展を支え活躍した多くの、そして多彩な新潟の文化人がいました。

新潟はまさに人材の宝庫。

「時と共に忘れ去られていく先人の業績を、確かな形で次世代に伝えていくのが

今を生きる我々の責務である」と館長の言葉にありました。

ずっと新潟の魅力は何か、を探し続けている私にとって

何かのヒントをもらった気がしています。

館内案内

にいがた文化の記憶館

館内は約245平米の1フロアを展示ボードで仕切るような形で設置されています。

著作権等の関係で写真撮影は基本禁止ですが、Aのコーナーのみ撮影がOKでした。

A日本の文化をになった新潟人

にいがた文化の記憶館

市町村ごとに文化人と、それにまつわる施設を紹介しています。

にいがた文化の記憶館

各施設のパンフレットも設置してあります。

Bふるさとの文化人をさがそう

各文化人のデータを見ることができます。

また紹介している文化人に関する映像も上映。

Cにいがたの文化勲章、文化功労者、人間国宝紹介コーナー

文化勲章、文化功労者、人間国宝をパネルで紹介。

その作品なども展示しています。

D常設展時コーナー ←ここがすごい!

美術、文学、などテーマごとに文化人を紹介しています。

個々の文化人だけでなく、その人脈をわかりやすく紹介している相関図がすごい!

こんな人と繋がっていたのだ、という発見が沢山あります。

E検索コーナー

タッチモニターで市町村、分野、50音で文化人を検索できます。

F企画展時コーナー

フロアの壁面を使って期間限定の企画展を行なっています。

今回行ったのはここで展示されている小竹竹坡展を見るためでした。

G耀く日本の一番星!

展示室の外側の廊下を使って、近代日本の基礎を築いた新潟ゆかりの人物を紹介しています。

興味深い本をゲット

今回、このような資料を入手してきました。

様々な人物とそのエピソードを紹介している本と

にいがた文化の記憶館

6つのテーマでまとめられた相関図の本。

にいがた文化の記憶館

テーマは医学、美術、文学、中国学、新潟の女性たち、反骨の系譜の6つです。

まとめたこともすごいですし、それぞれの似顔絵も素晴らしい。

まとめ

「にいがた文化の記憶館」に行ってきました。

目的は現在開催中の「小竹竹坡」展を見ることだったのですが、

その会場である「にいがた文化の記憶館」とその試みが素晴らしいです。

興味のある人物や出来事を見つけるたびに利用したい施設です。

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