訂正申告で還付金アップ!再び税務署へ
年明け後に送られてきた書類2枚
昨年5月末で定年退職をして、初めての年末調整のない年末。
今まで会社におんぶにだっこで自分でやることはなかったので、一体何をどうしたらいいのかわからず。
年明け早々税務署に行ったら、教えてもらえるわ、入力は簡単だわ、全部スッキリ終わりました!
その話はこちら:還付申告終了!朝イチで税務署に行ってきました。
…のはずだったのですが
年明けしてから、あれ?これも必要だったんだ!という書類が2つ届きました。
一つは退職した会社の健康保険組合から「任意継続」の証明書。
もう一つはユニセフからマンスリーサポートプログラムの証明書が届いたのです。
退職後の健康保険は「任意継続」しています
日本では「国民皆保険」という考えの立場から、
定年退職後も必ず健康保険に加入することが義務付けられています。
定年退職後すぐにどこかの企業に就職する場合はその企業の健康保険に入ることになりますが、
私の場合とりあえずその予定はなく、娘の扶養者になる予定もないので、
以下の1か2が選択肢でした。
1 定年退職する会社の健康保険組合に「任意継続被保険者」として加入する
2 国民健康保険に加入する
3 家族の健康保険に被扶養者として加入する
この場合、保険料は以下のようになります。
1 任意継続 退職時の標準報酬月額と、健康組合の平均標準報酬月額の低い方を基準に決定
2 国民健康保険 前年度の所得を基準に決定。
この2つを比べて、私は1の任意継続を選択しました。
任意継続するには
任意継続するには以下のような手続きが必要でした。
退職日の2ヶ月以上前までに申し出が必要で、
申請書は退職後20日以内に組合へ提出しなければなりません。
この提出が1日でも遅れると加入できないので要注意でした。
被保険者期間は最長2年間、任意継続被保険者となることができます。
この分の証明書が届いたのです。
毎月1,000円のユニセフ・マンスリーサポート・プログラム
ユニセフ(国際連合児童基金)とユニセフ協会(国内委員会)は、
約190の国と地域で、子どもたちの命と健康、権利を守るために活動しています。
これらの活動資金はすべて、個人、企業、法人・団体からの民間募金、
各国政府からの任意の拠出金によるものです。
この個人からの募金がマンスリーサポート・プログラムで、月々一定額を募金するというものです。
この金額は任意なので、人それぞれ。
私は負担なく継続できる金額として毎月1,000円をサポートしています。
この募金は先進33の国と地域にあるユニセフ協会等からユニセフ本部に送られ、
ユニセフ本部は、各国の子どもの状況をみて、ユニセフ現地事務所にお金をおくり、
各国政府と協力して、子どもたちのための活動に使われます。
この年間12,000円分の証明書が届いたのです。
ユニセフ・マンスリーサポート・プログラムはこちら:https://www.unicef.or.jp/cooperate/coop_monthly2.html
新たに届いた証明書を持って、再び税務署へ
年明けてから届いた証明書2点。
もう還付申告は終わっているのでこのまま保管して来年処理するのでもいいのかな、
とも思ったのですが、それも何となく気持ち悪い。
追加で訂正できるのかもよくわかりませんが、
とりあえずこういう場合どうしたらいいのか、教えてもらおうと再び税務署を目指しました。
事前にラインで予約
昨年税務署に電話した時に、年明けすぐなら先着順で、
1月17日以降はラインによる予約が必要、と言われたのを思い出し、
国税庁のサイトからライン登録して、17日の朝イチで予約しておきました。
当日朝、税務署に着くとすでに10人ぐらいの人が並んでいて、
その人たちは特にラインで予約をした様子もなく、
私はその後に並ぶことに。ライン予約の意味ないかも。
入力は全てやり直し、でも簡単に訂正できました!
担当の方に教えてもらいながら再びe-Tax入力を開始しました。
入力はまた最初から
元のデータが残っていてそれを修正、というのではなく、
またイチから源泉徴収票に基づいて所得入力をして
次に退職所得を入力していきます。
医療費、ふるさと納税、保険料など前回と全く同じ内容を入力。
その中で、健康保険の任意継続は社会保険料控除の画面から、
「健康保険(任意継続を含む)」を選択して入力。
ユニセフはふるさと納税と同じ寄付金の画面から、
「公益社団法人又は公益財団法人等に対する寄付金」から入力していきます。
前回やっているので入力方法は全く同じ、問題なく入力することができました。
これを訂正申告として提出します。
提出し終わると「訂正申告」のスタンプが押された控えを渡してもらえるのでそれは自分で保管します。
以上、終了!還付金もそれなりに増えるようです。再びスッキリです。
まとめ
新年早々に税務署に行き還付申告を終了、スッキリしていたのですが、
年明けに新たに健康保険の任意継続と、ユニセフのマンスリーサポート・プログラムの証明書が届きました。
その扱い方法を確認しに再び税務署へ。
また1からやり直しで全てを入力し直しですが、入力方法は至って簡単。
還付金も増えるようでスッキリです。