人生100年時代、還暦はあと残りの40年へのスタート地点!
それならじぶんなりに盛大?に祝ってしまおう!
還暦でやりたかったこと・その1は昨日お話しした赤いドレスで記念撮影です。
還暦でやりたかったこと、その2は還暦に赤い振袖です。
正確には「還暦に赤い着物、結果赤い振袖」です。
今回のこの着物での記念撮影のアイデアは赤いドレスよりも先に思いついていたものです。
せっかくなら一生に一度の還暦をプロデュースしてもらおうと、兼ねてより着物のことならなんでも相談に乗ってくれる頼もしい素敵女子・Mさんに今年の初めに打診していました。
Mさんは2006年新潟市内でふろしきやをオープンされ、2019年からは着物ライフスタイルサロン大嶋屋をオープンされていて、着物や日本文化などを生活に取り入れるたくさんのアイデアを提唱しています。
着物は着ないと宣言していた私に破棄寸前だった母の遺した着物を「着てみましょうよ!」と提案してくれたのもMさんです。
母の着物にとっては命の恩人。
出会いは「🌊佐渡おけさ🌊」なのですが、その話はまたそのうちしたいと思います🌊
そんな彼女が以前、何かのお祝いに着物で素敵なお写真を撮っていらしたのを思い出したのです。
あんな風に残せたらいいなと思い聞いてみました。
この即答に、もう素敵なイベントになるのが約束されたようなものです。
その確認をしたまま、しばらくは何もしなかったのですが、3月末、もう春になってしまったという頃に再確認と希望をお伝えしました。
この前還暦用に仕立てた塩沢が赤の細かい模様なので、還暦にいいかなと思うのと、
母の遺した黒留袖もいいかな、と思います。
とお伝えしました。するとすぐのタイミングで
着付けはわたしが。カメラマン、ヘアメイク頼めます。
…と気持ちがいいくらいトントン拍子で話が決まっていきました。
そして
となんと赤い振袖も着させていただくことになりました。
2021年5月15日土曜日。お天気に恵まれた還暦記念の撮影会
朝9時すぎ、Mさんが車で迎えに来てくれました。
おすすめの美容院を予約してくださっていて、ご一緒してくれたのです。
私はもうここしばらくはショートカットなので、ほとんどはメークのためなのかなと思っていたら、この短い髪をアップ風にするために打ち合わせをしていてくれたみたいで、それはそれは丁寧な細かい作業でアップ風に仕上げてくださいました。
後で数えたら、アメピン32本、Uピン2本、ゴム8個でできていました。
これも今調べたら、私がセミロングの髪をショートにしたのは2011年の9月でした。
偶然なのか、必然なのか、いろいろな変化が10年前にあったんですね。
メイクも行きすぎないように、でもカメラ映えするように、丁寧に仕上げていただきました。
さて、ヘアメイクの準備が整い、フォトスタジオに出発です。
スタジオは海岸に近い住宅地の中の一軒家、スタジオポートイマジンさんです。
玄関は明るい吹き抜けになっていて、高い天井の一角がスタジオになっています。
早速MさんとMさんのお母さんも手伝っての着付けが始まりました。
最初は赤い振袖。
振袖なんて着ていいのかな、と申し訳ない気持ちもありましたが、とても素敵に着付けていただき、そしてとても素敵に撮影していただきました。
これから20歳で最初の振袖の写真、40歳で振袖ともう一枚着物の2種類の着物の写真、60歳で振袖と着物と黒留袖の3種類の着物の写真、80歳で4枚、100歳で5枚、そんなイベントにしても楽しいと真剣に思っています。
こうして撮影会が始まりました。