美味しい!アウトドアで焼きりんご

焚き火で焼きりんご

目次

美味しい!アウトドアで焼きりんご

焼きりんごでアウトドアの楽しみ倍増です

新潟県三条市の下田(しただ)というところで

滞在型職業訓練施設「しただ塾」に参加しています。

アウトドアを含む観光業や接客業を目指す人を対象とした

さまざまな2ヶ月間のカリキュラムが組まれています。

アウトドアでの観光業、接待業も視野に入れた訓練ということで、

座学で道具やその取り扱い方や注意点について学んだり、

実際に屋外で使う場合の計画の立て方や

必要な準備品のあれこれについて学んだり、

野外での実習も多く体験させてもらっています。

これまでで学習したロープワークを使って、

テントやタープを実際に外で組み立てたり、

タープ張り

刃物の実習では実際に竹を切り落としたり、

竹切り

削ったり、

竹切り

包丁の研ぎ方も学びました。

包丁研ぎ

今週の学びは「火」

今週の学びは「火」です。

座学では火の種類やその燃える仕組み、

火をおこすのに必要、もしくは効率的な道具や素材などを学び、

屋内で安全を確保した上で小さな火を起こして

その仕組みを学びました。

こちらが屋内でおこした小さな焚き火。

室内焚き火実習

空気の通りが均一で綺麗な炎が立ちました。

その後屋外に出て実習して確認します。

まずは焚き火を起こしてみます。

既に学習したナタの使い方を思い出しながら

ナタつかい

木材を燃やしやすい大きさに割ります。

空気の通り道を考えながら木材を置き

新聞紙に着火して焚き火を作ります。

焚き火研修

やはり新聞紙が一番火をつけやすいそうです。

焚き火研修

そして直火が禁止のキャンプ場も多いので、

こういった焚き火台がとても役立つそうです。

そういえば先日見学したスノーピークでもたくさん見かけました。

食と結びついて身近になる実習経験

この火でお湯を沸かし、そのお湯を利用して

ミニカップラーメンのおやつが完成。

焚き火研修

先生曰く、

やはり自習だけだとつまらないよね。

こうして食につながると一気に実習が身につくとか。

わかる気がします。

炭や着火剤の種類についても学びました。

今は本当に色々な製品が市場にあります。

こちらは着火が簡単な炭。

焚き火研修

これを火種として2種類の炭に火をつけます。

その炭を利用して

安寧芋の焼き芋と焼きりんごを作ります。

焼き芋の下準備

実習で手が離せず写真が撮れませんでしたが、

焼き芋の作り方はこの通りです。

必要なもの:新聞紙・お芋・水・アルミホイル

今回先生が用意してくださったのは小さめの安寧芋。

大きいと火の通りが悪くなり時間がかかるので、

小さめのものを用意します。

新聞紙を半分に切ったくらいの大きさのものを水で濡らし、

材料となる芋を包みます。

あまりピッタリにしない方がいいそうです。

その上からアルミホイルでふんわり包みます。

この時空気が入るように

包む前に一度、アルミホイルを両手で軽くくしゃっと丸め、

そのホイルで芋を包むのがいいそうです。

新聞紙から出た水分でお芋を蒸し焼きにする方法です。

焼きりんごの下準備

焼きりんごの作り方はこの通りです。

用意するもの:りんご・芯抜き器・グラニュー糖

ブランデー(あれば)・バター(適量)・シナモン・アルミホイル

りんごはヘタの部分を斜めに包丁を入れて

フタになるように切り取ります。

これは最後にフタにして使うので取っておきます。

ヘタを取った部分を

芯抜き器を使って種の部分を

底を残してくり抜きます。

底の部分まで抜かないように注意してください。

抜いた部分にグラニュー糖を入れます。

穴の3分の2位入れて大丈夫です。

そこにブランデーを数滴たらします。

その上にバターを詰め込み

りんごのフタをかぶせます。

今度もアルミホイルを一度手で軽くくしゃっとして、

アルミホイルを底の部分を二重にしてりんごを包みます。

こちらは新聞紙は必要ありません。

アルミホイルの包みぐちのひねり方などで

自分のものだとわかるように目印をつけておいてください。

炭にお芋とりんごを投入!

先ほど起こしておいた炭火に

お芋とりんごを並べていきます。

焚き火研修

どちらも20分でできるそうです。

お芋はしばらくしたら置き位置をローテーションしたり

火の通りが均一になるようにします。

りんごはそのままで大丈夫だそうです。

美味しい焼き芋と焼きりんごが完成しました!

20分後、お芋を取り出してアルミと新聞紙をめくって

竹串を刺して火の通りを確認します。

竹串が刺さったら出来上がりです。

その作業ですっかりお芋の写真を撮り忘れました。

焼きりんごも開けてみます。

ジャーン!

焚き火で焼きりんご

とても綺麗に焼けています。

焚き火研修

上に炭火が乗っていたりんごは

焚き火研修

ちょっと焦げてしまいました。

でも中身は美味しく食べることができます。

直接炭が当たらなくても

りんごは水分が多いので十分に蒸されて綺麗に出来上がるようです。

焚き火研修

りんごのいい香りに

バターとブランデーとシナモンの香りが相まって

とっても美味しく出来上がりました。

ブランデーやバター、そしてシナモンまで用意してくださった

先生の心遣いに感謝です!

バーナーを使って焼き木体験も

「火」がテーマということで

焚き火や炭起こしの他にバーナーを使う体験もしました。

木の板をバーナーで焼き、

ワイヤーブラシで表面のすすを落として、

タオルや紙などで表面を拭くことで

木の表面にアンティーク加工するというものです。

焚き火研修

こちらが使ったバーナー。

焚き火研修

ブリュレの表面などお菓子作りや、

お寿司などにも使えるのだそう。

いいなぁ、炙り寿司!

みんな、こうして炙っていたのかぁ。

こちらは扱いも手軽そうで興味深々です。

水に濡らした新聞紙の上で木を炙っていきます。

炙って茶色くなった部分を今度はワイヤーブラシで払って

表面の煤を落とすと綺麗な木目が出てきます。

作った炙り木材を教室に戻って各自加工しました。

塗ったり、掘ったり、貼ったり、なんでも好きなように、

ということで、沢山の素材を揃えてくださっています。

先生の奉仕精神が本当にすごい!

その中に彫刻刀を見つけました。

中学の時、課内と課外の部活があって、

課内の部活が木彫部だった私としては彫刻心がくすぐられ、

1時間かけて作ったのがこちら。

焼き木体験

まとめ

「火」をテーマに座学、実習とも色々なことを学んだ週でした。

焚き火、炭火、バーナーから発展して

焼き芋に焼きりんごに焼き木工作。

一口に「火」といっても

やり方次第でこんなに広い楽しみ方があるのに驚きました。

それにしてもアウトドアで初の焼きりんご!

とってもとっても美味しかったです。

毎回の授業に沢山の準備と装備を惜しげなくしてくださる

S先生には本当に感謝!!

本当にありがとうございます。

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