日本全県制覇2周目 20県目は福井の旅(2018年1月)
2018年1月久しぶりに予定のない週末
2017年の大晦日に入院していた父が亡くなり、お正月から大変慌ただしい日々を過ごしました。
両親は40年以上新潟に居住していたのですが、永眠後は東京に戻りたかったのか、それとも私たちがお参りに行きやすいことを考えてくれたのか、生前に東京のお寺に合同墓を購入していました。
なので、母の時もそうしたのですが、お通夜、葬儀、火葬までは新潟で行い、納骨をかねて49日は東京のお寺で行うことになります。
お正月のお葬式からお骨の東京までの運搬、49日の日程まで立てて、ようやく一息ついたら1月も20日になっていました。
そしてその週末は久しぶりに何の予定も入っていません。
どこかにふらっと行きたいな、と思ったとたん、行き先を探していました。
1人お疲れ様会、カニを求めて越前へ
お断り:この福井の旅行の写真がなぜか全然残っていなくて、写真少なめです。というか、Facebookに残っている写真からの引用のみです💦 すみません!
前回19県目のあと、しばらく番外編が続きましたが、今回ようやく20県目の記録です。
19県目はこちら沖縄の旅でした:日本全県制覇2周目 19県目は沖縄の旅(2017年5月)
1泊だけど、どこかにふらっとのんびり…、そうだ、カニを食べに行こう!と思い立ちました。
神戸なので大阪から京都や兵庫の日本海側にカニカニエクスプレスなどが運行しています。
バスツアーも結構でています。
兵庫や京都は以前行ったことがあるので、他の地域を探してみることにしました。
旅館のカニプランは結構あるのですが、おひとり様のプランがないことがほとんど。
その中からおひとり様O Kのプランを見つけました。
福井の越前の旅館です。
神戸から大阪に出て、大阪から特急サンダーバードで敦賀に出ます。
サンダーバードはこちら:https://www.jr-odekake.net/train/thunderbird/
敦賀からは越前の旅館までバスが出ています。
早速宿を予約して翌日出かけることにしました。
初めての敦賀の街 バスの時間まで気比神宮(けひじんぐう)に
大阪からサンダーバードで1時間半で敦賀に到着します。
13時半ごろ大阪を出たので敦賀には15時ごろ着きました。
越前の旅館街に行く乗合バスは17時なので、それまで初めての敦賀の街を散策しながら、気比神宮に行ってみることにしました。
駅からは歩いて15分ほどで行くことができます。
駅前には松本零士作品のブロンズ像が
駅を出てすぐの道路に銀河鉄道999など、松本零士作品のブロンズ像が並んでいます。
写真がないのが本当に残念なのですが💦
敦賀は日本海側で最初に鉄道が敷かれるなど、日本海側の交通の要所として栄えた街です。
日本でも有数の鉄道と港の町だったのです。
これらのブロンズ像は、1999年に敦賀港開港100周年を記念して設置されたそうです。
気比神宮は北陸道総鎮守 越前國一之宮
気比神宮は 福井県敦賀市に鎮座する 北陸道総鎮守 越前國一之宮です
国の重要文化財となっている大きな赤鳥居が印象的でした。
写真がないのがまたしても悔やまれますが、ぜひ↓からご覧ください。
写真がわりに御朱印がこちらです。
気比神宮はこちら:https://kehijingu.jp/#top
一路バスで越前海岸を目指しタグ付きカニを堪能
越前の旅館には駅からバスが出ています。
越前の旅館街に行く専用のバスになります。
バスで海岸沿いを北上すること約1時間半、宿近くの停留所に着きました。
こちらがこの時の宿、いまいさんです。
いまいさんはこちら:いまいさんのHPのURLがhttpなので楽天トラベルさんのリンクです。https://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/84753/84753.html
そしてこちらが夕食のカニ。
越前蟹の証、タグがついています。
1人で黙々とカニと戯れました。
カニが大好きであちこち食べに行っていますが、今のところ近年ではこちらのカニが一番です。
大満足でした。
翌日は敦賀に戻り新たな学び・人道の港敦賀
翌日はまたバスで敦賀に戻りました。
敦賀駅に10時過ぎに着き、15時ごろ発の帰りの特急サンダーバードまで、敦賀の街を散策することにしました。
敦賀港の方に行ってみることにしました。
きらめきみなと館はコンサートやイベントホールを備えた施設です。
きらめきみなと館はこちら:https://kirameki-minatokan.jp
中のイートインスペースでコーヒー休憩をしました。
外に出るとデッキスペースになっています。
さらに進むと金ヶ崎緑地という港に面したウッドデッキの広場になっていました。
敦賀港はポーランド孤児やユダヤ難民を受け入れた人道の港
さらにその先に「人道の港・敦賀ムゼウム」という資料館がありました。
ここで新たなことを学ぶことになります。
敦賀港は、1920年代にポーランド孤児、1940年代には杉原千畝氏の発給した「命のビザ」を携えたユダヤ難民が上陸した日本で唯一の港なのだそうです。
その当時の建物を復元した資料館がこちらの「人道の港 敦賀ムゼウム」です。
孤児と難民が上陸した歴史、彼らに手を差し伸べた人々のこと、そして敦賀のまちの人たちが迎え入れた様子を後世に伝えています。
2020年にはポーランド孤児上陸100周年、命のビザ発給80周年を迎え、敦賀ムゼウムがリニューアルオープンし、新たなシアターやアニメーション展示もあるようです。
この時は後にポーランドを訪れ、ポーランドが大好きになるとは思ってもいませんでした(2019年3月にポーランド訪問)。
再度このリニューアルされた施設を目的に敦賀を訪ねてみたいと思いました。
しかし新潟から敦賀は遠いですね。
調べると新潟空港から名古屋に飛んで名古屋から新幹線で米原…なんていうルートが出てきました。
この時は神戸から手軽に行けて良かったです。
近くの赤レンガ倉庫でランチ
敦賀ムゼウムの前に敦賀赤レンガ倉庫という建物がありました。
その中のイタリアンレストランでお昼を。
素敵なレストランでした!
赤レンガ倉庫はこちら:https://tsuruga-akarenga.jp
まとめ
久しぶりの自分のために使える週末は福井のタグ付き越前蟹と敦賀での発見や学びでとても有意義な時間を過ごすことができました。
偶然見つけた敦賀ムゼウムでは知ることのなかった歴史を知ることができ、大きな学びとなりました。
また訪れてリニューアルされたムゼウムに行ってみたいと思います。多分、カニの季節に。
日本全県制覇2周目の旅、20県目は福井県でした。
次回は21県目埼玉と22県目熊本の予定です。