東京・表参道ネスパス体験会!盛況でした!
3月12日(日)は月に1度の東京での体験会です!
昨年7月に試験的に開催した東京での「佐渡おけさ」体験会。
その話はこちら:東京でも佐渡おけさWS、やります!@表参道ネスパス
10月から3月までは新潟アーツカウンシルさんのご支援もいただき、月に1度のペースで開催しています。
3月12日はその最後の体験会でした。
前日から東京入りして、娘のところから表参道に向かいます。
表参道ネスパスは新潟のアンテナショップ。
野菜からお菓子から食料品やお酒まで、本当に様々な物が幅広い品揃えで販売されています。
常に何かのイベントも開かれていて、いつもとても活気のある場所です。
場所的に表参道の中心部、表通りからもすぐのところなので、
新潟に関連のある人だけでなく、通りがかりの人も多く利用しているショップです。
表参道ネスパスはこちら:https://www.nico.or.jp/nespace/
開催時間は13時から16時の3時間、3階の交流スペースにて行います。
この時間帯であれば出入りは自由。
初めての方にはその都度最初から説明して、一緒に踊っていただきます。
難しいと言われる佐渡おけさですが、パターンがあるので、そのパターンが分かれば、どなたもお帰りになる頃には踊れるようになっています。
表参道ではセントパトリック・ディのパレードが!
いつものように表参道の駅からネスパスに向かうと、日本とどこかの国の国旗がいっぱい飾られていて、
鼓笛隊のような衣装の若者もたくさん歩道を歩いていて、
何となくいつもと違う雰囲気です。
道路に飾られた見慣れない国の国旗、どこだろう、と思っていましたが、後でそれがアイルランドの国旗であることがわかりました。
この日、代々木公園では「セントパトリックデー」のお祭りが開かれていたとのこと。
それに伴って、ここ表参道でも記念のパレードが行われるのだそうです。
「セントパトリックデー」は、アイルランドの守護聖人である聖パトリックの命日(3月17日)をお祝いするアイルランド最大の祝日なのだとか。
アイルランド移民が多いアメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランドなどでも、一緒に祝うのだそうです。
アルランドのシンボルカラーはグリーン。
日本でも表参道をそのグリーンを身につけて多くの人がパレードするのだそう。
実際、体験会の間に大きな音がするので外を覗いてみたら、パレードの真っ最中でした。
写真はIrish Network Japanからお借りしました。
Irish Network Japanはこちら:https://inj.or.jp
体験会は大盛況!佐渡おけさ人口も増えました!
さて体験会の方は、というと、これが大盛況でした。
いつものリピーターさんに加え、前回から参加してくださった方、
初めて参加してくださった方も多くいらっしゃいました。
お子さん2人とご夫婦のご家族連れで参加してくださった方は、お子さんが佐渡が好きで佐渡おけさに興味を持ったのだとか。
お子さんだけでなくお母さんもお父さんも踊りにとても興味を持っていただき、
一緒に一生懸命踊ってくださいました。
皆さん、とても熱心!
その甲斐あって、お帰りになる頃には4人とも踊れるようになっていました。
そんな姿に、ご家族でお揃いの浴衣とおけさ笠で踊られる姿を想像してとても嬉しくなりました。
また、ずっと佐渡おけさを踊ってみたいと思っていた、とおっしゃる初参加のご婦人もありました。
寺泊の近く、分水のご出身で、ずっと踊ってみたかったのだけれど、
そのような場所も機会もなくて、今回この体験会のことを知って思い切って来てみました、とのこと。
最初は佐渡おけさの独特の動きに戸惑っていらっしゃいましたが、何回か繰り返すうちにすっかりコツを掴まれたようで、そうなると手つきもとても優雅になってきます。
この方も最後には踊れるようになり、夢が叶ったととても喜んでいただきました。
いつも参加に協力いただいている若波会さんからお声がけいただいた、という方も何名かいらっしゃいました。
この方々はすでに踊れる、というか私なんかよりずっとお上手な方々で、私がこんなことをしているのも僭越至極なのですが、
・新潟まつりの民謡流しで踊れる人が激減してしまった佐渡おけさを再度盛り上げたい。
・そのためのすそ野の人口を増やすための活動で、私は先生でも何でもない、ただの佐渡おけさ好き。
・盆踊りなどの文化はお金を払って習う物ではなく、負担の家族や地域の生活の中で身につくものだと思うので、参加者からはお金はもらわない。
などの趣旨を説明させていただき、ご理解いただけたものと信じています。
課題も見つけました!そして4月9日にも開催します!
毎回、東京での体験会は新しい出会い、思いもよらない参加などがあって、本当に面白く、色々なヒントをもらっています。
今回も思うところがたくさんありました。
そして、やはりこの活動のキモは「佐渡おけさ人口を増やすこと」にある、ということを再確認しました。
新しい人、踊ってみたい人に広がってこそ意義があるので、踊れる人の憩いの場だけになってはいけないとも思いました。
そのために何ができるか、考えていきたいと思います。
そして4月にも開催することが決まりました。
4月9日(日)、時間も同じ13時から16時です。
少しでもご興味があればぜひ遊びに来てください。
まとめ
東京・表参道ネスパスで、月に1度の佐渡おけさ体験会でした。
今回も新しい、そして嬉しい出会いがたくさんありました。
お子さんが佐渡が好きだから佐渡おけさを踊ってみたい、と訪れてくれたご家族。
新潟出身でずっと踊ってみたかったが叶わず、やっと夢が叶ったとおっしゃるご婦人。
皆さん、踊れるようになってお帰りになりました。
新たな課題も見つけ、今後に活かしていくつもりです。
次回は4月9日(日)!皆さんのご参加をお待ちしています。