わたり階段が超レトロ!提灯がお出迎えの長良川鉄道:郡上八幡駅!
意外と開けた景色!長良川鉄道1時間の旅
思わぬ踏切での脱輪トラブルに巻き込まれたものの、
その話はこちら:長良川鉄道・踏切トラブルに遭遇!脱輪に要注意、を学ぶ
電車は1時間後に無事関駅を発車することができました。
関駅から目指す郡上八幡駅までは18駅、約1時間の旅となります。
長良川鉄道という名前から勝手に山深い渓谷を進んでいくような想像をしていたのですが、
意外と開けた景色の中を進んで行きました。
パトカーとレッカー車と脱輪した車を見かけたのは関市役所と関下有知(せきしもうち)の間でした。
その後、松森、美濃市と進んで行きます。
こちらは美濃市の駅です。
美濃市には江戸から明治にかけて作られた古い街並みが残っていて、
美濃市の見どころになっているそうです。
うだつとは、屋根作られた防火用の壁で、江戸時代の豪商たちの富の象徴だったと四国で聞いたことがありました。
美濃市、梅山、湯の洞温泉口と進んで行きます。
途中、蛇行する川を何回か渡って、
洲原、母野は「はんの」、木尾は「こんの」と読めない駅名が続いた後、
八坂、みなみ子宝温泉と進んで行きます。
みなみは美並と書きます。
円空の街・美並(みなみ)
円空について調べてみたら、
江戸時代前期の修験僧で、各地に「円空仏」という独特の風合いの木彫りの仏像を作ったことで知られる、
とありました。
その円空仏に見覚えがあり、あれ、これ新潟でもみたことがあるような、と思って調べたら、
新潟で見たのは木喰(もくじき)上人で別なお坊さんでした。
でも、木喰仏を語る時、この円空さんと木喰上人はペアで語られることが多いそうです。
これを読んでいて、新潟以外でも木喰仏に出会ったことがあるのを思い出しました。
民藝です。そうそう、柳宗悦でした。スッキリ!
こうして大矢、福野、美並苅安、
赤池、深戸、相生と進んで
郡上八幡に到着しました。
渡り階段が超レトロ!郡上八幡に到着!
今降りた電車がさらに進んでいくのを見送って、
きた道を振り返ります。
郡上八幡の駅ではまず提灯が歓迎してくれます。
そして駅の改札へはこの階段を登っていかなければなりません。
スーツケースを持って登ってみると、なんと木の廊下!
思わず写真を撮っていたら、向こうから歩いてきてすれ違った人もつられたのか写真撮影していました。
駅舎の窓枠も木製ですが、こちらは新しい感じです。
改札を出ると、というかこの木戸を通り過ぎると、右手がカフェになっていました。
左手にはお土産品が並んでいます。
先ほどのカフェを外から見るとこんな入り口になっていました。
カフェと観光案内所を兼ねているようです。
こちらが駅舎です。
歩いて眺める郡上八幡・踊りの街!
郡上八幡博覧館にいくバスは本数が少ないので、歩いて行くことにします。
25分くらいかかるようですが朝のウォーキングにはちょうどいい。
荷物は駅のロッカーに預けました。
駅を出て、左に歩いて行く形になります。
歩き始めて5分くらいのところに、食品サンプルの会社がありました。
郡上八幡は食品サンプルの生産で有名なんだそうです。
見学、体験もできるようですが、まずは目的地を目指すことにします。
旧道らしき道に沿って歩いて行くと郡上おどりの街らしい雰囲気になってきました。
飛騨牛コロッケを売っているお肉屋さんがあったので、
熱々のコロッケを1つ購入。
歩きながら食べるコロッケって本当に美味しいです。
こんな路地や
こんな河岸を見ながら歩きます。
郡上八幡博覧館の矢印が出てきました。
この奥を登っていくと郡上八幡城に行けるのですが、
ちょうど今の期間、改修工事で休館中でお城には行けませんでした。
博覧館はもう目の前。到着です!
まとめ
踏切トラブルの後、電車は1時間遅れで出発しました。
長良川鉄道という名前から、山深い渓谷を進んでいくと勝手に想像していましたが、
車窓から見える景色は意外に開けていました。
どの駅にも名所がありそうで降りてみたい駅がたくさんあり、またいつか来る楽しみが増えました。
郡上八幡博覧館までのウォーキングは、景色も町並みもコロッケも楽しめます。