なるほど、これが高野山!百聞は一見にしかずを実感!

高野山

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なるほど、これが高野山!百聞は一見にしかずを実感!

いよいよ高野山へ!一体、高野山とはどんなところ?

高野山

日本全県めぐり2周目、最後の県・和歌山に来ています。

初めての街・橋本から南海高野線とケーブルカーを乗り継いで高野山の駅に着きました。

ここから先はバスに乗るということだけ把握していましたが、詳しいことは来てみないとわからない状態です。

すでにバスは停車して待っている様子。

とりあえず奥之院には行って欲しい、と和歌山市街歩きガイドの智子さんも言っていたので、

まずは奥之院を目指そうと思います。

「高野山・金剛峯寺」のイメージから、福井の永平寺のように広大なお寺を想像しているのですが、

「お寺が沢山あって山の上に街があるんです」とのこと。

一体どんなところなのか、想像とどのように違うのか、見当もつきません。

高野山とは

高野山

高野山は八葉の蓮華にも例えられる8つの峰々に囲まれた盆地に、

弘法大師が開いた真言密教の聖地です。

東西約6キロ、南北約3キロの中に、

両壇と呼ばれる2大聖地「壇上伽藍」と「奥之院」があり、

金剛峯寺などの117もの寺院が立ち並んでいる日本を代表する霊場。

1200年の歴史を紡いでいる永遠の聖地・高野山は令和5年の今年、

弘法大師生誕1250年を迎えるのだそう。

秀逸!南海りんかんバス・高野山山内地図がすごい!

高野山

ケーブルカーは高野山駅で南海りんかんバスに連絡していて、すでに2台のバスが待っている状態でした。

高野山

バスの切符売り場でどうしようー、と考えている時におじさんが渡してくれたのがこちらの地図です。

高野山

表紙には

Q1:お泊まりですか?日帰りですか?

という質問があって、「日帰りです」に進むと、

Q2:目的地は?

の質問に「決めていない」と進むと

「絶対おすすめの3カ所」として

1 奥の院 340円

2 金剛峯寺 300円

3 壇上伽藍 350円

をお勧めしてくれています。

で、それぞれにバス代も表記されていて、その近くに1日フリー乗車券の情報も。

これ、すごい!

高野山

パッとみて、行き先が決められて、そのバス代合計より1日フリー乗車券(840円)の方がお得だと一瞬で判断できるようになっています。

とりあえず1日乗車券を購入して、この3カ所に行ってみようと即決しました。

南海りんかんバスはこちら:http://rinkan.co.jp

奥之院へ

高野山

奥の院方面に行くバスに乗り込んで15分ちょっとで奥の院前というバス停に到着しました。

奥の院は弘法大師信仰の中心となる聖地で、壇上伽藍と並ぶ高野山の2大聖地となっています。

最も奥に位置する御廟(ごびょう)では、弘法大師が今でもそこに生き、

世の中の平和と人々の幸福を願って瞑想を続けていると信じられているそうです。

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御廟まで約2キロの山道が続いていて、樹齢何百年にもなる大きな杉が立ち並びます。

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ここには諸大名の供養塔はじめ、さまざまな企業の供養等など建ち並ぶ墓碑は20万を超えるのだそう。

織田信長、

高野山

浅野内匠頭など

高野山

著名な歴史上人物の墓碑には案内塔がその存在を知らせてくれます。

冷たい空気もさることながら、あたり一杯に神聖な空気が流れているのを感じながら

高野山

奥へ奥へと進んでいきます。

御廟の前には御廟橋という橋があって、

そこを過ぎると弘法大師御廟への霊域へ入ります。

橋の前では脱帽、服装を整え一礼してから橋を渡ります。

そしてここからは撮影も許されません。

お参り後御朱印を頂戴して来ました。

高野山

壇上伽藍へ

高野山

奥之院前のバス停に戻ってバスに乗り、もう一つの2大聖地・壇上伽藍を目指しました。

高野山

壇上伽藍は奥之院と並んで信仰の中心とされてきた聖地で、御社は開山後最初に建立されたと伝わるそうです。

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この中門は天保14年(1843)に焼失した後再建されず、礎石だけが露出していたそうですが、

平成27年に高野山開創1200年記念大法会の特別事業として172年ぶりに再建されたのだそう。

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金堂は117ある寺院の総本堂です。

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他にも高さ48.5メートルの根本大塔など、壮大な空間に19もの堂塔が建ち並びます。

高野山

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金剛峯寺へ

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壇上伽藍から金剛峯寺までは歩いて向かいました。

総本山金剛峯寺という場合、この金剛峯寺だけではなく高野山全体を指すのだそうです。

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私が思い浮かべた大きな敷地にある一つのお寺ではなく、

高野山は高野山の至る所がお寺の境内で、高野山全体がお寺なのです。

高野山

本堂は、と言えば先ほどの壇上伽藍の金堂が総本堂にあたります。

高野山の重要行事のほとんどがこの金堂で開かれるのだそうです。

こちらの金剛峯寺は文禄2年(1593)に豊臣秀吉が母堂の菩提のために寄進したものだそう。

高野山

当時の建物は火災で損失しましたが、文久3年(1863)に当時の姿をそのままに再建したのが現在の建物だということです。

こちらは内部が見学できます。

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大広間から別殿、お庭まで見学できますが、お部屋は撮影OKですが襖絵は撮影NGということで

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襖を写さないように写真を撮るのは難しいですね。

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お庭は蟠龍庭と呼ばれ、雲海の中で一対の龍が向かい合い、奥殿を守っているように表現されているのだとか。

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龍を表す石は四国の花崗岩が、雲海を表す白川砂は京都のものが使われているそうです。

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金剛峯寺はこちら:https://www.koyasan.or.jp

まとめ

高野山に行ってきました。

山の上に街がある、とは聞いていましたが、こういうことだったのか!と思いました。

高野山金剛峯寺として抱いていたのは広大な敷地に大きなお寺が1つあるイメージ。

実際は、高野山全体を指して総本山金剛峯寺というのだそうです。

そこに子院に当たるお寺が117も存在し、壇上伽藍の金堂が総本堂にあたるのだそう。

やはり見ると聞くでは全くイメージが違い、百聞は一見にしかず、と実感しました。

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