新潟良いとこ何度もおいで♫ 市内編1「信濃川ウォーターシャトル」
4連休中特別運航のシティナイトクルーズ!
連休中、Facebookのお知らせで知った信濃川ウォーターシャトルの特別運航便、シティナイトクルーズに乗船してきました。
何が「特別」かというと…
- 市内の中心部「万代シティ」発着所から出発する周遊便
- 出航時間が18時半と19時という夕暮れ
だからです。
我が家からも歩いて10分かからずに行けてしまいます。
いつか乗りたいと思いつつ、普段は家のベランダから眺めているだけのウォーターシャトル、この機会に乗ってみることにしました。
25分間、1,100円のナイトクルーズです。
信濃川ウォーターシャトルとは?
信濃川は新潟市の真ん中を流れる、新潟市を象徴する美しい川です。
信濃川ウォーターシャトルとは、この信濃川の街の中心部を往復する水上バスのこと。
2021年はオンシーズン(4月3日から11月28日)の土日祝日に運航しています。
運航スタイルには「シャトル便」と「周遊便」の2つあって
シャトル便は:みなとぴあ~(~朱鷺メッセ~萬代橋西詰~万代シテイ~県庁前~)~ふるさと村を往復します。
周遊便は:普段は朱鷺メッセで乗って朱鷺メッセに戻ってくる25分間のクルーズです。
周遊便は普段夏場は16時と17時の2回のようなので、今回の18時半、19時はやはり特別ですね。
19時出航の船に乗船します
この時期19時でもまだ明るいので、日が暮れて夜景が見られそうな19時出航の便に乗ることにしました。
こちらが「万代シティ」乗り場です。
左を見るとこんな感じ。上流方面です。
だんだん日が落ちかけてきています。
正面がこちら。中央右の白い建物はホテルオークラ新潟。
こちらのラウンジ「ら・しなの」から萬代橋を眺めながらいただくクラブハウスサンドが大好きです。
右を見るとこんな感じ。
萬代橋は橋脚の美しいデザイン性だけでなく、建築物としての価値も認められている国の重要文化財です。
橋が重要文化財として認められたのは日本橋に次いで2番目だそう。
18時半出航の便が戻ってきました
さて出航です
まずは上流方面に向かいます。
信濃川のこと
信濃川は、新潟県と長野県にまたがって流れる日本一長い川です。
流域面積も利根川、石狩川に次ぐ広さです。
信濃川は、上流の長野県側では千曲川とよばれています。
千曲川の源は埼玉県と山梨県の県境にある秩父山地甲武信岳に発します。
そこから上田盆地を経て長野盆地で最大の支川犀川と合流、やがて新潟県境に至り、信濃川と名を改めます。
途中谷川岳を源とする清流魚野川と合流し、越後平野潤しつつ、大河津分水路と関屋分水路に分派して日本海に注ぎます。
この大河津分水と関谷分水がこの市内中心部の信濃川を洪水から守ってくれています。
関谷分水はすぐこの先にあります。
来年2022年、100周年を迎える大河津分水、50周年を迎える関谷分水についてはいずれちゃんとご紹介したいと思っています。。
上流方面へ りゅうとぴあ、越後線、県庁
萬代橋を背に「万代シティ」発着所が遠のいて行きます。
八千代橋も過ぎて、右手が万代シティ、真ん中の高いビルがホテル日航新潟でその下に朱鷺メッセがあります。
こちらは昭和大橋です。これを右方面に行くと白山神社になります。
見えてきたのが「りゅうとぴあ」という新潟市民芸術文化会館です。
ガラス張りの美しい建物も素敵ですが、大きなパイプオルガンのあるコンサートホールもとても素敵です。
劇場や能楽堂もあり、絶えずコンサート、リサイタルなどさまざまな文化活動の拠点となっています。
その先に見える橋脚は越後線です。
特別な電車が走るのか、鉄橋のそばでよく撮り鉄の人が三脚を構えているのを見かけます。
越後線は柏崎まで行けるのですね。
越後線だけ乗り継いで行くと2時間20分鈍行の旅、面白そうです。
周遊船はこのあたりでUターンして下流へ向かいます。
越後線の向こうに見える大きな建物が新潟県庁です。
下流方面へ NST, 水辺アウトドアラウンジ、ビルボードプレイス、メディアシップ
下りになったら一気にスピード感が増しました。
風が気持ちいい。
日も暮れてきて、ライトの光が浮き上がります。
NSTは地元のテレビ局です。新潟総合テレビの略。
その前の水辺では夏の期間、水辺アウトドアラウンジといってレストランが何軒か出店しています。
イタリアン、台湾料理、BBQ、など。
![](https://kyanoe.com/wp-content/uploads/2021/07/DSC_1286-1024x768.jpg)
こんな感じのバーやレストランが出店しています
外で信濃川を眺めながら飲むビールは最高です。
ネオンが綺麗なビルボードプレイスはアパレルやレストランなど多くのショップが入った商業施設です。
萬代橋の近くまで戻りました。
真ん中が膨らんだ形のビルは地元の新聞社・新潟日報本社ビル「メディアシップ」。
メディアとしてのメディアシップと、北前船のシップを兼ねています。
ビルの形も帆をイメージしています。
最上階は解放されていて、新潟の美しい風景が楽しめます。
萬代橋のライトが美しい。
萬代橋の先 ホテル日航新潟、朱鷺メッセ、佐渡汽船
萬代橋をくぐり、見えるのがホテル日航新潟。
日本海側随一の高層ビルで、こちらの最上階も解放されていて絶景が楽しめます。
その手前に見える橋が柳都大橋です。
船は柳都大橋手前で旋回するので見えにくいですが、橋のアーチの中央右寄りに見えているのが佐渡へ行くフェリーです。
ホテル日航新潟の下にコンベンションセンター、朱鷺メッセ、佐渡への玄関口・佐渡汽船もあります。
発着所へ戻ります グランドホテル、ホテルオークラ新潟
さて柳都大橋手前で旋回して万代シティ発着所へと戻ります。
だいぶ日も暮れて河面に反射するライトが綺麗になってきました。
上流方面に進み右側に新潟グランドホテルが見えています。
まだ利用したことがないのですが、今県民割などやっているようなので近々利用してみたいと思います。
左端に見えている青いライトの建物がホテルオークラ新潟。
船内の様子
外の景色に気に取られ、船内をみて回るのを忘れていました。
こちらは外のデッキ。中央の入り口から船内へと入れます。
こんな感じ。
こちらは受付で乗船したらこちらで料金を払います。
かもめも大好きなかっぱえびせんを販売。
階段を降りると室内席になっています。
パーティなどもできるようなので、食事ができるテーブルになっています。
さて萬代橋をもう一度くぐって発着所へと向かいます。
船上でビールも売っていて本当は飲みたかったですが、写真を撮るのに忙しくてあきらめました。
まとめ 信濃川ウォーターシャトルさん!ぜひこれをデフォルトに!
25分のナイト、というよりトワイライトクルーズ、とても楽しめました!
新潟のランドマークの数々が水上から見えてしまうということに改めて驚きました。
こうして見てみると、りゅうとぴあ、NST,ビルボードプレイス、メディアシップ、グランドホテル、ホテルオークラ新潟など、どの建物もすっきりしているというか、悪目立ちしないというか、景色に馴染むというか、センスがいいと思いました。
特にこの時間帯に見る景色はとても綺麗で、万代シティからの発着はとても便利だし、帰りに水辺アウトドアラウンジに寄り道もできるし、新潟に来た人にぜひお勧めしたい。
信濃川ウォーターシャトルさん!これをデフォルトにしてください!!