水の都・新潟市で歩いて欲しいオススメ4選
大きな空や周りの景観と調和した、信濃川沿いの美しいガラスの建物たち
新潟市に来た人を、どこに案内しよう?どこを見てもらいたい?
新潟に移住して以来、ずっとそんなことを考えています。
今日は住んでいて私が「好きだなぁ」と思う景観、4箇所をご案内します。
全部市内を流れる信濃川沿いにあるので、全部巡るのもおすすめです!
新潟県の県庁所在地、新潟市内の真ん中を煌めきながらゆったりと流れる信濃川。
大きな空の下、そこには国の重要文化財にも指定されている美しい「萬代橋」がかかり、
川の両岸の豊かな自然を残しながらも綺麗に整備された「やすらぎ堤」にはたくさんのベンチや東屋が設置されていて、
まさに市民のやすらぎの場として多くの人の憩いの場となっています。
そんな新潟市中心部には、信濃川を中心とした美しい景観と調和し、さらに一体となってその景観を引き立てるような素敵な建物がたくさんあります。
そのどれもが信濃川のキラキラ光る水面と同化したかのような透明感のあるガラスで作られていて、大きな空を反射しながら美しい景観を作り出しています。
新潟市の街づくりの精神が表れている建物たちです。
りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)
まず最初は「りゅーとぴあ(新潟市民芸術文化会館)」です。
信濃川のほとりに建てられたガラス張りの円形の建物。
大きな建物ですが、透明感のあるガラスが空と周辺の緑と信濃川を反映して、周りの景観に溶け込んでいます。
コンサートホール、劇場、能楽堂の3つのホールや、スタジオ、練習室、ギャラリーなどを備え、さまざまな芸術文化のイベントが開かれています。
コンサートホールは客席が舞台を囲むアリーナ形式になっていて、中央には大きなパイプオルガンを備えています。
新潟の総鎮守として1000年以上の歴史を持つ白山神社や白山公園と隣接するエリアにあって、古町側からも、信濃川側からも行くことができます。
建物屋上には庭園があり、他にも空中庭園、水路、池など緑と水に溢れた作りになっています。
春には桜の名所としても知られています。
りゅーとぴあについてはこちら:https://www.ryutopia.or.jp
沢山のコンサートやイベントが開催されていますので、お気に入りのイベントを見つけて新潟に遊びに来るのはいかがでしょう?
イベントの開催されていない時でも会館はオープンしています。
カフェも併設していますので、やすらぎ堤散策や古町散策の合間に一息つくのもいいですね。
りゅーとぴあ近くには「クレーシェル」という新潟のケーキの名店もあり、こちらもおすすめです。
NST(新潟総合テレビ)
次はりゅーとぴあから信濃川沿いに出て、やすらぎ堤を河口方面に歩くこと10分。
信濃川の右岸沿いに建つNST(新潟総合テレビ)の建物です。
NSTは新潟のフジテレビ系列のテレビ局。
こちらもガラス張りの開放感のある美しい建物になっています。
中にはカフェ・シエールというパン屋さんのレストランがあり、一般の人も利用できます。
内部も開放感のある明るい作りになっていて、窓の外を見ながらランチやお茶をすることができます。
先日お邪魔したら、ステーキランチが特別価格1,200円で提供されていました。
びっくりするほどのパンが付いてきます。
ぜひ散策の合間に立ち寄ってみてください。
カフェ・シエールはこちら:https://tabelog.com/niigata/A1501/A150101/15009152/
メディアシップ(新潟日報本社ビル)
NSTから歩くこと5分、萬代橋のところの階段で側道に降ります。
その横断歩道を渡って左に少し進むと橋の下を潜り終えるところ右手の階段を昇ると萬代橋の東詰めに出ます。
目の前にあるのがメディアシップ。新潟日報車の本社ビルです。
こちらも透明感のあるガラス張りで、新潟を拠点に行き来した北前船をモチーフにしたユニークで美しい形のビルになっています。
1階にはコンビニほか、新潟の様々な製品を紹介するショップやフレッシュネスバーガーなどのショップが入っています。
フレッシュネスバーガーではビールも販売していますので、お散歩で乾いた喉を潤すのにいいですね。
2階には中華レストランや、新しくできたお惣菜のお店がありました。
結構幅広い品揃えで、お弁当もあります。
美味しそうだったのでお弁当を買ってしまいました。
他にもキッシュとかパテとかラペとか買いたかったのですが、この先歩くのでやめておきました。
イートインもできるし、ワインも色々ありました。
いいところ、見つけました!今度イートイン、ご報告します。
こちらが今日買ったお弁当、海苔弁。
美味しかったです!
パーラーメメはこちら:https://niigata-mediaship.jp/newsroom/floor/パーラーメメ
忘れるところでした。
このメディアシップで行って欲しいのは20階です。(注意:今20階の半分はワクチン接種会場になっていましたが、半分は展望用に解放されていました。)
前方の高いビルがホテル日航新潟です。
肉眼では河口の先に粟島が見えたのですが、写真ではわかりにくいですね。
粟島の旅はこちら:日本全県制覇2周目 番外編・新潟県粟島の旅(2017年8月)
こちらは佐渡方面です。眼下の端は萬代橋。
萬代橋左側の白い建物はホテルオークラ新潟。その先のとんがり屋根はNext21と言って今市役所が入っているビルです。
この20階、日本夜景遺産に認定されているそうです。
このビルは朝8時から夜23時までオープンしているので、夜景もぜひお楽しみください。
バーとかあったら毎日通いそうです。
メディアシップはこちら:https://niigata-mediaship.jp
ホテル日航新潟
もしまだ歩けそうだったら、ホテル日航新潟まで行ってみませんか?
メディアシップから信濃川沿いに戻り、川沿いを歩いて約10分で行くことができます。
厳密には万代島ビルと言って、「朱鷺メッセ」というコンベンションセンターの敷地内にたつ超高層複合ビルです。
こちらも総ガラス張りの透明感のある美しいビルになっています。
1階と2階にエントランスがあり、3階と4階はホテルのフロント及びレストランや宴会場、さらに5階は「新潟県立万代島美術館」になっています。
6階から20階はオフィス、22階からがホテルの客室、31階が展望台になっていて一般にも公開されています。
日本海側随一の地上125メートルからの絶景は必見で、都会とはまた違った高層ビルからの景色が楽しめます。
31階ではお土産を買ったり、売店があって軽食や飲み物、ジェラートも楽しめます。
ホテル日航新潟はこちら:https://www.hotelnikkoniigata.jp
またこのホテルの前からウォーターシャトルが出ているので、時間が合えば利用して万代シティへ移動したり、ここを拠点にクルージングしたりすることができます。
信濃川ウォーターシャトルはこちら:https://www.watershuttle.co.jp
そしてまだ歩きに余裕がある!美味しいものを食べたい!という方は、こちらから歩いて10分のぴあBandaiをオススメします!
美味しいお寿司、BBQ、定食などの食事から、買い物やパプリックビューイングなどのエンタメまで楽しめる港のマルシェです。
ぴあBandaiはこちら:https://www.bandai-nigiwai.jp/index.html#
まとめ
いかがでしたか?
りゅーとぴあ、NST、メディアシップ、そしてホテル日航新潟。
観光施設とは一味違った地元を楽しむウォーキング、楽しんでいただけたでしょうか?
新潟の街を歩いているとなぜか心地よい。
その心は空と緑と川と建物が一体化した、徹底した街の景観づくりにありました。
ぜひやすらぎ堤を歩いて、新潟の魅力を発見していただけたら嬉しいです。
皆様のお越しを心よりお待ちしています!