10月18日 Day1@しただ塾「アイスブレイク」
しただ塾、初日を迎えました!
月曜日の初日に備えて、日曜の夜から現地入りして、
お借りしているシェアハウスから歩いて行ける日帰り温泉「いい湯らてぃ」から「しただ生活」をスタートしました。
そして月曜日の昨日、初日を迎えました。
1日の予定は座学の日は50分の講義が午前中3限、午後3限。
実技や実習の日もこの時間枠で開催されるようです。
そんな授業の中からご紹介できるものはして行きたいと思います。
昨日の授業の様子は写真が撮れなかったので、今日の下田の景色と共に記録します。
しただ塾、初日の「アイスブレイク」
初日の今日、午前中はまず「アイスブレイク」から始まりました。
アイスブレイクとは氷を壊す、とか溶かすことです。
知らない人同士が集まった時におこるお互いの緊張感を解きほぐして、
会話しやすい状況を作ったり、壁を取り除いたりするためのゲームなどの共同作業のことです。
私たち受講生4人の間の氷もそうですが、
私たちを受け入れてくれるこの施設をベースとしている方々とのアイスブレイクでもありました。
ここ旧荒沢小学校に拠点を置く今回のトレーニングの主催
「NPO法人ソーシャルファームさんじょう」は、
農業企画、スポーツ、地域交流などを通して、この下田地区を活性化することを目的に活動しています。
目標は2030年までに「移住したいまち日本一」にすることだそうです。
ここ旧荒沢小学校は「地域おこし協力隊」の方々や、
3X3バスケットボールのプロチーム・SANJO BEATERSの拠点でもあります。
NPO法人ソーシャルファームさんじょうはこちら:https://sfs-jp.org
その方々ともこれから毎日関わって行くのでアイスブレイクが必要です。
初日に行ったアイスブレイクの中からいくつかご紹介します。
ペーパータワー
まず最初にやったのはチームビルディングのためのゲーム、ペーパータワーです。
今回の4人の受講生がそれぞれ2人の地域おこし協力隊やBEATERSのメンバーとチームを作りました。
21枚のA4の古紙が配られます。
1枚は作戦会議で使うためのものです。
この紙を一番高く積み上げたチームが勝ちとなります。
スタートして最初の5分間は作戦会議、そして実際の積み上げ作業に入ります。
私たちのチームは紙の短い辺を4等分に折って、1辺だけ重ねて三角形の筒を作り、
その筒を3個三角形に並べ、その上に2等分に折った紙を重ねて行きました。
あまり欲のないチームで、無理して高く積むと倒れるので、
安定しているところで時間を待つ感じでした。
やる気がないという意味ではなくて、1人の方がとても客観的に判断してリードしてくれました。
結果は89センチで2位。
1位のチームは、紙の長い辺を4等分に折って四角の筒を作り、
それを横に3本並べて、その上に4等分した紙を置き、さらに積み上げていくというものでした。
これで終わりではありません。
それぞれのチームのやり方がわかった上で、さらにもう1回チャレンジします。
前回の反省、そして他のチームの知恵を考慮して、さらに新しい作戦を練ります。
うちのチームは基本先程のやり方を、今度は勝利チームを真似して長い辺を折って三角の筒を作りました。
それを最初は3本ずつ重ねていき、上の方は2本、一番上に1本積むという作戦でした。
最後の一本は作戦というか時間が迫って急いで乗せた感じです。
結果は119センチで1位!
1回目から30センチ伸びました。
この頃には3人の役割みたいなものが出来上がっていたような気がします。
マシュマロチャレンジ
次に挑戦したのは「マシュマロチャレンジ」です。
スパゲティ20本、細い紐1メートル、セロテープ1メートル、ハサミ、マシュマロ1個を使って、
同じく高さを競う、これもチームビルディングのためのゲームです。
ルールは1つだけ、マシュマロをタワーの一番につけることだけです。
隣のチームがテーブル面に固定しようとしていて、それはNGでした。
うちのチームはまずスパゲティ2本にマシュマロをあらかじめ指して、
スパゲティをさらにテープでつなぎ足して伸ばし、
長いアンテナ状のものを作り、
残りのスパゲティで土台を作ってそこに差し込むというものでした。
長いアンテナはマシュマロの重みでたわむので、
長い紐を螺旋状に巻いて、安定させました。
土台はスパゲティを四角形に固定して、
その角に足が来るように残りのスパゲティでヤグラを組んで立たせようというもの。
この土台作りに思いのほか時間がかかってしまい、
最後の大慌てが失敗して、タワーは崩れてしまいました。
結果は0センチ!
このゲームは他のチームも苦戦していて、
結局買ったのはスパゲティ1本分の高さの櫓に短い折ったスパゲティを継ぎ足し、
その上にマシュマロを刺すというものでした。
時間配分と、スパゲティをテープで繋いで櫓を作るのは結構難しい。
まとめ
見知らぬ人が集まってグループを作り、
そのグループがチームになっていくには
まずグループの形成期、混乱期を経て、
チームの統一期、機能期という経過をたどるそうです。
グループの形成期の一番初めの初日、
年齢も経歴もそれぞれ全く違う人が集まってのアイスブレイク、
とても盛り上がってチームを超えて氷は溶けたのを感じました。
タックマンモデルはこちら:https://hygi.jp/blog/tuckman-model
これから2ヶ月、グループからチームへと変わっていくのか、
果たして混乱期というものがあるのか、
それぞれに楽しみです。