新潟良いとこ何度もおいで♫ 道の駅編4「庭園の郷・保内」
三条市下田から新潟への帰り道、新たな道の駅を発見
新潟県三条市の下田(しただ)で
2ヶ月間の滞在型職業訓練「しただ塾」に参加中です。
その話はこちら:しただ塾「アウトドア従事者養成講座」開講しました!
下田生活も早くも3週間が過ぎました。
この週末は新潟で「きもの検定」を受験するので
金曜日の講座の後、そのまま新潟に向かいました。
その途中、とても美味しいお蕎麦屋さん・越水に寄ったのですが、
その時に新たは道の駅を見つけました。
越水さんはこちら:新潟良いとこ何度もおいで♫ 蕎麦屋編4「越水」/加茂市
道の駅「庭園の郷・保内」です。
拠点とさせていただいている下田の
廃校になった小学校からの距離感はこちらです。
加茂に近いので加茂なのかと思ったら、
住所で言うと三条市になっています。
道の駅に着いたのは17時前だったのですが、
すぐに日が暮れてしまい暗くて見にくい写真もありますがお許しください。
寄ってみたらとにかく広いのです、この道の駅。
それもそのはず、名前の通り、
この道の駅のテーマは「庭園」。
全国でも珍しいのではないでしょうか?
植木の街・保内
少ない水田からの貧困を救ってくれた植木産業
ここ保内地区は過去、上保内と下保内とに領土が分けられた歴史があります。
下保内は18世紀の初め、徳川直轄領となり、
代官の江戸行きに随行した村人が
江戸で庭木の手入れや接木の方法を覚えて村に戻り、
それを地元で広めたのが保内の植木の始まりだそうです。
保内には稲作用の水田が出来る平野が少なく、
また近くを通る信濃川はたびたび水害を起こすので、
保内は貧しく、納税する米に困っていたので、
保内の植木は村の暮らしを助ける産業として発展してきました。
有名なのは五葉松・保内の霜降り五葉松
さまざまな庭木を生産してきた保内ですが、
その名を世に知らしめたのは「五葉松」だそうです。
日本原産のマツ科の樹木で、針葉が5本の束になっているからこう呼ばれています。
他のマツ科の植物に比べ、短く、色が青みがかっている樹木で、
土壌によって歯の色が異なるそうです。
保内の五葉松は白みがかっていて
「保内の霜降り五葉」として高い評価を受けたとのこと。
盆栽としても人気が高く、庭の主木としても評価される樹木だそうです。
三条市は五葉松を「市の木」に指定していて、
子供が生まれた市民に記念樹として配っているとか。
その生産は全て保内で行われているそうです。
最盛期は220戸が樹木産業に関わっていた
最盛期は220戸が稲作などと兼業して従事。
五葉松だけではなく
さつきなどの様々な庭木、
和紙の原料となる楮(こうぞ)、
箪笥の原料の桐、
カイコの餌となる桑など溶剤の苗木も生産していました。
本格的な日本庭園の造園は1911年、
新潟で最も古い歴史を持つ弥彦神社の境内造営に
保内から4人の職人が参加し、
石組を習得して戻ったのが始まりとされているそうです。
庭園の郷・保内はこちら:https://honai-gardens.com/about/
入り口のパネルがかっこいい!
こちらが駐車場です。
案内図がありました。
庭園生活館に入って見ました。
まず入って天井を見上げると
このパネルがかっこいい!
「庭のこと、何でもお任せください」
庭の保内が誇るやばい職人達、グリーンギルド!
かっこいいです。
中にはカフェや
レストランもあるようです。
産直コーナーは様々な品揃え
産直コーナーでは卵があったり
なめこや大根、
ねぎ、
さつまいもや里芋、
キャベツや白菜、
椎茸やカブや菊、
キクイモなどが売られています。
他にもお菓子や
お酒や、
おつまみ類など様々なものが並んでいます。
面白かったのはこちら、マイかんずり。
かんずりは新潟特産の発酵調味料です。
フルーツサンドもあります。
とにかくたくさんの種類のものがたくさん並んでいて
見ていて飽きません。
カフェはこちら。
フルーツサンドとジェラートが売りのようです。
桐製品も並んでいます。
冷蔵コーナーにはラーメンや餃子が。
味噌や味噌漬けもたくさん並んでいます。
調味料や
お茶もあります。
カレーのコーナーも。
新米も売っていました。
ここで夕飯の全ての買い物が済んでしまいそうです。
この玄米トーストは面白そうなので一箱買ってみました。
また報告できればと思います。
園芸コーナーがこちら
産直コーナーから表に出ると
園芸植物の売り場になっていました。
園芸に詳しくないので他と比較できませんが、
様々なプランターが並んでいます。
盆栽のようなものから
鉢植えの草花、
室内用観葉植物。
そしてカウンターには職人さんが紹介されていました。
ガーデニング用品もいろいろ
こちらは産直コーナーと反対側の室内になります。
様々な園芸用品が売られています。
「あぐるみ」と言う可愛い農作業ファッションブランド。
農作業が楽しくなりそうなウェアです。
ハサミなどの道具類も
手袋もいろいろあります。
雨具や
縄もいろいろな種類があるのですね。
こちらは足首ウォーマー。
家でも使えそうです。
クワもあります。
盆栽用具も。
女子仕様の農業用具もありました。
熊手もあります。
外に出てレストランを覗いて見ました
もうすっかり暗くなってしまいましたが、
これでもまだ17時半前。
園芸コーナーからそのままレストラン方面に歩いてみました。
こちらにもさまざまな園芸用品が展示されていて、
たくさんの庭になっている様です。
明るい時にまた来てみようと思います。
一番奥にレストランがありました。
営業時間が11時から16時とのことで
すでにクローズしていましたが、
こちらがレストランBASE。
玄関での情報によると、
こんな食事が楽しめます。美味しそう。
和室もあったり、
テラス席ではペットもOKだったりするみたいです。
こちらも開店時に来てみたいと思います。
まとめ
日没が早くなってすっかり暗くなってしまいましたが、
初めて見つけた道の駅「庭園の郷・保内」は
ガーデニングに特化した面白い道の駅でした。
暗くて外の様子がよく見えなかったのが残念です。
レストランも美味しそうなので、
日中にリベンジしたいと思います。
道の駅・たがみといい、この周辺の道の駅は充実していて
眺めるだけでも楽しいところが多くて楽しいです。
道の駅・たがみはこちら:新潟良いとこ何度もおいで♫ 道の駅編1 「やさしい道の駅たがみ」