2018年「佐渡おけさ踊り隊」誕生① 当日に私が参加できない!

信濃川の花火大会 (2018年8月)

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2018年5月「佐渡おけさ踊り隊」誕生

民謡流しの申し込み締め切り迫る

H30 佐渡おけさ踊り隊配置図 (1)

新潟まつりの民謡流しで踊る人が減ってしまい、風前の灯のようになってしまった「佐渡おけさ」。

その惨状を目の当たりにして、もう「佐渡おけさ」はこのお祭りから無くなってしまうのではないかという強い危機感を覚えたのが2017年の民謡流しでした。

これは何かしなければ、と一歩踏み出した途端、

  • Hさんと出会い、
  • 新潟市民謡連盟の事務局のOさんと意気投合し、
  • 新潟柄の素敵な風呂敷を通じてMさんと出会い、
  • 新潟民謡専門の三味線の先生と出会い、

佐渡おけさが佐渡おけさ好きな人とどんどん繋がらせてくれました

そして今年は団体を作って民謡流しに出ようと決心。

2018年5月23日の申し込み締め切りが間近に迫っていました。

その少し前、ある問題が発覚し頭を悩ませることになります。

申し込み直前、民謡流し当日に大事な仕事が入る

信濃川の花火大会 (2018年8月)

その年の新潟まつりは8月10日金曜日夜の民謡流しで始まり、

12日日曜日の花火大会で閉幕します。

私はその当時まだ神戸に住んでいたので、8月10日の少し前から夏休みを取って新潟に来ようと思っていました。

実は、私が担当している仕事関係の大きな会議が毎年8月の初めに東京で開催されるので、まさかとは思いますがお祭りと重なったら嫌だなと、少しドキドキはしていました。

ただ毎年4日とか5日あたりだし、お盆前の金曜日にやることはないだろうと思っていました。

ただ申し込んでから取り消すこともできないので、念のため、その会議の事務局に電話をして今年の会議の日程を確認することにしたのです。

そうしたら何とビンゴ!

仕事を休んでしまう?

いえ、それはできません。

この仕事は会社中を探しても担当と言えば私しかいない、という仕事なので、

これを放棄するわけにはいきませんでした。

この会議は大体14時ごろ始まって、長いときには18時くらいまでかかるのが恒例です。

早く終わったとして、いくら急いで東京から新潟に戻っても、

民謡流しが終わるまでに戻れる可能性は低いでしょう。

まだどのくらいの規模の団体になるかも全くわかりません。

その上そもそも私不在で、しかも初めての参加で、その団体が路頭に迷うのは目に見えています。

今年は諦めるか。

とりあえずHさんに状況を伝え、意見を聞くことにしました。

「Hさんは私の代わりはできない。私不在での団体参加は難しいと思う。」

そう伝えてくれました。

おっしゃる通りです。

私の思い入れで始めた活動ですし、誰かに代わりをお願いするなどそんな迷惑なことはありません。

Hさんが率直に言ってくれたおかげで、私も覚悟が決まりました。

「佐渡おけさ踊り隊」4名で申し込む

minyou_youkou (1)

私が当日仕事となってしまったことで、随分と悩みました。

悩んだ末、去年の惨状のことを思うと私の中で「やはり今年行動することが大事」だという結論に達しました。

Hさんが率直に自分では背負えないと言ってくれたこと、

そして以前新潟市民謡連盟の事務局のOさんに色々確認した際、団体は何人でも全く問題ない、と言ってもらっていたことで、

今できることを形にしてみようと思ったのです。

そしてこのようにすることにしました。

  1. 「佐渡おけさ踊り隊」という団体名でとりあえず「4名」で申し込む。

「佐渡おけさ踊り隊」の名称はこの申し込み直前でパッと思いついてそのまま記載した名前です。

でもこの名前に全ての想いがこもっていると思っています。

上手い下手は関係なく、この素敵な踊りを踊りたい。そんな人の集まりにしたいと思いました。

  1. 4名というのは、私の娘とその友人2人、そして私のいとこの娘の4人を想定しています。

以前、踊りのグループに参加してほしいと打診した際に(その時は4人だけとは思っていませんでしたが)「やってみたい」と言ってくれていたことが引き金になりました。

当時娘とその友人は看護大の4年生で、実習その他忙しいので流動的ではありました。

連盟さんから何人でもいいという快諾を受けたので気楽に考えました。

うまく踊る必要はなくて、この4人が楽しんで踊ってくれたらいい、と思っていました。

  1. 4名以外は「飛び入り大歓迎!」のようにして、佐渡おけさが踊りたい人、集まって踊りましょう!という気楽なものにする。申請人数は4人ですが、実際何人集まるかは当日のお楽しみ、ということです。幸い会場となる「万代町」会場は前年を見てもスカスカなので、どれだけ人が集まっても十分対応できます。(いいのか、悪いのか笑)
  2. 私が当日不在なことは、民謡連盟さんにも協力をお願いして協働していく。ずっとお世話になっている新潟市民謡連盟立ち方部部長のH先生は、実は私がいつも民謡流しに飛び入り参加していたときから存じ上げている方です。佐渡おけさ会場で飛び入り参加する時は、上手な団体の後に入ることにしていました。そしていつも入る団体がH先生のいらっしゃる団体でした。先生はご存知かどうかわかりませんが。

こうして当日の私の不在が確定する中、「佐渡おけさ踊り隊」という名称が生まれ、4人でスタートすることも決まりました。

私は当日仕事が終わったら東京から新潟に駆けつけます!

こうして民謡流しの参加団体として申し込み、期日に間に合うことができました。

そして、4人でスタート、ということであることを思いつきました。

そうです。

以前見に行った「ふろしきや」Mさんの新潟柄の風呂敷も4種類。

各デザイン1着ずつ浴衣を作って、この4人に来てもらうのはどうだろう?

当日に仕事が入って私が不在、というハプニングにもかかわらず、そうだったからこそいろいろなアイデアに繋がっていきました。(つづく)

雨降って地固まるってこういうことでしょうか

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