日本全県制覇2周目 16県目は山形の旅(2017年1月)

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日本全県制覇2周目 16県目は山形の旅(2017年1月)

2017年1月28日土曜日 新潟から酒田の「寒鱈まつり」へGO!

この年の1月の初めに秋田の男鹿半島に旅して、これが15県目でした。

その後神戸に戻り、月末にまた父の様子を見に新潟を訪れていました。

その週末の土曜日を利用して、行ってみたかった山形県酒田の「寒鱈まつり」に行ってみることにしました。

寒鱈まつりについてはこちら:https://sakata-kankou.com/event/30748

今年は中止になりましたが、毎年1月の最終土日で開かれています。

新潟駅から特急いなほで酒田を目指す

今回も新潟駅から特急いなほに乗って酒田を目指します。

新潟駅でこの時はこちらのお弁当と、新潟限定のビール・風味爽快ニシテを買い込んで電車に乗りました。

焼たらこトロ鮭弁当はこちら。https://next.jorudan.co.jp/ekiben/details/1455/

大きなたらこと脂の乗った鮭、とても美味しいです。

新潟のお弁当はどれもご飯がとても美味しいです。

こちらも前回のお弁当と同じ三新軒さんのお弁当です。

そしてオススメなのがこちら、風味爽快ニシテ。

サッポロビールが新潟のためだけに作っているビールです。

これが本当に美味しいです。

サッポロビールの生みの親、育ての親が新潟の人だったことから、新潟に感謝してこのビールを作っているとのこと。

この名前は初代ビールの宣伝文句だった「風味爽快ニシテ健胃ノ功アリ」から取って名付けられたそうです。

ちなみに「健胃ノ功アリ」にしたら薬機法違反になってしまいますね。

とにかく新潟に来たらぜひお試しください。

風味爽快ニシテはこちら:https://www.sapporobeer.jp/fuumisoukainishite/

新潟から酒田までは2時間10分程度。

お腹がいっぱいになったらちょっとうとうとしてしまいました。

なんと!寝過ごして坂田を通過💦次の駅・象潟で下車

なんと、なんと、寝過ごして酒田で降りるの間に合いませんでした💦

仕方なく諦めて、次の象潟で降りることに。

象潟はもう秋田県です。

1月に2度、秋田に入ることになってしまいました。

象潟に来るのは初めてです。

11時10分に象潟駅で下車し、次の酒田行きの電車を調べたら13時16分でした。

2時間近くあります。

それに乗ると酒田に14時ごろ着くことになります。

残ってるかな、寒鱈汁…。

まあ、これも旅の楽しみ、と思って初めての象潟を散策することにしました。

象潟は奥の細道・芭蕉の街でした

象潟にある九十九島は古くから松島と並ぶ景勝地だったそうで、芭蕉も訪れるのを楽しみにしていた土地だと知りました。

島というので海に浮かんでいるのかと思いきや、昔島だったいくつもの島が1804年に起きた象潟大地震で隆起して、干潟になって陸地となったとのことです。

その絶景は国指定の天然記念物となっていて、道の駅「ねむの丘」の展望室から一望できるそうです。

その絶景はこちら:にかほ市観光案内https://www.nikaho-kanko.jp/pwm/area-5.html

鳥海山もいつも天候が悪くてその全貌を見れていないので、いつか象潟をデスティネーションに旅をしてみたいと思います。

そしてもう1人・象潟で出会ったアーティスト・池田修三さん

そしてもう1人、象潟で出会ったアーティストがこちら池田修三さんです。

駅前の大きな時計の4面に描かれた少女の絵が目を引きます。

池田修三さんは大正11(1922)年、秋田県にかほ市象潟町生まれの木版画家です。

2004年(平成16)年に82歳で死去するまで、情緒あふれる子供たちの情景など、センチメンタリズムを感じる作品を創り続けました。

池田修三さんのサイトはこちら:https://www.shuzoikeda.jp

ちょっとレトロで懐かしい感じがとても素敵です。

こちら駅の近くには芭蕉の句の石碑がありました。

象潟

きさかたの雨や西施か

          ねぶの花

    夕方雨やみて処の

    何がし舟にて江の中を

    案内せらるる

ゆふ晴や桜に涼む

         波の華

腰長(こしたけ)の汐というふ処は

いと浅くて鶴おり立て

あさるを

腰長や鶴脛(はぎ)ぬれて海涼し

              武陵芭蕉翁桃青

残りの時間は駅の近くの喫茶店で電車の時間まで過ごしました。

こちらにも池田修三さんの作品が。

喫茶店で売られていた地元のお菓子。記念に買いました。

故郷納税にもなっているようです。https://furusatoplus.com/product/052141-5475/

急ぎ酒田へGO!

滅多に乗り過ごしとかしたことがありませんが、たまには乗り過ごしてみるのも面白いものです。

素敵な出会いや知らないことがたくさんありました。

さて急ぎ酒田へ向かうとします。

坂田駅には14時ごろ着きました。

駅から会場へはタクシーで向かいます。

父のヘルパーさんの関係で、15時56分の電車で新潟に戻る予定なので、制限時間は2時間弱。

会場に到着してまず1杯。

鱈、大好きなので本当に美味しいし温まります。

山形といえばこちらも。

そして日本酒コーナーもたくさんあるのでこちらも。(銘柄不明)

違う屋台でさらにいただきました。

会場で見かけた獅子。

昭和51年の酒田大火の復興のシンボルなんだそうです。

1976(昭和51)年に発生した酒田大火。戦後4番目といわれる大火でしたが、被災から2年半で復興を果たしました。
1979(昭和54)年、酒田大火復興記念の年に復興のシンボルとして誕生した大獅子をはじめ、酒田には16体の獅子が誕生し、市内各所に設置されています。

HPやまがた酒田さんぽより引用:https://sakata-kankou.com/feature/shishi/shishi

寒鱈汁もたくさんいただき、大満足。

最後にこちらを楽しみながら新潟に戻ることにします。

電車から見る夕日が綺麗でした。

その日のFacebookから:

酒田(山形県)の「寒鱈祭り」へ、新潟から電車でGO!
訳あって会場への到着が遅れ(電車で寝過ごして酒田を通り越し、戻る電車は2時間後という…笑) 、片付け始める出店もある中、慌ててはしごで2杯を堪能(*^^*) ぶつ切りのタラがお椀いっぱい入ってアッツアツ。どちらもとっても美味しい💕 体の芯から暖まりました。
失敗始まり。でも新発見がたくさんあって、帰りの車窓には日本海に沈む夕日、で…めでたし、めでたし(*^^*)

象潟(秋田県)。「きさかた」と読みます。寝過ごして下車、しかも酒田に戻る電車は2時間後(😣)
観念してあられの降る中ウォーキングしてみれば、芭蕉も奥の細道で訪れた由緒ある町でした。その道の専門家もたくさん海外から訪れるとか(駅前の美味しい珈琲店のおじさん談)。民芸品も扱うそのお店で、寝過ごし記念に「奥の細道絵巻」お買い上げ(*^^*)

「象潟の 雨に西施が ねぶの花」

なんと魅力的な象潟の風景よ。雨にけぶる中にあたかも西施(中国四大美女)が憂いに沈み、目を伏せている姿を思わせて、ねむの花が淡い紅色に咲いている。(にかほ市観光協会のパンフより)

池田修三さんという木版画家も象潟出身。夢のある作品が駅にもあふれています(写真右上)。象潟は鳥海山も近く、岩ガキなど食の魅力もいっぱい、夏にもぜひ来てみたい場所でした!

日本全県制覇2周目 16県目は山形・酒田の旅でした。

次回17県目は青森の旅です。

 

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