伊勢2日目の夜…は地元の居酒屋で海の幸三昧!
弾丸旅恒例・地元の美味しいものを居酒屋で
2021年最後の旅は無事還暦を迎え、
その1年を幸せに過ごせたお礼に伊勢神宮に行ってきました。
新潟⇄伊丹便のバーゲンチケットありきの旅でしたが、
神聖な場所に身を置くと涙が溢れてくるという経験もし、
また当初は考えてもいなかった英虞湾クルーズまで楽しみました。
その様子はこちら:伊勢の旅 好天に誘われて英虞湾へ!
2泊3日、実質1日半という弾丸旅、
心底楽しんで2日目の夜を迎えました。
初日の夜は、ホテルの1階に入っている
ステーキ屋さんにお邪魔しました。
本当はいつものように街の居酒屋を探索しようと思っていましたが、
ホテルのエレベーター前に出されていた
このステーキ屋さんの松阪牛の赤身肉ステーキの写真に一目惚れ。
この日の夕食はこちらに行くことに決めました。
で頂いたのがこちら。
さて、二日目の夜はどこに行こうか。
実は前日、ステーキ屋さんから帰ってきてから
どこに行こうか検討を始めていました。
初日は思いがけずホテルの中でステーキ、という選択肢だったので、
残る1回の夕食はどこか居酒屋へ、と思っていました。
伊勢市、居酒屋で検索、してみると
ランキング1位のお店がホテルから徒歩圏内。
それはラッキーと電話してみたら予約が取れたので
19時1名で予約しておいたのです。
英虞湾クルーズの後、賢島15時30分発の近鉄特急に乗って
ホテルのある伊勢市に戻ります。
帰りは2階建ての2階席、
伊勢記念にこちらをお供に電車に乗り込みました。
ホテルから徒歩8分、虎丸さんへ
ホテルに戻り、
荷物の整理や明日のブログの準備など雑用を済ませ、
ホテルから徒歩8分で行けるという
人気居酒屋・虎丸さんを目指しました。
ひっそりした路地の奥にあるあのお店がそうです。
この横に入り口があります。
中に入ってみるとほぼ満席でしょうか。
カウンターの1人席に通していただきました。
こちらがメニュー。
本日のおすすめはカウンターの上に貼ってあります。
この写真はもっと遅い時間に撮ったので
売り切ればかりになっていますが、
私の入店時にはまだ残っているものも多くありました。
まずは瓶ビールで乾杯。
お刺身の八種盛り合わせ。
どれも肉厚、新鮮でとても美味しかったです。
こちらはおつまみ盛り合わせ。
飲兵衛向きです。
一番左はお餅のようなポテトサラダ。
もっちり滑らかに仕上げています。
生牡蠣!
こちらは頭から食べられて美味しいと
オススメされた「かいず」の一夜干し。
かいずとはクロダイの幼魚のことで、鳥羽湾の特産だそうです。
こちらは冷酒利酒セット。
右から
参宮 純米吟醸(三重のお酒):https://sawasa.net/user_data/torimei#shangu
ひめぜん(宮城のお酒):https://ichinokura.co.jp/pickup-himezen
三重錦(三重のお酒):酒造のサイトは内容ですがこんなの見つけました。https://www.biensake.com/posts/17961319?categoryIds=4315030
ひめぜんの説明に「女性に大人気のあまーい純米酒 白ワインみたい」とありますが
「あまーい」がスイーツの甘さではなくフルーツの甘さのようで、
これが結構美味しかったです。
お店にはお客さんからのメッセージがたくさん貼ってありました。
最後に鯛茶漬け。
美味しくいただきました。
ご馳走様でした!
さて翌朝。月夜見宮参拝と外宮でお守りをいただきに
満腹幸せ気分でホテルに戻り、明日の段取りを確認しました。
伊丹の便が13時40分なので
9時40分伊勢市発の近鉄特急に乗ると
難波と千里中央で乗り換えて12時46分に伊丹空港に戻れます。
これに乗るとすると朝、少し時間がありそうです。
初日に行けなかった外宮の別宮・月夜見宮と、
初日購入しなかった外宮のお守りをいただきに行ってから
伊勢市駅9時40分発の近鉄特急に乗ることにしました。
ホテルを8時にチェックアウトしてそのまま伊勢市駅へ。
荷物をロッカーに預けて、近鉄特急の切符を購入。
そして月夜見宮を目指しました。
豊受大御神別宮・月夜見宮
月夜見宮は伊勢市駅から400メートル、
ほんの数分で行くことができます。
2日目にお参りした内宮の別宮・月讀宮と同じ神様を祀っていますが、
使われている文字が違います。
創始についての詳細は不明だそうですが、
延暦23年(804)の「止由気宮(とゆけぐう)儀式帳」や
延長5年(927)の「延喜大神宮式」に
豊受宮の所管社等の筆頭として月夜見宮が記載されていて、
奈良時代には第一別宮である高宮(たかのみや・多賀宮)に次ぐ
重い処遇のお社として信仰を集めていたそうです。
高河原神社
月夜見宮社殿の右後方には高河原神社があって
外宮の摂社(サブの神様)で月夜見尊御魂をお祭りしています。
前述の「止由気宮(とゆけぐう)儀式帳」には高河原社として、
「延喜神名式」には「川原坐国生(かわらにますくなり)神社として記載があり、
儀式帳成立の延暦23年(804)以前の創建とされていて、
古くからこの一帯の守護神として信仰されてきたそうです。
それにしても駅から数分、伊勢市街の中心地にあるのに
この静寂感。そして溢れるパワー。
ありがたく御朱印をいただき、外宮を目指しました。
神路通り
月夜見宮から外宮の北御門に通じているこの道を
神路通りというそうです。
外宮北御門までの200メートル余りのこの道を
月夜見宮が往来されると信じられていて、
人々は昔からこの道の中央を通行することを遠慮してきたとのこと。
道路の真ん中だけ石畳がないのはそのせいでしょうか?
雰囲気のある建物が続きます。
再び外宮へ
外宮へは北御門から入りました。
御厩から
北御門鳥居をくぐり
正宮で参拝してから
お守りをいただきました。
こちらが外宮のお守り。
この形が特別な感じがして、いただきに来ました。
せんぐう館
9時になってせんぐう館がオープンしました。
9時40分の電車なので時間がないのは承知で入館し
ザーッと館内を見学しました。
ゆっくり見たかった!
「普段は目にすることのできないもの、
立ち会うことのできない瞬間に
ここで出会える!」
とパンフレットにありますが、まさにその通り。
またゆっくり絶対来ます!
まとめ
伊勢2日目の夜は
ホテルから数分で行ける人気の居酒屋へ。
新鮮な海の幸をたくさんいただきました。
そして最終日、
電車の出発までの1時間半で、
時間切れで初日に行けなかった月夜見宮と
買うのを控えて後悔していた外宮のお守りをいただきに。
せんぐう館にはまたゆっくり来たいと心底思って
伊丹行きの電車に乗りました。
木曜定休だった博物館と、
今回時間がなかったせんぐう館を再訪する、
という新たな宿題もできて、
実質1日半の旅程の中で、
外宮、内宮、別宮、そして英虞湾クルーズ、
松坂牛、伊勢湾の牡蠣と海の幸、地ビール、お酒…と
思いのほか充実した旅になりました。