伊勢の旅 好天に誘われて英虞湾へ!
午前中に内宮参拝を終え、午後はどうする?
2021年最後の旅は三重県の伊勢神宮へ。
日本全県制覇2周目の旅の38県目の旅でもあります。
伊勢神宮参拝は外宮→内宮の順番でお参りするとのことなので、
旅の初日に外宮へ、
2日目は早朝7時から行動を開始、
お昼までには別宮も含めてお参りを済ませることができました。
その様子はこちら:伊勢の旅・内宮参拝後…歩いて別宮めぐり
さて、午後はどうしよう?
外宮まで戻って参道の赤福でお抹茶を一服しながら考えました。
前日の外宮参拝で買わなかった勾玉の形のお守りをいただきに行くか、
同じく前日の外宮参拝で間に合わなかった月夜見宮に参拝するか、
それとも…。
外は眩しいくらいの良い天気です。
そういえばどこかのパンフレットで
クルーズ船の情報が乗っていたような…。
英虞湾って遠いのかな。見てみたい!
あまりの好天に、海、クルーズ、英虞湾…と連想ゲームのように思いつき、
近くの観光案内所に行って聞いてみることにしました。
伊勢市駅から賢島へ 英虞湾目指してGO!
外宮前の赤福からすぐのところに観光案内所があり
そちらで英虞湾への行き方を尋ねてみました。
英虞湾では「賢島エスパーニャクルーズ」という英虞湾遊覧船が出ていて
伊勢市駅から近鉄に乗って終点、賢島で下車してすぐだそう。
そういえば伊勢市に来た時に乗っていた近鉄電車は
その賢島行きだったのを思い出しました。
伊勢市駅からだと特急で45分くらい、
片道1,220円で行けるようです。
45分なら往復しても全然余裕で帰ってこれる距離、
行ってみることにしました。
みると時間は11時30分。
次の賢島行き特急は11時55分。ちょうどいい!
早速観光案内所を後にして伊勢市駅へと向かいました。
伊勢市駅はJRと近鉄が乗り入れていて、
外宮側の改札から入ると長い通路を渡って
近鉄のホームに行くことになります。
この11時55分の特急・賢島行きに乗ります。
全席指定で、賢島には12時44分に着きます。
電車が入ってきました。
こちらは鳥羽駅周辺です。
海が見えました。
志摩磯部駅。
この駅でほとんどの人が降りました。
賢島に到着!
賢島駅に到着です。
このホームをまっすぐ行って
突き当たりを右にいくと改札があります。
その途中、2016年のG7サミットの写真が
飾られていました。
調べたら外務省の伊勢サミットのページがありました。
話し合われた内容から食事まで
さまざまなことが記載されていて面白い!
ゆっくり見てみたいと思いました。
この時は志摩観光ホテルが舞台だったのですね。
いつか泊まってみたい!
志摩観光ホテルはこちら:https://www.miyakohotels.ne.jp/shima/
クルーズ船のチケットは駅前のファミマで買えるとのことなので
早速購入。大人1人1,600円です。
時間は13時ちょっと前、次の出発は13時半だそうです。
ぶらぶら辺りを散歩してちょうど良いですね。
駅から出ると真珠屋さんがありました。
港まで徒歩数分、その道沿いにも真珠屋さんがいくつかありました。
クルーズが終わってからゆっくり見たいと思います。
こちらがクルーズ船のエスペランサ号です。
エスペランサはスペイン語で「希望」を意味しています。
3本マストの帆船をイメージしていて、
スペインの大航海時代で多用されたカラック船をモチーフにしているとか。
所要時間は約50分。
途中、真珠工場に寄港して見学もできるのだそうです。
いざ乗船、そして英虞湾クルーズへ!
時間になったので船に乗り込みます。
1階は自由席の客室になっていて
海が間近に感じられます。
2階へ階段で登っていくと
売店や客室、
写真にはないですが特別室も2階にありました。
お菓子や
メニューはこんな感じ。ビールもあります。
3階は展望デッキになっていて
船員の方々があちこちに。
それにしても青空、良い天気に恵まれました。
これがリアス式海岸と習った、
そしてなかなか漢字が書けない英虞湾なのですね。
キラキラと穏やかに輝いて平和な感じがします。
早速ビールを買いました。
向こうに見えているのは同じ港から出発した定期船です。
湾のあちこちに真珠の養殖の仕掛けが浮いています。
真珠を育てるアコヤガイは、
貝自体が大きくなるまで2年、
そこに核入れという手術をして、
海に戻して育てること2年。
そしてようやく真珠を取り出すことができるのだそう。
その中でも最高級の珠になるのはたった5%、
良質なものが25%、そして半分は途中で死んでしまうのだとか。
今日のような穏やかな日々ばかりではなく
台風や赤潮の被害なども直撃することもあるそうなので
大変な作業だということ、
そして真珠の貴重さがわかりました。
遠くの隙間が英虞湾と太平洋との接点だそうです。
本当に綺麗な景色。
来てよかった!を実感する瞬間です。
伊勢志摩を代表する高級ホテルが並んでいます。
左から志摩地中海村:https://www.puebloamigo.jp
志摩観光ベルスイート:https://www.miyakohotels.ne.jp/shima/room/thebaysuites/index.html
志摩観光ホテルザクラシック:https://www.miyakohotels.ne.jp/shima/room/theclassic/index.html
賢島宝生苑:https://www.hojoen.com
一度は泊まってみたいかも。
こちらの出口真珠さんに寄稿して
中を見学させていただきます。
中では核入れの作業を説明してくださいました。
貝の美しい殻の部分を作る組織を切り取り
核となる粒と一緒に
アコヤガイの体内に入れていく作業です。
組織がちゃんとわかるように
赤く着色して作業をするのだそうです。
製品も展示していて購入もできるのですが、
10分と短い時間で決断するのができない私は何も買わず。
英虞湾の思い出にベルの形のピンを購入!
その代わり、というか…
クルーズ船を降りた後に、
駅までの道沿いにある真珠屋さんを一つ一つ見学させていただき、
こちらの芳森真珠店さんでピンを購入しました。
こちらです。
ベルの真珠の部分が揺れてかわいい。
ちょうどクリスマスだし、伊勢の思い出にもなり
嬉しい買い物ができました!
まとめ
伊勢神宮内宮参拝を終えたのがお昼前。
さて残りの半日をどうしよう、と思ったときに
思いついたのが「英虞湾が見たい!」。
思い立って賢島まで特急に乗り、
英虞湾でエスパーニャクルーズを体験してきました。
最高のお天気の中、
煌めく穏やかな英虞湾は最高の姿を見せてくれました。
思い出に真珠のベルのピンを購入。
とってもかわいい!
これを見るたびに伊勢と英虞湾を思い出すんだろうな。
嬉しい買い物ができてハッピーです。