日本全県制覇2周目 番外編・鹿児島「癒しの温泉旅」(2016年12月)
14県目と15県目の間にひとり忘年弾丸旅
日本全県制覇2周目の14県目は娘がプレゼントしてくれた神奈川・みさきまぐろきっぷの旅でした。
その記事はこちら:日本全県制覇2周目 14県目は神奈川県の旅(2016年12月)
15県目は年明けすぐの秋田・男鹿半島の旅でした。
その記事はこちら:日本全県制覇2周目 15県目は秋田・男鹿半島の旅 (2017年1月)
その合間に母が亡くなったりいろいろあった2016年のご褒美忘年旅行として鹿児島に行きました。
鹿児島は2016年6月にすでに訪れて11県目としてカウントしているので、番外編として記録します。
2016年12月18日日曜日、神戸から鹿児島に飛ぶ
今回も日曜発、月曜帰りのパターンで出発しました。
神戸空港を9時半ごろ出発し、鹿児島空港には11時ちょっと前に到着します。
鹿児島空港でレンタカーをして、まずは言ってみたかった「霧島アートの森」を目指しました。
空港から車で約40分ほどで到着します。
霧島アートの森で大自然の中のアートを楽しむ
霧島アートの森は、豊かな自然の中で、優れた芸術作品や自然に触れることができる野外美術館です。
霧島の自然と調和した芸術性の高い彫刻作品を見ることができます。
霧島アートの森はこちら:https://open-air-museum.org
まず入り口に草間彌生作品が目に飛び込んできます。
「シャングリラの森」
一見ド派手な草間作品は見事に自然と調和するから不思議です。
入り口へのアプローチはお正月の準備が進んでいました。
「浮くかたちー赤」
円すいと石がわずかにつながるところは新しいエネルギーの源を意味し,異なる材料の部品を組み合わせるところに,人間と自然とのかかわりが表されているそうです。
違う形、異なる素材が見事に調和して心に残る作品でした。
「赤い靴」
草間さんの大きなハイヒール。
草間作品は自然とも調和するし、このような無機質な空間にもインパクトを持って調和します。
「男と女」
「薩摩光彩」
「インサイダー」
「ベレシート(初めに)」
「あなたこそアート」
作品が絵の額縁で,中の空洞から見えるものすべてが絵になります。
私もアートの1つになってみました。
「ライトシープ2012」
いいお天気のもと、芸術と自然の中でゆっくりとした時間を楽しみました。
偶然通りかかった霧島・神話の里公園から見る絶景
霧島アートの森から霧島神宮を目指す途中にあった「霧島・神話の里公園」に立ち寄りました。
あの上からの景色が見てみたい!と上まで登ってみました。
眼下に広がる霧島の雄大な山々の向こうに錦江湾と桜島が見えました。
桜島をこちら側から見ることができるなんて感激です。
そして反対側には高千穂峰が。
霧島連山で2番目に高い高千穂峰は宮崎県と鹿児島県の県境に位置する霧島連山の名峰です。
天孫降臨の山として知られ、山体は霧島錦江湾国立公園に指定されている歴史と美しい山容を持つ霊峰です。
嬉しくて、一度降りたのにまたリフトで登ってみてしまいました。
開門岳はちょうど雲のかかっているあたりでしょうか。
見える景色が全て神々しくて、まさに神話の里でした。
今でも心に残る絶景です。
神話の里公園はこちら:https://www.shinwanosato.jp
霧島神宮→うなぎ三昧→温泉三昧
まずは霧島神社にご挨拶。
霧島神社はこちら:https://kirishimajingu.or.jp
その後、霧島神宮へお参りして本日の宿「妙見温泉 天けい荘」を目指しました。
妙見温泉 天けい荘さんはこちら:
夕食はこちら天けい荘さんのプランでセットになっている「川魚料理 一もり」さんのうなぎ三昧で楽しみました。
川魚料理 一もりさんはこちら:
美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
満足で宿に帰った後は温泉でまったり。
川沿いのこちらの宿、各部屋に川に面したベランダ部分に露天風呂が設置されています。
川のせせらぎを聞きながらのんびり。
内風呂はこんな感じでした。
翌日も朝からお風呂でのんびり。
川に霧がかかっていい感じです。
そしてこちらがお宿自慢の朝食です。
野菜たっぷりが嬉しい!
サラダにリゾット、フルーツまで美味しくいただきました。
その日のFacebookより:
霧島連山の西にある「霧島アートの森」は鹿児島空港からで約40分の現代美術館。13ヘクタールの敷地に点在する作品を五感で楽しめます。
遥か桜島を臨む。
高千穂峰
右4点はオーガニック野菜の朝食。どれも美味しいのだけど、特にこのサラダが秀逸 隠し味に細かーく刻んだリンゴと、何とみかんの皮が!目からウロコ、早速真似します
2日目は九州最南端・佐田岬を目指します
鹿児島湾を挟んで桜島を右手に見ながら、大隅半島先端を目指します。
途中、道の駅たるみずというところがあったので寄ってみました。
敷地内に「近代造船発祥の地、国旗日の丸のふるさと」という船の模型が飾られています。
HP「ぐるっとおおすみ」より引用
幕末、西欧列強が東アジアに進出してきた時代に、島津家第28代当主・島津斉彬は海防の重要性を認識し、溶岩で埋没する以前の「大隅半島と桜島の間の海峡」の3ヶ所(垂水の牛根、桜島の瀬戸・有村)に造船所を設け、洋式帆船を建造しました。
日本の船を識別する目印が必要となり、島津斉彬が幕府に提案したのが、一説に平安時代末期のころからあったといわれる“白地に赤い丸”の日の丸です。これが幕府に受け入れられ、安政元年(1854年)に日本の総船印となり、万延元年(1860年)に国旗になったのです。
安政2年(1855年)、薩摩藩が造った日本最初の洋式の帆船軍艦「昇平丸」は、幕府に献上される際に、初めて「日の丸」を掲げ、鹿児島から江戸へ回航し、品川に入港しました。
さらに南下して走っていくとはるか向こうに開門岳が見えてきました。
2016年6月に鹿児島を訪れた時には天気が悪くて全貌を見ることができなかった開門岳にようやく会えました。
その時の記事はこちら:日本全県制覇2周目11県目は鹿児島へ (2016 年6月)
女性的と言われるその美しいシルエットは遠くから見ても幻想的です。
さらに南下し、大隅半島最南端、というか九州最南端佐多岬に到達しました。
うっすら正面に見えているのは屋久島、左手は種子島。
2016年10月の長崎の旅では、五島列島の最西端からの景色を眺めました。
この時の展望公園はこんな感じでしたが、こちらを見ると平成30年にリニューアルされているみたいです。
また行かなければ!
https://skyticket.jp/guide/343956?page_number=1#articleHead_1
こんな看板もありました。
次目指すべきは最北端の宗谷岬でしょうか。
ここから見る開門岳も美しい!
さて、目標を達成したので空港に戻って帰ることにします。
その日のFacebookから:
九州最南端・佐多岬から南を臨む。うっすら見えているのは屋久島。
日本全県制覇2周目 14と15県目の間の番外編は鹿児島の旅でした。
16県目は2017年1月の山形です。