50代で始めたこと 弾丸旅行の魅力にハマる
娘が東京に大学進学 始まった神戸での一人暮らし
まだまだ先、というか自分には無縁だと思っていた60歳が突然視界に入ってきた50歳の誕生日。
それがきっかけとなってこれからの自分の生き方を見つめ直す10年間になりました。
それは意図的に見つけに行ったもの、偶然出会ったもの、必然的に辿り着いたもの、必要があって断捨離したもの、それぞれきっかけも経緯もそれぞれですが、それほど50代は変化や挑戦に満ちた充実した10年間だったと思います。
2015年4月、娘は神戸の予備校生活を終えて、看護大に進路を決定。
東京に巣立って行きました。
いよいよ東京での一人暮らしが始まります。
と言うことは、私の神戸での一人暮らしも始まると言うこと。
2年間の大学受験サポートも終わり、娘も納得して新たな進路に進み、私も20年以上ぶりの一人暮らしが始まるのです。
糸の切れた凧状態ですね。
2015年4月29日。最初の弾丸旅行は長崎・帆船フェスティバルへ
どこかに行きたいなと思った時、思い浮かんだのは「長崎」か「佐賀」でした。
この頃、Facebookの友達の間で、「まだ行ったことのない県」の話題が上がっていました。
我が家は父がドライブ、しかも長距離好きだったので、子供の頃から車に乗せられて翌朝起きるとどこか遠い土地、ということがよくある家庭でした。
なので、数えてみると結構あちこち行っていて、行ったことのない県はこの2県だけでした。
どこかに行くのならこの2県をコンプリートして、日本全県制覇を達成したいと思いました。
どの媒体だったかは覚えていないのですが、ちょうどその頃、
何かで「帆船フェスティバル」の記事を読んだのだと思います。
わ!これだ!と思いました。
私の名前には「帆」と言う字が入っているので、帆はもちろん、船とか海とか波とか、そういう言葉に弱いというか、敏感というか、すぐ目に飛び込んでくるのです。
好きでもあります。
なので帆船フェスティバルに行き先を決めた経緯は全く覚えていませんが、多分、この帆船という言葉に反応してどんなフェスティバルか、いつあるのかを調べたんだろうなということは安易に想像がつきます。
調べ始めたらさらに素敵なことを知ってしまったのです。
神戸から長崎への行き方を調べ、そこで運命的なものに出会ったのでした。
Skymark Airlines、スカイマークです。
スカイマークとの出会いが弾丸旅行の大きなきっかけ
神戸空港から長崎へ直行便が飛んでいたのです、しかも安価で。
実はスカイマークは東京から神戸に越してきた時、すでに神戸空港に拠点を持っていて、当時は神戸⇄新潟便が飛んでいました。
東京から神戸に転勤すると決めた私に、新潟の両親はとても不安だったと思います。
何かあっても東京⇄新潟間は車でも新幹線でも行き来できる距離です。
上越新幹線に乗れば2時間で東京に到着し、可愛い孫にもいつでも会えるのです。
でも新潟⇄神戸間はそんなに簡単には行きません。
両親に納得してもらうためには、スカイマークの新潟⇄神戸便はとても大きな存在でした。
実際、神戸に越してすぐ、両親はこのスカイマーク便で神戸に遊びにきました。
しかし、その直後、スカイマークは突然神戸⇄新潟便を廃止してしまいます。
えーっ!めっちゃショック😭
この便があったからこそ両親を説得して神戸に転勤できたのに、いとも簡単に路線廃止とは。
それ以来、スカイマークへの興味はガタ落ちしてしまい、その後はどこ行きのどんな便があるのかも知らずにいました。
しかし今回調べてみたら、スカイマークは神戸空港をハブにして、鹿児島、沖縄、札幌などいろいろなところに飛んでいることを知ったのです。
マイレージなどのサービスはありませんが、早割やバーゲンなど安価なのも魅力的です。
これが大阪・伊丹発だったとしたら、ちょっと躊躇したかもしれません。
伊丹空港まではそれなりに時間もコストもかかるので、何より1泊2日の弾丸旅をする手軽さが半減してしまいます。
しかし神戸空港なら三宮からポートライナー1本で20分弱でとてもお手軽。
これは行かない手はありません。
早速長崎便の手配をして、帆船フェスティバルへの弾丸旅を計画することにしました。
子育てから解放され、季節も明るく爽やかな気持ちのいい時期。
長崎への弾丸ひとり旅、決定です。
現在、日本全県制覇の2週目、残るは6県
長崎を皮切りに、その後最後の県「佐賀」を訪ねて日本全県制覇を達成した後も弾丸旅は続きます。
今は2週目に突入していて、数えてみれば全県制覇2週目達成もあと残るところ6県となりました。
コロナがなければ多分、去年と今年ですでに達成できていたところですが、まあ、お楽しみは心身ともに安心して旅行ができるようになってからに取っておきます。
旅行がこんなに手軽なものだったとは、そしてこんなに自由で楽しいものだったとは。
朝出て、翌日の夕方の便で帰って来れば、1泊2日の弾丸旅でも十二分に楽しめます。
ウォーキングも兼ねているので知らない街を散策するのも一石二鳥。
歩いて回ると土地のことがよくわかり、気の向くまま散策でき、昼からビール休憩も取れたりといい事づくめです。
名所旧跡のみならず、季節のお祭り、そして美味しい土地の食材などなど、弾丸旅の虜になりました。
そんな旅の話もこれからしていきますね。
長崎帆船フェスティバル、来年は開催されるといいですね。
https://www.nagasaki-tabinet.com/event/51782
信濃川の夕暮れが美しすぎました