新潟良いとこ何度もおいで♫ 駅案内編1「燕三条駅」
初めて来ました、燕三条駅
日曜日に東京で用事があるので、
土曜日の午前中のカルチャースクール講座を終えてから
東京に向かいます。
すでに新潟⇄東京間の新幹線チケットは手配済みなのですが、
日曜日は東京を出るのが19時近くになるので、
新潟に帰ってくると21時過ぎ。
月曜日はまた朝から下田で授業があるので、
その時間から下田に戻ってくると23時過ぎてしまいます。
購入してあるチケットは早割なので変更はできないのですが、
新潟ではなく燕三条からの途中乗車も可能だというので、
カルチャースクールが終わったら燕三条まで車で行って駐車場を探し、
燕三条駅から予約してある新幹線に乗ることにしました。
そうすれば帰りは燕三条から下田まで車で帰ればいいので
だいぶ時間が節約できます。
ひょっとしたら日帰り温泉の最終受付(21時半)にも
ギリギリ間に合うかもしれません。
カルチャースクール終了後、着替えて燕三条駅を目指しました。
燕三条の駅に到着
燕三条の駅は三条口と燕口に別れているようです。
こちらは三条側、三条口の駅前の風景です。
駐車場以外何もない印象。
こちらが入り口で、
2階が改札フロアになっているようです。
1階はがらんとして特に何もなさそうです。
階段と
この裏にエスカレーターがあります。
階段の横をぐるっと回って燕口側に行ってみると
燕みこしという展示物が飾ってあります。
燕みこしとは
燕地域では飛燕夏まつりというお祭りが7月に開催されていて、
そのお祭りの目玉に1000人みこしがあるそうです。
このお神輿はそのお祭りに使われるもの。
金物で有名な燕らしく
金みこし、銀みこし、槌起(ついき)みこしがあって
こちらは槌起(ついき)みこしです。
モノづくりのまち・燕市のルーツは
江戸時代初期の和釘づくりから始まったそうです。
江戸時代後期には仙台の職人が鎚起銅器の製法を伝え、
この燕市に受け継がれたとか。
1000人みこしはこちら:https://tsubamesanjo-jc.or.jp/mikoshi1/
鎚起銅器とは
追記同期とは、一枚の銅板を金槌で打ちおこしながら、
叩いて伸ばすのではなく、
叩きながら縮めて器を作り上げていく技法です。
県の無形文化財に指定され、伝承されています。
この鎚起みこしは
本体の屋根に乗る鳳凰や屋根紋、
蕨手(わらびて)や小鳥飾り、
本体の扉の四面の銅板飾りなど
全て銅板から打ち出す鎚起銅器で作られているとか。
重さ900キロとも言われるこの神輿が
飛燕夏祭りの1000人みこしで担がれています。
純金みこしや純銀みこしと合わせてぜひ見てみたくなりました。
2階には必見のモノづくり製品の展示販売スペースが!
2階に行ってみます。
2階には新幹線の改札口とキオスクがありました。
キオスクの前の通路を改札と反対側に行くと、
燕三条エリアで作られているさまざまな金属加工品が展示されています。
包丁から
スケール
キッチン用品、
髪用のハサミ、
玉川堂の鎚起銅器などなど。
その先には日本一の大鳥居(弥彦神社)のレプリカが。
この先には「弥彦線」の改札とホームがあります。
弥彦線は弥彦駅と東三条駅を結ぶJRのローカル線です。
全長17.4キロ。
いつか東三条から弥彦までこの弥彦線で行ってみたい!と思いました。
三条にいる間に計画したいと思います。
右手に行ってみると
近隣の温泉地をアピールした柱があり、
その奥に
TSUBAME SANJO organic lifestyle creations
と書かれたひときわ明るく大きいスペースが。
オープンファクトリー情報
壁面にはオープンファクトリーをやっている工場の地図や
その各社に関する情報が掲示されています。
このうちいくつかは行く機会がありご紹介しましたが、
まだまだ面白そうなところがありますね。
ぜひ行ってみたい。
中はこんなに明るい広々としたスペースになっていて
燕三条自信の製品がこれでもかと展示されています。
こちらは金属製品の材料となる鉱石の数々。
燕三条地域が金属加工のモノづくりの街として栄えるのに必要だった銅は、
弥彦の海側に間瀬という地域に銅山があったこと、
鉄は北前船で出雲崎に運ばれ、
金属加工に必要な炭は下田からもたらされたのだそう。
それらを運んだのが信濃川や阿賀野川。
全ての要素があったからこそ、なのですね。
とても興味深いと思いました。
このトング、欲しい!
こんな可愛いゴミ拾いトングもありました。
下田生活が始まって、
しばらく信濃川のウォーキングゴミ拾いができていませんが、
このトング、とても気になります。
買うならどの色にしよう…。悩みます。
キッチン用品も、
包丁も見てると欲しくなりますが、
これだけ種類があると即決できないので、
衝動買いはせずに済んでよかったです。
中でもこの裁ち鋏、気になります。
握り鋏も。
先日実習で使った竹用のこもありました。
カトラリーや
ステンレスのホーロー鍋
コーヒー好きにはたまらないKOGUの製品の数々、
イラストと一体化した展示方法も素敵ですね。
KOGUさんのTwitterはこちら:https://twitter.com/COFFEE_KOGU?ref_src=twsrc%5Egoogle%7Ctwcamp%5Eserp%7Ctwgr%5Eauthor
お土産品も売っています。
気になるお酒
ウイスキー樽で貯蔵した日本酒。
五十嵐川に福顔。
五十嵐川は購入してまだ開けてないので楽しみですが、
この福顔の限界まで辛く、も気になります。
やはり晩酌に柿の種は必須。
下田のこくわカレーもありました。
三条は背脂やカレーラーメンで有名です。
アウトドア講座の先生からおすすめの
美味しいカレーラーメンのお店を教えていただいたので、
今度行ってレポートしたいと思います。
車麩…は調理方法が…と思っていたら、
とてもいいリーフレットが置いてあったので
挑戦する気が湧いてきました。
その他、
マンホールの蓋のラテとか
欲しいボウルとザルとか、
キッチン雑貨や
可愛い下ろし金とか
嵐渓荘さんの嵐Tシャツとか、
フォンデュのカトラリーとか、
燕の新米などなど面白いものがたくさん。
見ていて飽きません。
まとめ
初めての燕三条駅。
一見、何もなさそうな(失礼!)がらんとした駅に見えましたが、
2階には魅力的な展示がたくさん!
情報もたくさん!
さまざまなモノづくりの製品が見られるだけでなく、
行ったことのないオープンファクトリーの情報はあるし、
ゴミ拾い用の可愛いトングは欲しくなるし、
買ってみたいお酒の情報も得ることができ、
とても楽しいスペースがありました。
越後線にも興味が湧き、三条にいるうちにぜひ乗ってみたいと思います。