新潟良いとこ何度もおいで♫ 温泉編1「咲花温泉(五泉市)」

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新潟良いとこ一度は何度もおいで♫ 温泉編1「咲花温泉(五泉)」

新潟の魅力って何だろう

この5年くらい、介護や家族のサポートで神戸、新潟、東京間を行ったり来たりの生活でした。

60歳になった今年(2021年)の5月末日に定年退職し、以前から準備をしてきた新潟市のマンションに完全移住。

ようやく生活のベースが1箇所となりました。

母の故郷で子供の頃から親しんだ新潟ではありますが、住んだことのない新潟を終のすみかに決めたのは、とても大きな魅力を感じたからに違いありません。

季節的なことも大きいとは思いますが、部屋から見る信濃川や山々の景色に癒され、今のところ毎日本当に幸せを感じながら暮らしています。

でもその魅力って何?って具体的に列挙しようとするとそれが結構難しい!

それはきっと「ここに行こう」「あれを見よう」といった観光的要素よりも、衣食住のように、住んで毎日繰り返して実感する要素が大きいからかも、と思い始めました。

とはいえ、東京や神戸から友人や知人が来たら、どこに連れて行く?

どこに行ったら喜んでもらえる?

そんな視点でもずっとずっと新潟のことを考えていきたいと思っています。

すぐ近くに良い温泉がたくさんあるのも新潟市の魅力

新潟市を拠点に、車で1時間も走れば鄙びたいい温泉がたくさんあるのも新潟の魅力です。

両親が健在だった頃から、お正月はいつも村上の瀬南温泉で宿泊してのんびりするのが恒例でした。

それは両親がいなくなった今も続けています。

瀬波温泉のこともいつかご紹介できればと思います。

今回は新潟市のお隣り・五泉市の咲花温泉に行ってきました。

五泉に用事ができたので咲花温泉に宿泊することに

お世話になっているMさんの夏着物展示会が本店の五泉で開かれます。

今日(20日)お邪魔することにしたので、どうせなら近くの咲花温泉に前泊することにしました。

実は前回4月に五泉に行った時、今回の宿とは違うのですが咲花温泉に宿泊し、その派手さのないひなびた感じお湯と食事の良さ料金の手頃さがとても気に入りました。

なので今回も迷わず決定。

咲花温泉は私の家から下道を使っても1時間弱。

前回あちこちでもらってきていたパンフレットの中から、この阿賀町のパンフレットがいろいろまとまっていて見やすかったので、ここから情報をえて、近辺を散策しようと思いました。

すると美味しそうなお蕎麦屋さんを「津川」に発見。津川経由で咲花温泉に行くことにしました。

なんだかんだ家を出発したのがお昼を過ぎてしまい、お蕎麦屋さんの14時閉店に間に合うか…。

とりあえず目指すことにします。

先日から「毎日浴衣生活」に入っているので、浴衣で参ります!

下道で行くつもりが間違えて高速に乗ってしまったのが幸いし、津川ICで下車。

お蕎麦屋さんには13時30分ごろ到着しました。

津川の「塩屋橘」・ミシュランガイド新潟2020特別版に掲載の店

13時30分をちょっと過ぎていたので、ラストオーダー大丈夫かなと思い、まずはお店に確認。

OKだったので駐車場を聞いてとめてからかけ馳せ参じました。

おすすめはやはりパンフレットに乗っていた「かき揚げおろしそば」だそうです。

店内は天井が高くこんな感じ。時計は止まっているみたいです。

注文しました。

家でバタバタとパンフレット取り出してパッと見て来てしまったのですが、ミシュランガイド新潟2020特別版に掲載されたお店でした。

お店の作りも廊下も雰囲気があって素敵です。

平日のお昼ギリギリだったので、店内も空いていました。

そして登場、「かき揚げおろしそば」。迫力です。上からつゆをかけて召し上がってください、とのこと。

いただいてみるとこのかき揚げが本当に美味しい。

カラッと上がっているので見た目の割に重たくないし、サクサクとした歯応えとコクがたまりません。

かぼちゃ、玉ねぎ、ニンジン、オクラ、いんげん、しめじ。

お蕎麦も手打ちでしっかりとしたかみごたえ十分、濃いめのつゆが大根おろしと相まってさっぱりながら、かき揚げのコクで味わい深くいただけます。

大満足の1100円でした。

お隣の「狐の嫁入り屋敷」(観光案内所)にも寄り道

塩屋橘さんの駐車場としても使える、お隣の「狐の嫁入り屋敷」という名の観光案内所にも寄り道していきました。

昔、麒麟山には狐がいて、毎晩のように狐の声が聞こえ、狐火が見られました。津川の狐火は世界一で、麒麟山にまつわる狐火の話しは数多くあります。
昔、嫁入りは夜にかけて行われ、あたりは暗く、堤灯を下げて行列しました。この堤灯の明りと狐火が平行して見え狐の嫁入り行列が生まれたとも言われています。
「狐の嫁入り行列」は幻想の世界です。しかし、親から子へ、子から孫へと言い伝えられ、狐火の多く見える年(狐の嫁入り行列の見えた年)は豊作で縁起が良いとされていました。(阿賀町HPより引用)

https://www.town.aga.niigata.jp/agamachi_soshiki/machizukuri_kanko/kanko_event/451.html

麒麟山って標高191mなんですね。

麒麟山といえば辛口のお酒が思い浮かびますが、お酒のラベルからもっと高い山なのかと思っていました。

その麒麟山が2階の部屋から綺麗に見えました。

今日の宿は咲花温泉「碧水荘(へきすいそう)」さん

そもそも咲花温泉とは

その昔、「先花地」と呼ばれ、湯花が噴出していたところから「咲花温泉」とその名の由来があり、新潟県下でも有数の豊富な湯量を誇る温泉地となりました。皮膚病や婦人病、神経痛などや、飲用としてお薬効があります。(新潟咲花温泉旅館協同組合のHPより)

おひとり様で旅館泊、だとなかなか予約が取れなかったりします。

だいたい大規模な旅館はおひとり様は受付けていない傾向があるように感じます。

前回探した時は「一水壮」さんが1人用の宿泊プランがあったので、そちらに宿泊しました。

今回は楽天トラベルで「碧水荘(へきすいそう)」さんの1人のプランがヒットしたので、こちらに宿泊することにしました。

1泊2食で10,500円!

16時ごろチェックインしました。
ロビーはこんな感じ。

8畳の部屋にトイレと洗面がついています。

窓からは阿賀野川がよく見えます。

45分ずつ交代で露天風呂貸切のサービスがあります。

18時20分が空いていたので予約させてもらいました。

食事はその後、19時過ぎから。お部屋で取れるそうです。

露天風呂まで2時間近くあるので、部屋で勉強しながら待つことにしました。

今ひとつ目指している資格があって、その勉強がなかなか進んでいないのです。

…と想定問題集を1セット解いたところで眠くなってしまい、既に敷かれていた布団に寝転がったら最後、熟睡してしまいました。

で起きてみたら18時15分!

慌てて支度をして露天風呂に向かいました。

咲花温泉は綺麗なエメラルドグリーンのお湯で有名です。

18時20分だと空はまだ明るいので、川と緑が綺麗です。

硫黄の香りが結構しますが、このお湯が何とも肌にとろっと馴染んでとてもいいんです。

ツルツルになります。

ビール、そして地元のお酒「管名岳」で乾杯

夕食はこんな感じです。

お酒のおつまみにはもってこいですね。

食前酒にりんご酒がつき、地元のお酒「管名岳」という日本酒の冷酒1合がついています。

ビールその他は部屋の冷蔵庫で冷えていて、チェックアウト時の後清算になります。

これに釜焚きのご飯1合をお米から炊いて、炊き上がる70分後頃お漬物、汁物が運ばれます。

どれも手の込んだお料理でとても美味しかったです。

そしてご飯が美味しい。危険ですが…、温泉の時だけのお楽しみと割り切って全部いただきました。

お風呂は朝5時半から夜12時まで

内風呂は朝5時半から夜12時まで入れます。

内風呂も浴槽がふたつ並んだ硫黄の香りのエメラルドグリーンのお湯ですべすべになります。

夜、食事の後に1回、寝る前に1回入って就寝しました。

翌朝も朝5時半に1回、その後散歩をした後にもう1回、入りました。

朝散歩

朝、5時半少し前に目が覚めた時にはもうすっかり明るくなっていました。

調べたら今日の日の出は4時37分だったようです。

さっとお風呂に入ってから、近場を散策してみました。

こちらが前回泊まった一水壮さん。

こちらもご飯がとても美味しかったのを覚えています。

のどぐろ塩焼きはオプションで付けてもらいました

地酒飲み比べも

もちろんお風呂もよかったです。

こちらは朝ごはん

こちらが咲花駅。会津若松まで行く磐越西線です。

土日にはSLが走ります。いつか乗ってみたいと思っています。

写真を撮る人のためでしょうか、駅の2階がこんなデッキになっています。

旅館に戻りながら歩いていると、川沿いに河床もありました。

のどかです。

汗もかいたので、旅館に戻ってもう1回お風呂に入りました。

朝食も大満足

朝食は1階の会場で。

皆さん、8時のようです。7時半は私だけ。

写真を撮り忘れましたが、左のコンロにはハムとブロッコリー付きの目玉焼きが。

右のコンロにはロールキャベツと青梗菜のコンソメ風スープが入っています。

奥に見えるのは牛乳ではなく地元のヤスダヨーグルト。濃厚でした。

お部屋はレトロですが、食事もお風呂も大満足の「碧水壮」さんでした。

チェックアウトの後、道の駅「阿賀の里」で阿賀野川ラインくだりを体験してから五泉に向かいました。

その様子はまた後日ぜひ!

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