新潟インバウンドカレッジ修了式!目からウロコの学びの6ヶ月!
新潟インバウンドカレッジ、終了しました!
全力で準備していた新潟まつりの民謡流しが1週間前に中止になり、
気持ち的になかなかブログに戻ってくることができないでいた頃。
その話はこちら:空白の4ヶ月を振り返る
その真っ只中の9月28日に初参加した新潟インバウンドカレッジが終了しました。
新潟インバウンドカレッジとは?
新潟インバウンドカレッジとは、新潟県観光協会が主催するインバウンドについて学びたい人のためのセミナーです。
昨年7月から今年の2月まで、毎月1回、さまざまな観光の分野のプロによる講義に加え、
具体的事例に基づいたワークショップやグループワークを通じて、
インバウンドに対するマーケティング力や受け入れ能力を高めていこうというものです。
コロナ後のインバウンド旅行者は必ず右肩上がりになることを見越して、
これからのインバウンド需要回復に向けてインバウンドについて学びたい人が、
新潟県全域から集い参加しました。
私は昨年9月の第3回目からの途中参加でしたが、昨日の第8回目まで通算6回参加。
目から鱗の学びの数々、そして多くの方々との出会いを通じて
漠然と考えた旅行業への妄想が、一歩現実へと近づきました。
こんなの興味ありませんか?と誘ってくれたKさんに心から感謝すると共に、
6回の開催日すべてに参加可能だったスケジュールの幸運もありがたい限りでした。
今後新潟でも継続して開催される予定のようです。
また他県でも同様な取り組みが広まる可能性もあると思います。
そのような機会があったらぜひ参加してみることをオススメします。
新潟インバウンドカレッジはこちら:https://niigata-kankou.or.jp/ngt/inboundcollege/
オススメポイントその1・講師陣が素晴らしい!
カレッジに参加してまず驚いたのは、その講師陣の素晴らしさです。
観光に関わる幅広い分野で、実際に第一線で活躍されている方々の、
具体的な実例や、生の声を聞くことができます。
最初に参加した第3回のアレックスさんの講義では、
漠然と自分の中にあったアイデアに、実際名前が存在することを学びました。
例えば、「その人だけに刺さる旅」というようなものを考えていたのですが、
それはSITというターゲットを対象とした旅であるとか。
SI Tとは、Special Interest Tourのこと。
こういった学問(?)として観光のことを学べたことはとても貴重な経験でした。
また第4回のランドオペレーターの講義も目から鱗でした。
そもそも具体的にランドオペレーターが何をしているのか全く理解していなかったので、大変勉強になりました。
講師の方のされていることの小さい版が新潟でできないか、考えてみるきっかけとなりました。
そしてさらに目から鱗だったのは、第7回の富裕層の観光のお話です。
富裕層の観光と聞いて想像していたのは世界の豪華クルーズだったり、日本ではありませんでした。
しかし、日本に特別な旅を求めて世界各国から富裕層が訪れていると知り、驚きました。
新潟だったらどんな旅が考えられるでしょうか。
さらなる妄想が膨らみました。
最終回第8回は米国大学教授による本格的な観光講義!
そして最終回の講義はアメリカの大学で教えてらっしゃる原先生による講義でした。
まさにコロナ禍を経験して回復したアメリカの観光業は、これからの日本のいいお手本。
インスピレーション溢れる講義内容の数々に、日本の明るい未来を見ることができました。
個人的にもとてもEnvisioningなコメントをいただき、さらに背中を押された気がしています。
オススメポイントその2・大変な宿題だからこそ身に付く!
カレッジ各回に必ず事前課題が出されます。
いわゆる宿題は、カレッジ前の提出日までに出さなければならず、
馴染みがなかったり、やったことのない分野の課題なのでそれなりに大変でした。
でも、この宿題をちゃんとやることでその身につき方が違ってきます。
忙しさを理由に簡単に済ませてしまった回は、後でとても後悔しました。
わからなくても、トンチンカンでも、自分なりに考えて提出すれば良かった、と思いました。
自分の学びのために、宿題はちゃんと提出してフル参加することをお勧めします。
例えトンチンカンなことを書いていても、誰も責めませんし、それに応じたインプットやコメントをいただけます。
間違いなんて何もない、という精神で望んでいいと思います。
オススメポイントその3・多種多様な業種の人々と繋がれる!
カレッジにはメンターと言って、みんなの相談役や調整役をしてくれる方々も参加しています。
メンターの皆さんも、それぞれの分野で第一線で活躍している方々です。
そして受講生として参加している方々も、それぞれの分野でお仕事をしている皆さんです。
そんな中、私は異質な存在だったかもしれませんが、
ここで出会った方々との繋がりはとても貴重なもので宝物になりました。
すでに、ここで繋がった方のご紹介で別なセミナーに参加して、
さらにそこでも新たな出会いがあったり、ということが起こっています。
その皆さんの全てが、新潟の良さを伝えたいという思いで活動されているのです。
最後に!
プロデューサーの木立さん、事務局の皆さんに心からお礼を申し上げます!
今回、この新潟インバウンドカレッジに参加して本当にさまざまなことを学ばせていただきました。
少しずつかもしれませんが、今回の学びを活かしながら、
自分のできることから始めていこうと背中を教えいただきました。
まだまだ学びたいことは沢山あるので、次回も参加したい気持ちでいっぱいです。
本当にありがとうございました!
まとめ
昨年9月から参加させてもらっていた新潟インバウンドカレッジが終了しました。
観光という観点からさまざまな分野について学ぶことができ、本当に目から鱗の6ヶ月でした。
ここで繋がった人たちとの出会いも大変貴重なものです。
できることから始めようと背中を押してもらいました。
本当にありがとうございました。