定年退職から1ヶ月、英語の勉強、始めました
あっという間に2週間経過
あー、もうあっという間に2週間が経ってしまいました。
実は7月から月2回、オンラインで英語のグループレッスンを受けることにしました。
初回が7月3日、今日が2回目で、あっという間に2週間経ってしまいました。
宿題に追われ、レベルの高さに苦しみながらもとてもいい機会をいただけたことに感謝しています。
私の英語人生、
英語は好き、試験の成績もそこそこ取れるのに、
しゃべれない苦手意識とずっと付き合ってきています。
英語は昔から好きでした
英語は昔から好きでした
幼稚園の友達のお父さんがカナダで生まれ育った方で、小学校のころ、毎週仲のいい友達を集めて、英語を教えてくださいました。
子供が仲良し、というよりは、母親同士4、5人が仲良しで、その子供たちを集めて、といった方が正しいです。
どんな旅行に行くにもこれらの家族と一緒でした。
もう50年以上も前なので、ママ友のはしりですね。
母も亡くなるまでずっとそのママ友たちと仲良くしていたほど、ずっとお付き合いが続いていました。
初めて聞く本物の英語は刺激的でした。
ガールはガールじゃなくてグーローなんだよ
と母に報告したのを今でも覚えています。
別に受験や勉強のために習っていたわけではないのでお遊び中心でした。
毎週、その友達の家に行くのがとても楽しみでした。
学年も進んで他の習い事に忙しくなったからか、いつの間にかその集まりはなくなってしまいましたが、英語=楽しい、というイメージを持つことができたと思います。
中学入学直後の入院で英語落ちこぼれに
英語にいいイメージしかありませんでしたから、中学に入って勉強するのを楽しみにしていました。
ところが中学に入ってすぐに盲腸炎で入院することになりました。
今なら短い入院で済むのかもしれませんが、多分、あの頃、2週間くらい入院したような気がします。
英語の授業の最初の2週間を休んでしまい、完全に落ちこぼれてしまいました。
それは中間テストの結果に如実にあらわれました。
他の科目はそんなに影響なかったのですが、英語だけガクンと低い点数でした。
基本のんびりしている私は、まあ休んでいたから仕方ないね、程度に思っていたところ…。
担任の先生が私のところに来て、
どうしたんですか?○○さんより随分低い点数ですよ。
私が一番比較されたくない友達の名前を出して、こう言ったのです。
なんて余計なことを言ってくれるのか、と当時は本当にムッとしましたが、
これでお尻に火がつき英語の勉強に精を出したことで、期末テストでは随分と挽回することができました。
あれがなかったらそのままにして、英語は不得意科目になっていたと思います。
そういう意味では感謝しなければいけませんが、うーん、でもあの言い方はないなー、と今でも思います。
思えば仕事は全部英語つながり
最初に東京のホテルに入社して以来、数回の転職を経て、最後は外資系の会社で定年退職を迎えました。
仕事の内容がそれぞれ全部違うので、キャリアという意味では一貫性がありません。
でもどれも英語が必要という意味では全部共通しています。
前職以外は読み書きが中心だったこともあり、英語のおかげで仕事をしてくることができたと言ってもいいと思います。
しゃべれない苦手意識は増すばかり
前職の会社では社内のメールや会議は基本英語でした。
この会社に入る直前に受けたTOEICは確か930点でした。
なのに、英語はできて当たり前のこの会社で、英語への苦手意識がどんどん増していきます。
しゃべることに加え、色々な国の人が話す英語を聞き取るのは本当に難しい。
慣れの部分も大きいですが、特にインド系の上司の英語を聞き取るのに本当に苦労しました。
そして会議もとても苦労しました。
その合間に自分の意見も言わなくてはいけないから尚更です。
毎週2回の会議でずいぶん鍛えられたのも事実ですが、どちらかというと「しゃべれない苦手意識」はどんどん増していきました。
昔好きだった英語が、気づいたら苦手意識ばかり大きくなって、あまり好きではなくなってしまいました。
会社を辞めてから英語をどうするか
苦労はしたものの、英語に毎日接していた生活でした。
いや、あれだけ苦しんだのだから、今後解放されるなら万々歳、と思う反面、会社を辞めてしまうと、自分で何かしない限り全く英語と触れなくなることに不安も感じていました。
実際、どのくらいの実力があるのか20年以上ぶりにTOEICを受けてみることにしました。
2020年12月のテストが915点、その発表がわかる前に申し込み締め切りがあった2021年1月も受けました。
1月のテストは935点。
テストではいい点が取れるのに、全く出来た自信もなければしゃべれない苦手意識はそのまま。
やっぱりしゃべる機会、使う機会を増やさないと、この苦手意識は変わらないのかもしれません。
Facebookで見つけたレッスン案内
いつからどういう経路でフォローし始めたのかを忘れてしまったのですが、Facebookで「新潟県通訳翻訳協会」のページをフォローしています。
ある日、次のような英語レッスンの投稿がありました。
〜米国在住同時通訳者による日英特訓クラス〜 新潟市出身、在米37年。 政府高官、一流企業トップ、著名人や芸能人の通訳者としてご活躍の渡辺康雄先生によるレッスンです。
対象レベル: 英検準1級、TOEIC860以上相当の英語力をお持ちの方
レッスン内容はこんな感じです。
<レッスン内容>
- 発音矯正 「20母音」を正確に区別して、正確に伝わる発音になるように特訓
- ハンドアウト 皆さんにも知っていただきたい、先生がアメリカ生活等で得た新たな発見を紹介
III. ビデオクリップないし読み教材を用いた特訓 (ニュース動画、C M、映画、歌などの聞き取り。英文記事、読み物、詩などの読み取り。)
- 全体を通して聴き/読み(自宅で予習)、基本的な内容・論旨・メッセージを確認
- 精査(文法・語彙、イディオム、発音、聴き取りやすさ、意味の確認) その他 Slackを使って、受講生同士の情報の共有を行っています(レッスン時間外) 「新たな発見」 「レッスンの続き」 「ブログスペース」など。
なんか盛りだくさんでもの凄く大変そうだけど、面白そうです。
大昔ながら、英検準1級もとっているので、一応対象レベルには入っています。
体験レッスンに参加してみることにしました。
体験レッスンでの学び
とにかくびっくりしたのは、丁寧な発音矯正のレッスンです。
短大の時に英語科だったのですが、あの時の音声学の授業を思い出しました。
音声記号も久しぶりに見ました。
1つ1つ丁寧に説明して、1人1人発音をチェックしてくれます。
実は今年の初め頃、スピーキングのアプリで英語を勉強していたのですが、どうしてもクリアできないのが発音問題でした。
基本的な発声方法が間違っているのか、簡単な単語ほどクリアできず人知れず落ち込んだものです。
それだけに、これだけでも受けてみる価値があると思いました。
CNNなどのニュースや記事の教材はかなりハードルが高いと思いました。
でもこれを繰り返していたら絶対ためになると思いました。
私が他の方の足を引っ張ることになることが心配です。
楽な方に逃げていたら進歩はないかも
CNNの1つのニュースを理解するために、何度も繰り返し聞いたりすることは大事だということは分かっていても、絶対自分ではやらないし、やれないことです。
こうやって月2回のレッスンのために、自分の時間を割いて無理矢理その環境に身を置くことで身につくものは多いと思いました。
結論
参加してみることにしました。
ということで7月から参加させてもらっています。
宿題に追われるも背負うものがない気楽さ
他の参加者の方がどういう職業の方かをまだ理解していないのですが、
私の場合、バリバリの通訳、翻訳を目指そうというものではないので、
皆さんと同じレベルでついていけないとしても、私の参加目的が達成されるのであれば参加の意味は十分にあります。
私の参加目的は高いレベルの英語に接する状況に身を置くことです。
そういう意味では十分に目的は達成されています。
また、その目的は仕事に直結するわけではないので、背負うものがなく、気楽に学ぶことを楽しめています。
宿題は大変ですが、それも強制ではない、というか、自分の学びたいレベルでコントロールすればいいのかなと思っています。
ちなみに今もらっているCNNの課題はSimone Biles(オリンピックアメリカ女子体操選手)とのインタビュー記事です。
朝のウォーキングで繰り返し繰り返し聞いていますが、なかなか全部聞き取るのは難しい。
よかったら聞いてみてください。
でもとてもためになっていると感じています。
Simone Bilesは私の前職 SK-IIのストーリーにも登場しています。
あと画像で出している「You Never Hear the Garden Grow」という詩の朗読練習。
こちらから聞いてみてください。
これの発音練習がとても楽しい。英語の口の開け方の練習になっていると感じています。
これもウォーキングしながら練習しています。
楽しいので、とりあえずこのまま続けてみます!
バット!