日本全県制覇2周目 28県目は滋賀の旅(2019年11月)
2019年11月16日(土)、日帰りで焼き物の里・信楽(しがらき)へ
前回27県目は静岡の旅でした:日本全県制覇2周目 27県目は静岡+熊本の旅(2019年10月)
2019年11月16日、土曜日。
滋賀県にある滋賀県立陶芸の森でみたい展覧会が開かれていたので行ってみました。
北大路魯山人とは
こちらがその展覧会です。
北大路魯山人は明治から昭和初期に活躍した芸術家です。
陶芸、漆芸、書、絵画など幅広い分野で、類稀なる才能を発揮。
素晴らしい作品をたくさん残しています。
美食を追求し続けるうちに、料理の美しさを最大限に活かせる器づくりに励むようになり、「食器は料理の着物である」という名言を残しています。
今回の展示は76歳で人生の幕を閉じた魯山人の、没後60年を記念するものです。
この日は夜に大阪でコンサートがあるので、その前に、ということで朝一番の電車で滋賀県信楽を目指しました。
こちらで神戸と信楽の距離感がわかるでしょうか。
陶芸の森はこちら:陶芸の森はこちら。https://www.sccp.jp
まずJR神戸線の新快速で草津を目指します。
草津は滋賀県になります。
貴生川へ
草津からはJR草津線で貴生川(きぶかわ)に出ます。
貴生川では信楽高原鉄道に乗り、信楽を目指します。
最寄り駅始発のJRに乗りました。まだ真っ暗です。
こちらは貴生川の信楽高原鉄道・信楽線です。
信楽高原鐵道は、JR信楽線を引き継ぎ、昭和62年2月、第三セクター鉄道として開業しました。
貴生川から信楽間を結ぶ延長14.7キロメートルの鉄道です。
こちら滋賀県甲賀市は忍者で有名です。
「甲賀流忍者屋敷」はこの貴生川から草津線で1駅先の甲南駅から徒歩約20分で行けるようです。
甲賀流忍者屋敷はこちら:https://www.kouka-ninjya.com/info/
なのでこの信楽線もあちこちに忍者が。
つり革をよく見ると
忍者が。
シートも忍者。
今度時間があれば忍者屋敷にも行ってみたいです。
信楽へ
貴生川から信楽までは5駅、20分ちょっとで着きます。
信楽は信楽焼の里として知られる焼き物のまち。
信楽は今から1,280年近く前の742年、聖武天皇により造営された「紫香楽(しがらき)宮」があった所です。
信楽焼はその紫香楽宮の宮瓦を焼くために始まったと伝えられ、日本六古窯の1つに数えられています。
聖武天皇は相次いで遷都した天皇です。
710年、聖武天皇の前の前の天皇である元明天皇が平城京に遷都して奈良時代が始まりましたが、
聖武天皇はその平城京から恭仁(くに)京→難波宮→紫香楽宮→平城京に戻る、と何回も遷都しています。
信楽駅では狸がお出迎え。
駅前に大きなたぬきの電話がありました。
またちょうどこの時、NHKの朝ドラでまさに信楽焼の「スカーレット」が放映中だったため、狸とともに街にスカーレットが溢れています。
信楽駅から陶芸の森までは徒歩20分くらいで行くことができます。
秋晴れのいい天気、秋らしい景色が綺麗でした。
陶芸の森は小高い丘にあります。
そこまでの道のりに様々な陶器が並んでいて、まさに焼き物の里に来たことが実感できます。
向こうに陶器のパンダもいました。
ここにも。
開館の9時半ぴったりに到着しました。
こじんまりとした展示ですが、素晴らしい作品が多く展示されていて、エネルギーをいっぱいいただくことができました。
こちらから展示の内容がわかります:https://www.sccp.jp/exhibitions/10592/
まとめ
やきものの里・陶芸の森。
今回は夜の予定もあり、展覧会を見るだけの弾丸訪問となってしまいました。
なかなか行こうと思って計画しないと行けない場所ですが、
駅も街も狸がたくさん、電車には忍者がたくさん、などここでしか見られない景色をたくさん見ることができました。
電車を乗り継いで行った甲斐あって、のどかで気持ちのいい場所、秋の半日を満喫しました。
次回は近くの忍者屋敷や紫香楽宮跡なども訪ねてみたいと思います。
ちなみにこの日のコンサートはこちら。
日本全県制覇2周目28県目は滋賀・信楽の旅でした。
次回は29県目、徳島の旅の予定です。