日本全県制覇2周目30県目は石川の旅(2019年12月)
カニを食べに行こう!
カニの季節になるとどうしても食べたくなります。
福井のカニは最高でした。
そちらの話はこちら:日本全県制覇2周目 20県目は福井の旅(2018年1月)
あの時のように「おひとり様」でも受け入れてくれて、最高に美味しいカニを食べさせてくれる宿を探し、今回は石川県加賀温泉に行ってみることにしました。
バスで金沢、JRに乗り換え加賀温泉へ
新潟から金沢まではバスで約4時間半で行くことが出来ます。
金沢から加賀温泉駅までは電車で約30分。
当日着いてからとその翌日と観光したいので、加賀温泉駅でレンタカーをすることにしました。
12月25日の朝、新潟からバスで出発
朝、7時55分のバスで出発しました。北陸道を一路金沢を目指します。
金沢駅には12時半ごろ到着しました。
金沢駅12時48分発のJRに乗って、加賀温泉駅に13時15分ごろ到着、予約してあったレンタカーをピックアップしました。
日本最大級!日本自動車博物館へ
行き先は全く決めていなかったので、加賀温泉 観光で検索して出てきた「自動車博物館」に行ってみることにしました。
自動車博物館へは加賀温泉駅周辺から15分くらいで行くことが出来ます。
全く予備知識なしで行ったのですが、これがとても楽しめました。
所有台数800台、常時展示数500台と日本最大級を誇るそうです。
デザインとか色とか気になるので車は好きですが、全然詳しくわけではありません。
そんな私でもワクワクしてとても楽しめるので、詳しい人にはたまらない博物館かもしれません。
こちらが博物館です。
入り口前にも沢山の車が展示してあって、ちょっとテンションが上がります。
こちらが内部、圧巻の車の数にびっくりです。
当時使われていた状態でジャンルごとにびっちり展示されています。
こういう丸い感じ、レトロな感じ、とても好きです。
自分の年と同じ車にも愛着が湧いたり
今でもこんなデザインの車があったら絶対乗りたい。
ふと父が昔乗っていた車がないか、探してみたくなりました。
数年前までFacebookのカバー写真に使っていたこの車です。
その時友人が「いすゞのヒルマン・ミンクス」という名前の車だと教えてくれました。
早速いすゞのコーナーに移動して探してみました。
そうしたらありました!
「いすゞヒルマンミンクススーパーDX」
父に見せたら喜ぶだろうなー。
いや、母も懐かしがるだろうなー。
思いがけず会えた車に両親のことまで思い出させてもらって本当に嬉しくなりました。
嬉しすぎて沢山写真を取ってしまいました。
そして探したら免許を取って最初に乗っていた車も見つけました。
「マツダのカペラ」
これは弟と乗っていたから弟が懐かしがるかな。
大きい車も可愛いのが沢山。
本当に楽しめました。
その日のFacebookから:
カニを求めて弾丸・加賀温泉ボッチ旅。
途中で寄った自動車博物館は500台もの展示があり、車好きだった父が来たら喜んだだろうなー。以前FBのカバー写真にしていた車を見て友人が名前を教えてくれたのを思い出し、探したらありました!いすゞのヒルマン・ミンクス。形もレトロ可愛いくて、色も素敵で今乗りたい。もうすぐ2回目の命日、父の分まで萌えました。
自動車博物館はこちら:https://www.hot-ishikawa.jp/spot/6043
幸せ!カニの夜
今回の宿は「みどりの宿 萬松閣(ばんしょうかく)」さんです。
萬松閣はこちら:https://www.bansyoukaku.co.jp
利酒セットからスタート。
本命のカニはこちら。
他のお料理もとても美味しく
そして素敵な仲居さんが目からウロコな「カニ味噌の上手な取り出し方」を教えてくれまさした。
- 甲羅を外します。
- しっぽみたいなのを外します(写真の左側)。
- お皿に甲羅側を向けて(お腹を上にして)両手で内側にパキッと割ります(カニが右半身、左半身になるように)。
- カニ味噌がお皿にポトッと落ちます(左から2番目)
こんな感じです。
これでお箸でホジホジする手間なくチャンクで食べられます
ぜひお試しください。
そしてこちらは朝食。
こちらも美味しくいただきました。ごちそうさまでした。
26日は加賀温泉駅周辺を探訪
特に予定を立てていなかった2日目はこんな感じで行き当たりばったり、ぐるっと回りました。
石川県九谷焼美術館へ
こちら加賀市が九谷焼の発祥の地で、石川県の体表的な美術工芸品である九谷焼の、日本唯一の専門美術館です。
このように「古九谷の杜親水公園」と言う公園の敷地に建てられた庭園ミュージアムでもあります。
カフェもとても素敵でした。
そして開催されていたこちらの展示で見た、この北前船の図柄にとても魅せられました。
「まとも図」と言うそうです。
船の後ろのことを「とも」というそうなのですが、船は真後ろから風を受けると真っ直ぐに進みます。
この真後ろから吹く風のことを「まとも」というそうなのです。
これが語源となって「真っ直ぐ向かい合うこと」「真面目なこと」「真正直なこと」などを「まとも」というそうです。
私は帆という字が名前につくので、北前船とか帆船とかにとても惹かれるのですが、この「まとも」の話にもとても惹かれてしまいました。
そしてこの九谷焼の作品にもとても惹かれました。
石川県九谷焼美術館はこちら:https://www.hot-ishikawa.jp/spot/4601
北前船の里資料館で運命の杯と出会う
加賀温泉 観光で検索したら出てきたのがこちら。
北前船に弱いので行ってみることにしました。
北前船の船主だった人の家屋に、北前船に関するさまざまなもの、船の模型から船箪笥、当時の望遠鏡や地図などが展示されています。
そしてアンティークの九谷焼なども販売していました。
その中に見つけてしまったのがこちら。
先ほど見た「まとも図」の杯です。
これは何かのご縁、家宝にしようと購入しました。
先ほど美術館で拝見したのと同じ、北村隆先生の作品です。
家ではしまっておくのはもったいないので、常時見えるところに飾って、実際に使って楽しんでいます。
とても良い旅の思い出です。
北前船の里資料館はこちら:https://www.city.kaga.ishikawa.jp/section/kitamae/
中谷宇吉郎雪の科学館へ
知らない土地に行くと、ここへ来なかったら絶対一生全く知らなかっただろうな、という施設や美術館に出会うことがあります。
こちらもそうです。
中谷宇吉郎雪の博物館です。
人工雪を世界で初めて作った中谷宇吉郎先生を紹介する博物館です。
北前船の里資料館から加賀温泉駅方面に戻ろうと走っていて、ちょっと変わった建物が目に入り近づいてみたらこの博物館でした。
この先生のことも知らなかったのですが、展示も内容も実験もそして立地も面白く、偶然に感謝しました。
お天気が良ければ白山が綺麗に臨めるそうです。
カフェもとても素敵でした。
こういうことがあるから、予定を立てずに行動するのは楽しいです。
加賀温泉駅に戻り、レンタカーを戻し、電車で金沢に出て、17時半のバスで新潟へと出発しました。
まとめ
カニを求めて弾丸1泊の石川の旅。
1泊2日だと思えないほど、沢山の思い出が出来ました。
カニだけ決めて、他は全て現地で行き当たりばったりの旅でしたが、自動車博物館も九谷焼美術館も北前船資料館も、そして雪の科学館も全てが大満足の旅でした。
さらに北村隆先生の「まとも図」の杯のお土産つき。
最高です。
日本全県制覇2周目30県目は石川県・加賀温泉の旅でした。
次回は31県目、愛知の旅の予定です。