最高の初スノーシュー体験!妙高って素晴らしい!
新潟インバウンドカレッジの卒業遠足で妙高へ!
昨年9月からお世話になっている新潟インバウンドカレッジの卒業遠足で、
妙高に行って人生初のスノーシューを体験してきました!
新潟インバウンドカレッジの話はこちら:新潟インバウンドカレッジ修了式!目からウロコの学びの6ヶ月!
妙高もスノーシューも初めてでウキウキする反面、
2002年の交通事故で骨折しているのと、
2017&18年に両股関節の人工股関節への置換手術をしているので、
その話はこちら:人工股関節置換手術のこと その1 大腿骨骨頭壊死見つかる
また、人工股関節はチタンでできているので、
骨折すると骨より硬いものが入っているので、大変なことになるらしく、
ちょっとだけ不安な気持ちがあったのも事実ですが、
何事もやってみなければわからない!ということで参加してきました。
集合は妙高でスノー関連のアクティビティのグッズ販売とガイド、
そして執筆業もこなしてしまう日本居住歴40年のビルさんのオフィス兼ショップです。
DansingSnowはこちら:https://www.dancingsnow.com/ja/index_j.php
朝10時に集合なので、上越に前泊することにしました。
雪のある知らない場所に朝からバタバタ行くのが不安だったからです。
なにしろ焦りやすい方なので、雪と時間のプレッシャーで焦って事故、が1番怖いので安全を取りました。
泊まったのは上越アートホテル。
前回11月にインバウンドカレッジで上越に来たときにも宿泊していて、
その時は富山旅行と組み合わせて前々泊が富山、前泊を上越でしました。
上越アートホテルはこちら:http://www.art-joetsu.com/
天気は大荒れ、雨予報!どころか青空が!
翌朝、ホテルから妙高のビルさんのオフィスを目指します。
ホテルを出た時には小雨が降っていましたが、
妙高に近づくにすれ時々青空も見えています。
これから大きく天気が変わるのかもしれないので油断はできませんが、
できれば雨は降らないでほしい!
ビルさんの綺麗なオフィスに続々とメンバーが集まりました。
スノーシューやスノーブーツなど、貸していただくものの準備ができたら出発です。
午前中、ビルさんの案内でスノーシューでバックカントリーを歩きます。
ビルさんの車に全員で乗って、出発地点の駐車場に到着。
ここからバックカントリーに入っていきます。
初めて履くスノーシューはTUBBSというブランドのもの。
TUBBSはこちら:http://www.k2japan.com/brand/tubbs.html
思っていたよりずっとオシャレで綺麗でそして軽くて、私も自分のものが1つ欲しくなりました。
つま先がわを固定して、かかと側は固定せずに動かすことができます。
バックする時にはちょっとコツが必要でした。
これがあったら新潟市で雪が降った時でも、やすらぎ堤で遊べそうです。
林の中をビルさんを先頭に一列になって登ったり、下ったり。
雪の上の気持ちのいい空気感と、雪を踏みつける独特の感触。
雪の上を行き交うたくさんのうさぎの足跡、そしてクマの爪痕まで、
全てが楽しい経験でした。
今回の学び
初めてのスキーシュー、初めてのバックカントリーではたくさんの学びがありました。
やどり木
木の上の鳥の巣のようになっているのは「やどり木」というもの。
冬になると見かけると思っていましたが、あれは鳥の巣ではなく常緑の植物。
木に寄生する植物で、とてもベタベタ独特の手触りなんだとか。
寄生するとはいえ、常緑なので半分は光合成をして生きているのだそうです。
それで半寄生植物と言われるそうです。
このやどり木、英語ではミスルトウ。
Misletoeってクリスマスの、Merry Christmas to Youの歌に出てくるあれですよね!
Everybody knows a turkey and some mistletoe♪
知らなかった!
雪虫
歩いていると、雪の上に小さな虫をよく見かけました。
雪虫です。
写真には撮れませんでしたが、調べてみると北海道の綿のような分泌物を出す虫のことが多く出てきます。
私が見たのはそのような綿はなくて、羽蟻のような虫でした。
雪虫、雪虫、どこかで聞いたような……
その時は思い出せなかったのですが、そうです、北越雪譜に出てきました。
北越雪譜は鈴木牧之(ぼくし)という人が書いた、江戸後期における越後魚沼の雪国の生活を描いた本です。
天保8年(1837)に江戸で出版されて大ベストセラーになったのだそう。
様々なことについて記載されていて、とっても面白いのですが、何せ文語体で書かれているので、
私も読み始めてかなり経ちますがなかなか進まずにいます。
その最初の方で雪虫のことが書かれていたのを後になって思い出しました。
その中には「(略)越後の雪中にも雪じょ(虫編に且)あり、
此虫早春の頃より雪中に生じ雪消終ば虫も消終る、
始終の死生を雪と同じうす」と書かれています。
素晴らしい景色と空気感にスキー心がうずうず!
歩きすすむうちに雨の予報はどこへやら、で、とってもいい天気になりました。
Yussちゃんが撮ってくれたこの写真、本当に綺麗です。
スノーシューもとっても楽しくて、これからも続けたいと思ったのと同時に、
大好きだったスキーをまたやりたくなってうずうずしてしまいます。
先生に聞いたら、きっとやりたいなら止めませんっておっしゃるでしょう。
ただ思いがけずこけて良きせぬ骨折や脱臼をしてしまうこともスキーではあり得るし。
娘をはじめまた多くの人に迷惑をかけると思うと、悩むところです。
スキーの楽しさを思い出させてくれた今回のスノーシュー体験ですが、
アフタースキーの楽しさもしっかり思い出させてもらいました。
今回お世話になった皆様、本当にいい経験をありがとうございました!
まとめ
昨年9月からお世話になった新潟インバウンドカレッジの卒業遠足で、
妙高にスノーシュー体験に行ってきました。
心配した雨どころか青空にも恵まれて、開放感と緊張感、
そして雪の上を行き交ううさぎの足跡や木の幹に残る熊の爪痕など、
本当にいい経験をさせてもらいました。
久しぶりに雪の上に立って、またスキーがしたい!とうずうず。
アフタースキーの楽しみもしっかり思い出しました。