マリメッコ伝説のデザイナー!「マイヤ・イソラ」を見にシネウインドへ!
デザインの刺激をもらいに伝説の映画館・シネウインドへ
久しぶりにミシンを踏んだ日曜日。
その話はこちら:スッキリ!溜まったハギレでカーテン作り!おまけにマスクも新調!
その中にマリメッコのハギレもありました。
偶然といえば偶然ですが、
先日、万代シティのシネウィンドを通りかかったときに見たポスターを思い出しました。
マリメッコの伝説のデザイナー、マイヤ・イソラのドキュメンタリー映画で、
4月15日から21日までの上映が予定されています。
今週はちょこちょこ外出の予定が入っているので難しいかな、と思いましたが写真だけ撮っておきました。
マリメッコのハギレを見てそれを思い出し、よく見てみると、
行けるとしたら月曜日の11時55分の放映だけ、ということがわかりました。
他にやらなければならないことも山積みですが、
ハギレで思い出したのも何かの縁、ということで映画を優先することにしました。
シネウインドは、地元映画館の閉館を機に、市民が立ち上がって出来た伝説の映画館で、
個性的な映画を上映することで有名です。
今週はこのマリメッコのデザイナー、「マイヤ・イソラ」の他にも、
「丘の上の本屋さん」というイタリアの作品や、
「ロックンロール・ハイスクール」というロック満載の作品など面白そうな映画が上映されています。
シネウィンドはこちら:https://www.cinewind.com
マリメッコ伝説のデザイナー、「マイヤ・イソラ」とは?
みんな大好き・マリメッコは北欧を代表するファブリックのブランドです。
一番人気で有名なのは、けしの花をデザインした「ウニッコ」という作品で、
赤、青、黄色、などなど多様な色彩のパターンで多くのデザインが作られています。
このマリメッコのウニッコをはじめ、
マリメッコのデザインの多くを担当したのが今回の主役、マイヤ・イソラでした。
創業前の1949年からの数年間も入れると、
38年間の間に500以上ものデザインをマリメッコに提供したのだそうです。
マリメッコは2021年に70周年を迎えたとのことですが、
今見てもどのデザインも色褪せることなく、スタイリッシュでカラフル。
大胆で繊細、そしてユニーク。
そして大胆なデザインなのに飽きが来ない、本当に素晴らしい作品ばかりです。
我が家のカーテンもマリメッコです。
この映画ではそんなマイヤの人生を時系列で追いながら、
多彩なデザインを生み出した創作の源と秘密に迫ります。
マイヤの娘・クリスティーナの回顧録のような語りで物語が進んでいきます。
映画「マイヤ・イソラ」はこちら:https://www.cinewind.com/movie/32563/
旅をしながら創作を続けた恋多き人生!
マイヤは18歳で結婚。
19歳で娘のクリスティーナを出産しています。
その父親である男性との詳細は語られませんでしたが、
10歳以上年上の男性で、結婚は長く続かずその人とは最初の離婚を経験します。
マイヤが芸術大学に進んだのはクリスティーナの出産後。
在学中にマリメッコの創業者であるアルミに認められ、
我が子は実の母親に預けてデザイナーの道へ進んでいきます。
その割り切りにもびっくりですが、驚くべきはマイヤの旅好きです。
旅というより移住に近いスパンで、世界中を旅しているのです。
北欧をはじめ、パリなどヨーロッパ、アメリカやアフリカまで、
世界中を旅しては旅先から家族宛のポストカードを出しています。
その旅先から出したポストカードのマイヤの言葉を受けるように、
それを受け取ったクリスティーナの回顧録が重ねられていきます。
旅をしては恋をして、恋をしては旅をする。
恋多きマイヤは3度の結婚と離婚を繰り返しました。
恋についてクリスティーナと語り合ったこともあるそうです。
恋愛からエネルギーをもらって作品にする。
人間を食べる、とマイヤは表現していたのだとか。
その生き様も大胆で自由ですが、
娘とそんな話をする関係性も彼女という人を知る一つの手がかりになりました。
まとめ
マリメッコは大好きですが、そのデザイナーの人となりについて初めて知りました。
早くして結婚、19歳で出産。
芸術大学に行ったのは出産後で、子供を実母に預けてデザイナーに道に邁進していくという、
なんとも自由で大胆な生き様がかっこいい。
旅をして恋をしてそれを作品の糧にする恋多き女性、マイヤ。
シングルマザーで旅好き、という共通点を見つけて、なんとなく親近感が湧きました。
やっぱりマスクじゃ我慢できない!
マリメッコのファブリックでワンピースが作りたくなりました。