ブロードウェイ・ミュージカル「CHICAGO」へGO!
アフタヌーンティーの後はミュージカル!
帝国ホテルのスヌーピーのアフタヌーンティー。
遅くなった誕生日のお祝いにと、娘がご馳走してくれました。
その話はこちら:娘からのプレゼント…スヌーピーのアフタヌーンティー!
可愛さと美味しさでお腹も心も大満足した後は、東京国際フォーラムで上演中のブロードウェイ・ミュージカル「CHICAGO」の鑑賞に行ってきました。
今回の上京、このCHICAGOの予定が先に入っていたんです。
その後に娘からアフタヌーンティーに行こうと誘われたのですが、このアフタヌーンティー、とても人気で最初に希望していた日にちでは空きがなく、一度は諦めました。
でもひょっとして、とミュージカルの前なら行けるかも、と見てみたら偶然取れたのです。
ちょっとバタバタになってしまうかも、と思いましたが、
場所的にも日比谷から有楽町なので歩いても10分くらいで行けるし、
食事ではなくアフタヌーンティーなので、そんなに長居もしないはず、
とミュージカルの前に行くことにしたのでした。
娘とのミュージカルは10月のKinky Boots以来。
11月も大阪で渡辺直美ちゃんのHair Sprayを鑑賞予定でしたが、コロナで中止になってしまったのは残念でした。
その話はこちら:マティーニで乾杯!ミュージカル中止…からの大阪満喫・母娘旅
ブロードウェイ・ミュージカル「CHICAGO」とは
「CHICAGO」は、トニー賞最優秀リバイバル・ミュージカル作品賞に輝き、2021年でブロードウェイでのロングラン25周年を迎えたミュージカル。
アメリカのブロードウェイ作品としては歴代1位のロングランを誇っています。
これまでにトニー賞6部門、ローレンス・オリヴィエ賞2部門、グラミー賞など数々の賞を受賞し、ブロードウェイ・ミュージカルの代名詞とも言える作品となっています。
日本では1999年から、今までで合計9回の海外カンパニーにおける来日公演、2回の日本人キャスト公演、そして2回の宝塚歌劇団OGたちによる公演が行われています。
今回、ロキシー役を演じる予定だった女優の米倉涼子さんが病気で降板、というのも話題になった講演です。
STORYと曲
1920年代、禁酒法時代のアメリカ・イリノイ州シカゴ。
ジャズの音色が響き、マフィアが暗躍する夜の街。
All That Jazz
夫と浮気相手の妹を殺害した元ヴォードヴィルダンサー、ヴェルマ・ケリーが現れます。
曲の途中、ナイトクラブで働く人妻ロキシー・ハートが、浮気相手の常連客フレッド・ケイスリーを撃ってしまいます。
ロキシーのお人好しの夫エイモスは、彼女の身代わりとなって出頭します。
Funny Honey
そんな愛すべき夫への想いを口にするロキシー。
しかし、エイモスは死んだのは妻の浮気相手だと気付き、憤慨して警察に真実を話してしまいます。
ロキシーは殺人犯監房へ入ることに。
Cellblock Tango
そこにはヴェルマをはじめ、自分の無実を高らかに訴える女性殺人囚たちがいました。
When you`re good to Mama
ロキシーに「見返りをくれればそのお礼をするよ」と “ギブ&テイク”の精神を説く女看守長ママ・モートン。
無罪を勝ち取ってショービズ界へのカムバックを目論むヴェルマ。
ヴェルマはマスコミの注目を奪ったロキシーが気に入りません。
All I Care About
ヴェルマの代理人を務めるのは凄腕弁護士ビリー・フリン。
金や名声より「愛こそがすべて」だとうそぶき、ロキシーの弁護を引き受けます。
A Little Bit Of Good
手始めにビリーは、お涙頂戴ドラマに弱いタブロイド紙の記者を利用しようと画策。
We Both Reached For The Gun
記者会見を開き、ロキシーの偽りの過去と正当防衛の作り話をでっち上げます。
Roxie
ビリーの話を信じたマスコミや世間の注目を浴びて大喜びのロキシー。
スターになった自分の晴れ姿を夢見るようになるのです。
I Can’t Do It Alone
ロキシーが注目を浴びて焦るヴェルマ。
My Own Best Friend
ロキシーに手を組もうと持ち掛けますが、もっと衝撃的な事件が起きて、マスコミの関心はそっちに行ってしまいます。
もう頼りになるのは自分だけ。
するとロキシーは「実は妊娠している」と告白。
新ネタに狂喜したマスコミは、再び彼女に注目します。
I Know A Girl
ヴェルマは、転んでもタダで起きないロキシーに呆れながらも感心します。
Me And My Baby
想像の赤ちゃんを思って上機嫌のロキシー。
Mr. Cellophane
一方、周囲から忘れられたエイモスは、自分がセロファンのように透明で目立たない存在だと切なく歌います。
Razzle Dazzle
名声に溺れて強気になったロキシー。
しかしビリーは自分こそがすべてを巧みに操る”スター”なのだと自信たっぷり。
Class
ビリーの筋書き通り、法廷で社会の被害者を演じるロキシー。
その様子を聞いたヴェルマとママ・モートンは、道徳や品位など地に落ちた今の世のありさまを嘆きます。
そして判決の時。
ロキシーは見事無罪に。
しかしまたスキャンダラスな殺人事件のニュースが舞い込み、マスコミはそちらに行ってしまいます。
茫然自失するロキシー、そして同じくマスコミに見放されたヴェルマ。
この二人がどうなるのかはお楽しみ!
ミュージカルCHICAGOはこちら:https://chicagothemusical.jp
まとめ
東京国際フォーラムで上演中のブロードウェイ・ミュージカル「CHICAGO」に行ってきました。
感動するストーリーというのとは違いますが、エンターテイメントとして踊りも歌もカッコよくてさすが!です。
All That Jazzで気分が上がりますが、女性殺人囚によるCellblock Tangoもかっこいい!
殺人罪を自分なりの解釈で正当化しているのもすごいですけどね。
こういうストーリーが作品として愛されるのもアメリカっぽい!って思いました。
あとエイモスが淡々と歌うミスターセロファンが切ないです。
リチャード・ギアの映画版CHICAGOも見てみたくなりました。